
有馬温泉
Arima Onsen
日本三古湯のひとつ。空気に触れて赤褐色に変わる「金泉」と、無色透明の「銀泉」という性格の違う二種類の湯が、同じ温泉地に湧いている。
肌に泡がまとわりつく、ぬるめの湯
入浴すると細かな気泡が肌につく、日本では希少な泉質。ぬるめの湯温で提供されることが多く、長く浸かれます。
14 AREAS

Arima Onsen
日本三古湯のひとつ。空気に触れて赤褐色に変わる「金泉」と、無色透明の「銀泉」という性格の違う二種類の湯が、同じ温泉地に湧いている。

Funagoya Onsen
福岡県筑後市、矢部川のほとりにある冷鉱泉の温泉地。中心にある船小屋鉱泉場の泉質は含鉄(Ⅱ)・二酸化炭素-マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉で、明治19年の分析で含有量日本一の含鉄炭酸泉と分かったと市は伝える。「砂糖を入れたらラムネになる」と言われるほど炭酸が強い。樹齢350年を超す大楠林と矢部川の清流があり、ホタルと鮎の里としても知られる。九州新幹線の筑後船小屋駅から歩ける。

Hanayama Onsen
和歌山県和歌山市鳴神、JR和歌山駅から車で10分ほどの住宅地に湧く濃い湯。和歌山県温泉協会は泉質を含二酸化炭素・鉄-カルシウム・マグネシウム-塩化物・炭酸水素塩泉、掲示用泉質名を炭酸鉄泉とし、源泉温度26度、湧出量毎分124リットル、加水なしと載せる。施設は地下500メートルから炭酸ガスの圧力だけで自噴していると書く。湯船のふちには成分の結晶が厚く付く。
Kahadakyo Onsen
三重県松阪市の飯高町、櫛田川に沿う香肌峡の温泉。三重県は、にごり湯の天然温泉「香肌の黄金湯」とし、鉄分と炭酸を含む天然温泉だと書く。道の駅「飯高駅」には18槽11種類の日帰り温泉施設があり、国道166号は奈良へ抜けるサイクリングとツーリングの道になっている。松阪駅からバスで60分。

Masutomi Onsen
瑞牆山の麓、標高1,000メートル前後の渓谷にあるラジウム温泉の湯治場。武田信玄が金山の開発の際に見つけて傷兵を治したと伝わり、信玄の隠し湯の一つ。日本でもまれなラジウムを含む30度前後のぬる湯に長く浸かり、湯に入り、湯気を吸い、湯を飲む三つの方法で使う。北杜市の日帰り施設「増富の湯」は改修で休業中。

Nagayu Onsen
炭酸ガスを含む湯で知られる大分の温泉地。芹川の谷にあり、湯に入ると体に細かい泡がつく。飲泉所もある。

Okuise Miyagawa Onsen
三重県大台町、宮川の上流にある温泉。三重県観光連盟は、美しい清流と森に囲まれた森の中にホテルとコテージが点在する温泉リゾートだと書く。岩風呂風の露天風呂と、地元産の季節の野草を使う月替わりの薬草風呂がある。大台ヶ原や大杉谷へ向かう拠点。三瀬谷駅から町営バスで20分。

Shiobara Onsen
箒川の渓谷に沿って十一の温泉地が連なる。泉質も湯の色も一つずつ違い、一つの谷のなかで湯めぐりが完結する。

Shioda Onsen
播磨姫路の奥座敷、夢前町の田園に湧く温泉。発見は奈良時代と推定され、江戸時代の元文年間(1736〜41年)に湯治に使われた記録が残り、丹波や四国からも湯治客が来た。明治7年に湯元の上山旅館が創業し、明治12年にはオランダ人技師が良質の温泉と認めた。17度前後の自然湧出の冷泉は炭酸重曹弱食塩泉で、飲めば「しょっぱいサイダー」の味。盛時5軒の旅館は今2軒。姫路駅からバス35分。

Takarabune Onsen
滋賀県高島市、琵琶湖の西岸にひっそりと湧く自家源泉の温泉。メタケイ酸と鉄分、炭酸を含むにごり湯で、宿は「美人の湯」と呼ばれてきたと書く。湯元ことぶきが一軒、全4室の小さな宿として営む。水着着用のアウトドアバレルサウナと源泉かけ流しの水風呂「冷泉」があり、琵琶湖畔のキャンプ場と音楽スタジオも同じ敷地にある。近江高島駅から車5分、月曜定休。

Tsubame Onsen
妙高山の中腹、標高1,180メートルの山道の終点にある湯治場。平安初期に弘法大師が見つけたと伝わり、名は岩燕の多い土地であったことから来る。白く濁った炭酸を含む硫黄泉で、山道を歩いた先に河原の湯と黄金の湯という無料の野天風呂がある。冬は豪雪で露天が閉じ、道も限られる。

Yoshino Onsen
桜の名所として知られる吉野山、世界遺産の中千本の山あいに一軒だけ湧く「吉野の隠し湯」。約300年前には開湯し、有馬や道後と並び称されたが、修験者が湯治と偽って戒律を乱したため役所の命令で湯宿は廃絶し、秘密裏に仮設の浴場を備えて「内証風呂」と呼ばれたと宿は書く。明治3年開業の元湯に明治26年、22歳の島崎藤村が桜の時期に逗留し、その部屋が当時のまま残る。赤みを帯びた単純二酸化炭素冷鉱泉。吉野駅から徒歩20分。

Yumori Onsen
奈良県吉野郡川上村、吉野川(紀の川)の源流域にある温泉。泉質は含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)-カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性・中性・冷鉱泉)で、泉温20.4度、pH6.6と宿は載せる。冷鉱泉なので加水・加温・循環して使うことも明記する。吉野杉の森に囲まれた村で、大滝ダムと源流の森がある。近鉄大和上市駅から路線バスで35分。

Yunomoto Onsen
宮崎県西諸県郡高原町蒲牟田、霧島連山の東麓に湧く炭酸泉。天明4年(1784年)に永田永寿院法院の開拓事業で源泉が見つかり、明治35年に宿が開業した、高原町でいちばん古い温泉だと観光協会は書く。源泉温度21.6度の冷鉱泉で、泉質は炭酸水素塩冷鉱泉(含二酸化炭素マグネシウム・ナトリウム・カルシウム)。熱を加えると黄金色に変わり、加水は一切しないと宿は明記する。浴室には温めた湯と透明な冷泉の浴槽が並び、交互に入る。飲泉もできる。JR高原駅から車で7分。