
庵治温泉
Aji Onsen
香川県高松市、庵治半島の先端に湧く温泉。三方を瀬戸内海に囲まれた庵治町唯一のホテルが湯を引く。露天風呂の「平家の湯」と岩風呂の「源氏の湯」があり、瀬戸内の島々を眺めながら入れる。単純温泉と単純弱放射能泉で、効能はリウマチ、神経痛、胃腸病、皮膚病、糖尿病など。日帰り入浴は11時から15時。高松駅からバスで終点下車すぐ。
四国の温泉地を21件掲載しています。 泉質・pH・泉温・アクセスを同じ形式で並べているので、 名前を知らない温泉地でも中身から選べます。
四国の二つは、置かれた場所が正反対にある。道後は松山市街のなかにあり、路面電車で空港からも駅からも直通する。日本三古湯のひとつで、pH9前後のアルカリ性単純温泉が刺激なく湧く。祖谷は四国山地の内側、平家の落人伝説が残る深い谷にあり、湯に入るまでにケーブルカーで170メートル下りる。街のただ中の古湯と、谷底の一軒宿。同じ島で、これほど条件が離れている。
本州からは瀬戸大橋、明石海峡大橋、しまなみ海道の三つの経路がある。松山へは空路が最も早く、羽田からおよそ1時間30分。祖谷へはJR土讃線の大歩危駅が入口になり、大阪から4時間ほど。四国は鉄道が海沿いを回る形になっているため、内陸へ入るなら車のほうが自由になる。道後と祖谷を続けて訪ねるなら、松山から高知経由で東へ抜ける経路になる。

Aji Onsen
香川県高松市、庵治半島の先端に湧く温泉。三方を瀬戸内海に囲まれた庵治町唯一のホテルが湯を引く。露天風呂の「平家の湯」と岩風呂の「源氏の湯」があり、瀬戸内の島々を眺めながら入れる。単純温泉と単純弱放射能泉で、効能はリウマチ、神経痛、胃腸病、皮膚病、糖尿病など。日帰り入浴は11時から15時。高松駅からバスで終点下車すぐ。

Ashizuri Onsen
四国最南端、足摺岬に湧く温泉郷。およそ1200年前、嵯峨天皇の勅願で弘法大師が金剛福寺を建立した際にこの湯で疲れを癒したと伝わる。その後の地殻変動で約150年ほど湧出が絶えたが、平成に入って「蒸気灘」と呼ばれた場所を掘削するとラドンを含む湯が出た。源泉名はあしずり温泉、単純弱放射能泉。太平洋を見下ろす露天風呂が岬の宿にある。中村駅からバスで約100分と遠い。

Dogo Onsen
日本三古湯のひとつ。『万葉集』にも登場する湯が、明治建築の道後温泉本館とともに現役で使われ続けている。

Furuiwaya Onsen
愛媛県上浮穴郡久万高原町直瀬、国指定の名勝・古岩屋の奇岩群の足元に湧く湯。吉野朝時代から湧いていたと伝わる歴史ある湯だと宿は書く。湯を引くのは国民宿舎古岩屋荘の一軒で、泉質は低張性アルカリ性冷鉱泉、自然石を組んだ岩風呂を男女に一つずつ持つ。露天風呂はない。四国八十八か所の45番札所岩屋寺まで3キロ、44番札所大宝寺まで9キロで、遍路道の途中にあたる。日帰り入浴は水曜を除く12時から20時。

Iwato Onsen
剣山の麓、つるぎ町一宇の貞光川沿いに湧く温泉。剣山登山の入口の国道438号を南へ入った山あいに、町の温泉保養センターから続く宿が一軒建ち、さらっとした湯の大浴場の窓から四季の山肌と川を見る。泉質は単純硫黄化水素泉と徳島県の観光サイトは書く。剣山、奥祖谷の二重かずら橋、貞光の二層うだつの町並みと組む。日帰り入浴は平日15時から、祝日11時から。貞光駅から車25分。

Iya Onsen
谷底の露天風呂へケーブルカーで下りる山中の一軒宿の湯。平家の落人伝説が残る祖谷渓にあり、かずら橋が近い。

Kamiyama Onsen
徳島県名西郡神山町、鮎喰川の支流・上角谷川に沿う里山の温泉。慶応四年に開業した湯屋を起源に持つと施設は書き、天女がさずけたと伝わる霊泉として郷人に愛されてきた。重曹を含む食塩泉でぬめりがあり、塩分が多いのに湯冷めしにくい「美人の湯」。日帰り温泉「いやしの湯」はロビーも脱衣所も浴場もすべて畳敷きで、滑りにくい。徳島市街から車で約45分。

Konoka Onsen
高知県吾川郡いの町桑瀬、吉野川の源流部を見下ろす国道194号沿いにある温泉。道の駅木の香に併設され、施設は木をふんだんに使って建てられている。泉質はナトリウム塩化物泉で、宿は目の前の吉野川を眺めながら川のせせらぎとともに湯に入れると書く。男女別の内風呂と露天風呂、サウナがあり、宿泊は9室。愛媛との県境に近く、石鎚山を背にして尾根を走る町道「UFOライン」の入口にあたる。日帰り入浴は11時から20時、火曜定休。

Konpira Onsen
こんぴらさん(金刀比羅宮)のお膝元にある温泉郷。785段の石段の参道に宿が並び、宿ごとに源泉を持つ。江戸前期に創業した旅籠を前身に持つ宿があり、森鴎外や与謝野晶子が泊まった。江戸時代の芝居小屋「金丸座」が残る門前町の湯。

Matsubakawa Onsen
高知県高岡郡四万十町、四万十川の源流域・日野地川の渓谷に湧く一軒宿の温泉。江戸時代にはすでに霊泉として知られていたと宿は伝える。全国でも珍しく二種の源泉を持ち、内湯は単純硫黄冷鉱泉でpH9.6、露天は温泉法第二条に該当する温泉でpH9.3。とろみのある湯ざわりで、日帰り入浴もできる。JR窪川駅からバスで35分。

Miai Onsen
香川県仲多度郡まんのう町勝浦、徳島との県境に連なる阿讃山脈の山峡にある温泉。湯を使うのは2017年5月26日に開いた湯山荘阿讃琴南の一軒で、ホテルニューアワジグループが里山の別荘として建てた宿である。自家源泉の美合温泉を使い、泉質は低張性アルカリ性冷鉱泉。土器川の河畔に岩風呂や深湯、寝湯を並べた河畔風呂「せせらぎ」があり、サウナ付きの貸切露天風呂も持つ。JR琴平駅からバスで35分。

Naruto Onsen
徳島県鳴門市、瀬戸内海国立公園の中に湧く温泉。地底1120メートル、約1億年前の地層から湧く弱アルカリ性(pH8.0)の天然温泉で、海のミネラルと重曹を含む。塩分濃度が非常に高く塩辛いのが特徴で、保温効果に優れ湯冷めしにくいと宿は書く。鳴門海峡から紀伊水道、太平洋へ続く水平線が見える立地で、海に昇る朝日や満月の夜の「ムーンロード」が眺められる。大塚国際美術館と渦潮が近い。

Nibukawa Onsen
今治市の山間、奥道後玉川県立自然公園の鈍川渓谷にある湯。道後、本谷とともに伊予の三湯といわれ、今治藩の湯治場として賑わった。湧出は平安時代にさかのぼり、明治4年に旧今治藩が温泉場を整備、大正14年に温泉組合の温泉が発足、平成元年の掘削で地下300メートルから多量の湯が湧いた。ラドン含有量が高いアルカリ性単純泉でpH9.8、ぬめりのある「美人の湯」。愛媛で道後に次ぐ温泉地と組合は書き、冬はいのぶた鍋。今治ICから車で15分、しまなみ海道の入口。

Oboke Onsen
四国のまんなか、吉野川が結晶片岩を削った国の名勝・大歩危峡の岸に湧く温泉。2億年の岩を船で巡る遊覧船の乗り場に宿が建ち、露天風呂からエメラルドグリーンの川と朱色の橋を見下ろす。源泉は18度の単純硫黄泉の冷鉱泉で、宿は沸かして循環濾過で使うと明記する。祖谷のかずら橋へ30分、高知からも岡山からも特急で1本。大歩危駅から車5分。

Okudogo Onsen
道後温泉から車で10分、松山市の北東を流れる石手川の渓谷にある温泉。道後の北東約4キロの石手川沿いに湯の元、湧ヶ淵、末、水口、塚谷、柳の湧口が並ぶ「湯山七湯」の一つで、宿の源泉は「末」から引く。pH9.4のアルカリ性単純硫黄泉が毎分400リットル湧き、38度の源泉を42度に加温してかけ流す。西日本最大級と宿が名乗る約千畳の大露天風呂から杉立山の渓谷を見る。上流の湧ヶ淵には大蛇退治の伝説。

Shionoe Onsen
高松の市街から南へ25キロ、阿讃山脈の山あいにある香川県最古の温泉郷。約1,300年前の奈良時代に行基が見つけ、空海が湯治を勧めたと伝わり、「高松の奥座敷」と呼ばれる。四国に二つしかない国民保養温泉地の一つで、環境省の計画書によれば源泉は六本、いずれも15〜20度の冷鉱泉を沸かして使う。宿の一つはpH9.12のアルカリ性の湯を全客室に引く。高松空港から車で15分、高松駅からバスで75分。

Shodoshima Onsen
瀬戸内海のオリーブの島、小豆島の土庄に湧く温泉。干潮のとき砂の道が現れるエンジェルロードの真上の高台に建つ宿は、ナトリウム塩化物泉の露天風呂から四国の屋島と高松の街まで180度の海を見る。土庄港のそばには塩化物泉の日帰り施設「島湯」があるが休業中と小豆島観光協会は載せる。高松港からフェリー60分、土庄港から車7分。オリーブ公園と寒霞渓、二十四の瞳映画村と組む島の湯。

Tosaryu Onsen
高知県土佐市宇佐町竜、宇佐湾を見下ろす丘の上に湧く温泉。四国八十八か所の第36番札所・青龍寺の入口にあり、お遍路を癒す湯として始まったと宿は書く。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(高張性・中性・高温泉)で、鉄分を含む黄金色。源泉掛け流しの露天風呂と、ひとり用の露天壺湯がある。正面玄関の横には海を見る無料の足湯。日帰り入浴は朝と午後の二回。

Tsukigatani Onsen
徳島県勝浦郡上勝町、勝浦川を見下ろす高台にある温泉。宿は原泉名を月ヶ谷温泉、泉質をアルカリ性単純硫黄冷鉱泉(低張性アルカリ性冷鉱泉)、泉温を15度と掲示する。源泉は1.5キロ離れた霊山月ヶ谷にあり、岩の亀裂から自然湧出する冷泉をパイプで運んでいる。弘法大師が薬師如来のお告げを受けて人々に伝えたという伝承が残る。上勝町はゼロ・ウェイスト宣言と葉っぱビジネスで知られる。

Umaji Onsen
高知県安芸郡馬路村、人口800人ほどの山の村にある唯一の温泉宿。安田川のほとりに建ち、浴室から川と山が見える。源泉名は馬路温泉、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉の冷鉱泉で泉温17.8度。肌触りがつるつるすると評判で、村の農協はこの源泉を使った化粧水を売る。ゆずの村として知られ、冬至のゆず風呂と春からのバラ風呂がある。安田駅から車30分。

Yunoura Onsen
今治市の南、桜井海岸を見下ろす丘の上にある温泉地。四国で最初に環境省から国民保養温泉地に指定された。昭和52年に開発された新しい湯だが、フッ素とラドンを含む鉱泉として以前から湯治に使われていた。単純弱放射能冷鉱泉で、ホテルとクアハウス、日帰り施設、温泉スタンドが並ぶ。今治湯ノ浦ICから車2分、しまなみ海道の入口にあたる。