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だんじりの町の、山手の湯
四季まつりは大阪府岸和田市大沢町、和泉山脈の山手にある。岸和田といえば海沿いのだんじり祭りだが、市域は南の山まで広い。その奥、牛滝川のほとりだ。
名前には二つの意味が込められている。ひとつは、四季それぞれにおまつりのように楽しめる場所であること。もうひとつは、岸和田の象徴であるだんじりまつりを感じてほしいということ。そう施設は説明している。
2019年7月にリニューアルオープンしている。
二つの天然温泉
湯は二系統ある。
露天風呂に引いているのが牛滝温泉。ナトリウム・塩化物炭酸水素塩泉で、効能は関節痛、筋肉痛、神経痛。施設は「絹のような肌触りで高い保湿性があり、お肌がしっとりつるつるになる『美人の湯』」と書き、「抜群の保湿力で身体の芯からじんわりと温まり、いつまでも湯上がりぽかぽかです」と続けている。
内湯は系列の滝の湯に湧出するラドン温泉(弱アルカリ泉)。効能は高血圧、痛風、動脈硬化。
露天と内湯で泉質が違う、というのがこの施設の構成だ。
屋上に上がれる
風呂を出たところに屋上へ続く階段がある。上がるとテラスがあり、空を見上げながら涼める。施設が「天空の露天風呂」と呼んでいるのはこの構えのことだ。
露天エリアは広く、朝は霞がかった夜明け、昼は太陽と風、夜は山の静けさと川のせせらぎ。脱衣室と浴室も密にならないよう広く取られている。
宿泊者の入浴は6時から23時。日帰りは9時から21時。
日帰りは一回だけ
日帰り入浴の条件は、はっきり書かれている。大人750円、子供350円、岸和田市居住の65歳以上700円。宿泊者(キャンプを除く)は無料。
そして「平日・休日ともにご入浴は1回限りとなっております。ゲートを出られてからの再入場はできません」。
バーベキューや川遊びと組み合わせるなら、入る順番を考えたほうがいい。遊んだあとに汗を流す、という使い方が自然だろう。
アメニティとタオルは持参が基本。レンタルと販売があるが、バスタオル100円、タオル150円、歯ブラシ100円と細かく分かれている。
入口の横には無料の足湯がある。土日のみの営業。
泊まり方が十通り
客室は10タイプ。ここが普通の温泉旅館と違う。
和室13室、洋室5室(一部バリアフリー対応)という旅館らしい部屋のほかに、ラグジュアリーな「四季彩」、大人数向けの「春夏秋冬」、そしてお部屋専用の露天風呂が付いた特別室が2室。
さらに、水盤上に浮かぶドームテントの水上グランピングが4室、サウナとお風呂を備えたサウナグランピング、愛犬と泊まれるトレーラーハウス4棟、大人11名まで使えるログロク1棟、カナディアンログハウス5棟。
四季彩や春夏秋冬にはBBQ用ガスコンロ、IHキッチン、ピザ窯、カラオケ機器まで付く。温泉宿というより、温泉のあるリゾート施設だ。
川遊びとバーベキュー
バーベキュー場とキャンプサイトがある。四季まつり川遊び会員に登録すれば、隣接する河川敷で川遊びやバーベキューができる。
館内には畳敷の湯上がり処とマッサージチェア、お食事処「扇」。日帰りでも本格懐石からお手軽メニューまで食べられる。
牛滝山と大威徳寺
近くに牛滝山があり、大威徳寺という古刹がある。多宝塔は国の重要文化財で、秋の紅葉が知られる。
山を下りれば、岸和田の市街には城とだんじり会館がある。ここから大阪市内までは1時間ほど。朝に城下町、午後に山の湯という一日が組める。
この施設を選ぶなら
静かな湯治宿を求める人には向かない。家族やグループで一日遊ぶ場所だ。
逆に、子ども連れやグループで大阪近郊の山へ行きたいなら、これほど選択肢の多い施設はない。温泉、川遊び、バーベキュー、グランピング、サウナ、愛犬同伴。そのどれかが目的でも成立する。
大阪の温泉は数が少なく、犬鳴山は修験の谷、天見は文化財の宿。牛滝はその三つ目で、いちばん賑やかな一軒だ。
牛滝温泉 四季まつりのよくある質問
Q温泉の泉質は?
施設は、外湯(露天)が牛滝温泉でナトリウム・塩化物炭酸水素塩泉、内湯が系列の滝の湯に湧出するラドン温泉(弱アルカリ泉)と案内しています。効能は外湯が関節痛・筋肉痛・神経痛、内湯が高血圧・痛風・動脈硬化。牛滝温泉は絹のような肌触りで高い保湿性があり、肌がしっとりつるつるになる「美人の湯」として人気だとしています。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてください。
Q日帰り入浴の時間と料金は?
9時から21時(最終受付20時30分)。大人(12歳以上)750円、子供(3歳以上)350円、岸和田市居住の65歳以上700円。宿泊者(キャンプを除く)は無料です。入浴は1回限りで、ゲートを出ると再入場できません。アメニティやタオルは持参が基本で、レンタル・販売もあります(バスタオル100円、タオル150円など)。刺青・タトゥーのある人の入浴は断っています。
Q客室にはどんなタイプがありますか?
10タイプあります。ラグジュアリーな「四季彩」、大人数向けの「春夏秋冬」、お部屋専用の露天風呂が付いた特別室(2室)、和室(13室)、一部バリアフリー対応の洋室(5室)、水上グランピング(4室)、サウナ付きのサウナグランピング、愛犬と泊まれるトレーラーハウス(4棟)、大人11名まで使えるログロク(1棟)、カナディアンログハウス(5棟)です。
Q足湯はありますか?
あります。施設入口の横に無料の足湯があり、土日のみの営業です。タオルの貸し出しはありません。
Q温泉以外に何ができますか?
バーベキュー場とキャンプサイトがあり、四季まつり川遊び会員に登録すれば隣接する河川敷で川遊びやバーベキューができると施設は案内しています。水盤上に浮かぶドームテントの水上グランピング、サウナとお風呂を備えたサウナグランピングもあります。館内には畳敷の湯上がり処とマッサージチェア、お食事処「扇」があります。
Qアクセスは?
南海本線の岸和田駅から車で約35分です。送迎バスがあります(運行表は公式サイトに掲載)。駐車場があり、料金については施設のページに案内があります。
似た条件の宿
この宿と共通する条件を持つ、別の温泉地の宿です。並びは共通する条件の数で、順位ではありません。

秩父七湯『御代の湯』 新木鉱泉旅館
埼玉県文政10年(1827年)創業埼玉県秩父市、約200年前から湧き続ける「御代の湯」を引く鉱泉宿。単純硫黄冷鉱泉で源泉温度約15度、加温して使う。つるっとした卵の白身のような肌ざわりから「卵水」と呼ばれる。露天風呂付き客室が石・陶器・ひのき・御影石の4種、直径150センチの御影石の貸切風呂もある。日帰り入浴は12時から21時。西武秩父駅からタクシー10分、送迎あり。通常は木曜定休。

二岐温泉 大丸あすなろ荘
福島県江戸時代から大丸屋として旅籠を営む二岐山の麓、二岐川沿いに建つ日本秘湯を守る会の会員宿。江戸時代から大丸屋として旅籠を営んできた老舗で、六つの源泉をすべてかけ流しで使う。名物は川床の岩盤の亀裂から湯が自噴し、水流で削られた三つの甌穴の底から湧く「自噴泉甌穴岩風呂」。川面に手が届きそうな渓流露天風呂と、露天風呂付きの客室6室を含む全24室。日帰り入浴は11時から14時30分。新白河駅から1日1便の予約制バスが出る。

武田尾温泉 紅葉舘 別庭 あざれ
兵庫県武田尾温泉の12室の宿。武庫川の渓谷沿いに全室一戸建ての離れが並び、どの部屋にも源泉かけ流しの半露天風呂が付く。大浴場「かわせみの湯」「やませみの湯」にも源泉かけ流しの露天風呂がある。泊食分離で、食事は茶寮「心」。武田尾駅から徒歩5分。
※ 料金・空室・設備・営業状況は変わります。当サイトが掲載しているのは創業年や建築など変わりにくい情報のみです。 最新の情報は予約サイト、または公式サイトでご確認ください。
