
有福温泉
Arifuku Onsen
島根県江津市の緑深い山里、石畳の階段沿いに赤瓦の温泉街が連なる約1,370年前から続く「福ありの里」。透き通った湯は美肌作用があるといわれ美人の湯と親しまれてきたと有福温泉のポータルは書く。45.5度のアルカリ性単純温泉で、レンガ造りの御前湯、さつき湯、弥生湯の三つの公衆浴場が今も中心。江戸末期に殿様の隠居用に建てられた木造三階建ての宿と、創業300年の自家源泉の宿がある。波子駅から車10分。
中国の温泉地を31件掲載しています。 泉質・pH・泉温・アクセスを同じ形式で並べているので、 名前を知らない温泉地でも中身から選べます。
中国地方の湯は、派手さより使われ方で知られてきた。三朝はラドンを含む放射能泉で含有量は世界有数とされるが、入っても特別な感触はない。分かりやすい刺激がないからこそ、滞在して繰り返し入ることを前提に発達した。玉造は『出雲国風土記』に記述が残り、保湿と保温の両方がはたらく。湯原の砂湯は旭川の河原にある無料の露天風呂で、ダムを背にした構図で知られる。湯郷は美作三湯のなかで最も関西に近い。山口の湯田は市街地のなかにあって足湯が街に点在し、長門湯本は日本海側の谷で県内最古とされる。
山陰側と岡山県北で行程が分かれる。三朝は倉吉駅からバスで20分、玉造は出雲大社まで車で40分から1時間と、山陰観光の拠点になる。湯原と湯郷は同じ岡山県北にあるがあいだに山があり、公共交通での行き来は現実的ではない。車があれば美作三湯を一泊二日で回れる。冬はズワイガニの季節で、鳥取では雄を松葉ガニと呼ぶ。

Arifuku Onsen
島根県江津市の緑深い山里、石畳の階段沿いに赤瓦の温泉街が連なる約1,370年前から続く「福ありの里」。透き通った湯は美肌作用があるといわれ美人の湯と親しまれてきたと有福温泉のポータルは書く。45.5度のアルカリ性単純温泉で、レンガ造りの御前湯、さつき湯、弥生湯の三つの公衆浴場が今も中心。江戸末期に殿様の隠居用に建てられた木造三階建ての宿と、創業300年の自家源泉の宿がある。波子駅から車10分。

Hamamura Onsen
鳥取県鳥取市気高町、日本海に面した温泉地。鳥取県公式観光サイトは豊富な湯量と五百年の歴史を誇るとし、美しい白鷺が傷を癒したという言い伝えから「鷺の湯」とも呼ばれると書く。民謡「貝がら節」で知られる土地で、駅前をはじめ三か所に足湯がある。泉質は硫酸塩泉、55度。JR浜村駅から歩いて数分。

Hawai Onsen
東郷池の湖底から湧く湯を引いた、湖上に宿が張り出す温泉地。「羽合」の地名から名がつき、ハワイと同じ読みで知られる。倉吉駅からバス20分、三朝温泉と同じ倉吉の範囲にある。

Ichinomata Onsen
山口県下関市豊田町一の俣、三つの山に囲まれた谷にある温泉。関門の奥座敷と宿は名乗る。泉質はアルカリ性単純硫黄温泉でpH10.0、泉温29.1度、無色透明で微かに硫化水素のにおいがする。とろりとした肌ざわりから美肌の湯と呼ばれる。一の俣温泉グランドホテルは大浴場を源泉かけ流し、大露天風呂・ジャグジー風呂・家族風呂は循環ろ過装置を使用と書き分け、加水はしていないとしている。日帰り入浴は8時から21時。近くに水没林で知られる一の俣桜公園がある。

Iwai Onsen
蒲生川沿いに開かれた、1300年の歴史を持つ山陰最古級の温泉。平安初期に宇治長者藤原冬久が難病を癒したと伝わり、頭に手ぬぐいを載せて湯かむり唄を歌いながら柄杓で湯をかぶる奇習「湯かむり」が残る。源泉をそのまま湯船に引き、熱も水も加えないかけ流しの硫酸塩泉。3軒の宿と共同浴場があり、国民保養温泉地。

Kaike Onsen
日本海の砂浜に面した塩化物泉。海中から湯が湧いたのが始まりとされ、弓ヶ浜の海岸に宿が並ぶ。日本のトライアスロン発祥の地でもある。

Kawatana Onsen
沼に棲んでいた青龍を住民が祀ると湯が湧いたと伝わる、下関の奥座敷。800年以上の歴史を持ち、長府藩主毛利家が御殿湯を置いた。俳人の種田山頭火が100日ほど滞在してここに死にたいと日記に書き、瓦そば発祥の地でもある。ナトリウム・カルシウム塩化物泉、pH8.2。

Matsue Shinjiko Onsen
島根県松江市、宍道湖の北岸に面した温泉街。松江観光協会は「地下1,250m以上から湧き出す湯元」があり「効能豊富な高温(77度)の天然温泉が湧き出します」と書く。旅館協同組合によれば湖畔に八つの宿が並ぶ。一畑電車の松江しんじ湖温泉駅は出雲大社へ向かう始発駅で、駅前と温泉街に足湯がある。国宝松江城と宍道湖の夕日が徒歩圏。

Mihonoseki Onsen
島根半島の東端、松江市美保関町の港町にある温泉。えびす社の総本社とされる美保神社と、江戸から大正にかけて敷かれた青石畳通りが残る。宿の展望大浴場からは美保湾と大山が見える。境港駅から車で20分。

Mimata Onsen
島根県浜田市金城町、山あいにある美肌の湯。島根県公式観光サイトは「約150年前の江戸時代末期に開湯した歴史ある温泉」「日本屈指の『美肌・美人の湯』」とし、pH9.7、メタケイ酸81.9ミリグラムという数値を公開する。肌にまとわりつくようなぬめりがある。日帰り入浴施設と宿泊施設があり、足湯公園もある。

Misasa Onsen
世界有数のラドン含有量を持つ放射能泉。三たび朝を迎えると病が癒えるという名のとおり、湯治場として使われてきた。

Miyahama Onsen
世界遺産の宮島を対岸に望む、宮島から一番近い温泉郷。廿日市市大野の海辺の斜面に宿が並び、昭和40年の開湯と同時に開いた宿がある。ラドンを多く含む単純弱放射能泉で、22度ほどの低温泉を沸かして使う。屋上の露天風呂から宮島と大野瀬戸、朝は宮島から昇る朝日を見る宿と、日本庭園を囲む8室の小さな旅館、日帰り施設のべにまんさくの湯がある。宮島口から車12分、大野浦駅からバス5分。

Nagato Yumoto Onsen
大寧寺の住職が発見したと伝わる山口県最古の温泉。音信川の両岸に宿が並び、近年の再生事業で川沿いの景観が大きく変わった。

Okutsu Onsen
川底から湯が湧く美作三湯のひとつ。足で衣類を洗う「足踏み洗濯」が伝わり、吉井川の渓谷に沿って宿が並ぶ。

Sakushu Musashi Onsen
岡山県美作市大町、宮本武蔵の名を冠した温泉。ゴルフ場とホテルを併せた一軒の施設が敷地内から湧く源泉を引く。泉質はアルカリ性単純温泉で、肌がしっとりすると宿は書く。美作三湯(湯原・奥津・湯郷)とは別の、美作市北部の山あいの湯。日帰り入浴もでき、中国道の美作ICから車で10分ほど。

Sanbe Onsen
大山隠岐国立公園の三瓶山の南麓、志学の高原に湧く温泉。『出雲国風土記』の国引き神話で綱をかけた杭とされる三瓶山の噴火がもたらした湯で、含鉄-ナトリウム-塩化物温泉。毎分3,000リットルを超える湯量を持つ国民宿舎は16種類の露天風呂を持ち、酒樽と釜の二つは加温しない源泉のまま。鉄分は県内最大級の数値で、空気に触れて茶褐色になる。環境省の星空観測で夜空の暗さが全国一位。大田市駅からバス50分。

Tamatsukuri Onsen
『出雲国風土記』に記述が残る古湯。「一度入れば美しくなる」と記された記録が、日本最古級の美肌の湯の評判をつくった。

Tawarayama Onsen
延喜16年(916年)に白い猿が湯を教えたと伝わる、長門の山あいの湯治場。宿に内湯を持たず、二つの外湯に通う昔ながらの形を今も守っている。長州藩毛利家が直営した歴史を持ち、国民保養温泉地に指定されている。

Togo Onsen
鳥取県東伯郡湯梨浜町、東郷湖の南岸に湧く温泉。鳥取県観光連盟は「江戸時代から湖中に温泉が湧き出ることが知られており、地元の人たちが温泉利用を願い出たことが東郷温泉の始まりだといわれています」と書く。泉質は弱食塩放射能泉で63度から90度。湖の西岸にははわい温泉があり、同じ湖を挟んで二つの温泉地が向かい合う。JR松崎駅から徒歩5分。

Tomonoura Onsen
瀬戸内海国立公園の名勝、江戸の港町の風情が残る鞆の浦に湧く温泉。大綿津見命と須佐之男命を祀る沼名前神社のそばに、干ばつの年にも涸れない霊泉「幸水」があり、古くから病気回復に効く水とされたと宿は書く。日本有数のラジウム含有量を誇る単純弱放射能冷鉱泉で、宿の露天と客室の露天から仙酔島と弁天島、いろは丸の海を見る。常夜燈と雁木の港、坂本龍馬のいろは丸事件。福山駅からバス30分。

Ushiobara Onsen
広島県廿日市市吉和、中国山地の標高の高い土地に湧く一軒宿の温泉。ラドン含有量の多い湯で、宿は常に80から100マッヘを含み療養泉基準の12倍から13倍にあたると案内する。無色透明無味無臭で飲泉でき、飲める温泉水で調理した料理と温泉コーヒーを出す。展望露天風呂を含む7種の風呂があり、日帰り入浴もできる。吉和ICから車5分。

Washuzan Onsen
岡山県倉敷市下津井、瀬戸内海国立公園の鷲羽山の麓に湧く温泉。泉質はアルカリ性単純温泉で、宿は傷や火傷の回復によく、皮膚の脂肪分や分泌物を洗い流すため肌がすべすべする「美人の湯」だと書く。海に面した展望露天風呂から、東に瀬戸大橋、西に水島灘。日本の夕陽百選に選ばれた落陽が見える。下津井は蛸と鯛の港で、食も海のもの。JR児島駅から車8分。

Yoshioka Onsen
鳥取県鳥取市、湖山池の南にある千年の歴史を持つ温泉地。鳥取市観光サイトは、薬師如来のお告げで1000年前に発見されたという伝説の残る由緒正しい温泉と紹介する。共同浴場「一ノ湯」は湯温51.3度、毎分100リットルの湯を源泉かけ流しで使い、泉質は単純温泉(低張性・弱アルカリ性pH8.0・高温泉)。大規模な宿はなく、小さな旅館と足湯が並ぶ。初夏はホタルが飛ぶ。

Yubara Onsen
旭川の河原に湧く「砂湯」は、ダムを背にした無料の露天風呂。西日本を代表する露天風呂として名が知られる。

Yuda Onsen
山口市街にある温泉地。白狐が傷を癒していたという開湯伝説を持ち、pH9前後のアルカリ性単純温泉が湧く。街なかに足湯が点在する。

Yuki Onsen
広島市の中心から車で45分、佐伯区湯来町の水内川の谷にある「広島の奥座敷」。約1,500年前、傷ついた白鷺が湯で傷を癒すのを村人が見て見つけたと伝わり、慶長年間には芸陽唯一の温泉場として賑わった。1797年の藩の絵師の図にも描かれ、1950年の開発で「広島湯来温泉」と名付けられた。単純弱放射能温泉で、泉温28.3度、pH9.0の湯を国民宿舎の湯来ロッジは加水なしで加温してかけ流す。1955年に国民保養温泉地。
Yumen Onsen
山口県長門市三隅、三隅川の清流を前にした山峡の田園にある温泉。山口県の観光公式サイトは、弘法大師の夢のお告げで発見されたという言い伝えから「ゆめ温泉」とも呼ばれ、通常の4倍ものラジウム含有量を誇ると書く。傷ついた兎が湯で傷を癒したという伝説もある。長門三隅駅からバスで5分。

Yuno Onsen
山口県周南市湯野、夜市川の上流にある静かな温泉郷。山口県の公式観光サイトは「防長三名湯」のひとつとし、しっかりと硫黄が香る湯を「健康&美肌の湯」と紹介する。宿のひとつが公表する成分は含硫黄・弱放射能-アルカリ性単純温泉で、源泉温度32.4度、pH9.5。戦国時代、夢に現れた薬師如来に導かれて村人が湯を見つけたという伝承が残る。6月上旬は遊歩道でホタルが見られる。

Yunogo Onsen
美作三湯のひとつ。円仁が傷ついた白鷺に導かれて発見したと伝わり、「鷺の湯」の別名を持つ。大阪から2時間半。

Yunokawa Onsen (Shimane)
群馬の川中温泉、和歌山の龍神温泉と並ぶ日本三美人の湯。大国主命に恋をした因幡の八上姫が想い人を追う旅の途中で立ち寄り、旅の疲れを癒していっそう輝く美人神になったと伝わる。三方を山に囲まれたのどかな温泉地で、ホウ酸を多く含むアルカリ性の湯が肌をしっとりさせる。出雲空港から車で10分、出雲大社から30分。北海道の湯の川温泉とは別。

Yunotsu Onsen
石見銀山の銀を積み出した港町の温泉。温泉街は国の重要伝統的建造物群保存地区で、世界遺産の構成資産にもなっている。二つの共同浴場が今も中心にある。