塩山温泉と石和温泉の違い
甲府盆地の二つの湯。片方は寺が管理してきた600年の薬湯、もう片方はぶどう畑から噴き出した1961年生まれの温泉地。

塩山温泉
山梨県
甲府盆地の東端、塩ノ山の南麓に湧くアルカリ性の湯。山梨県の公式観光サイトは開湯600年以上とし、南北朝時代に向嶽寺の開祖・抜隊禅師が塩ノ山の麓で見つけたと伝える。江戸期まで温泉の管理は向嶽寺が行い、薬湯として湯治客を集めた。現在は6軒の旅館が営業している。塩山駅北口から徒歩10分。

石和温泉
山梨県
1961年、ぶどう畑から湯が噴き出して生まれた温泉地。甲府盆地の真ん中にあり、東京から特急で1時間半。果樹園とワイナリーが同じ範囲にある。
数字で比べる
| 項目 | 塩山温泉 | 石和温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 山梨県 | 山梨県 |
| 泉質 | 単純温泉 | 単純温泉 |
| 東京から | 約1時間40分 | 約1時間30分 |
| 大阪から | 約4時間30分 | 約4時間 |
| 最寄り | JR中央本線 塩山駅(徒歩約10分) | JR中央本線 石和温泉駅 |
| 日帰りで入れる湯 | 塩ノ山自然遊歩道/向嶽寺/甘草屋敷/日帰り入浴を受け入れている宿 | 宿の日帰り入浴/駅前の足湯 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
開湯
塩山温泉南北朝時代。向嶽寺の開祖・抜隊禅師が塩ノ山の麓で見つけたと山梨県は伝える
石和温泉1961年。ぶどう畑から湯が噴き出した。青空温泉と呼ばれた時期がある
規模
塩山温泉現在6軒の旅館が営業する小さな温泉郷
石和温泉甲府盆地を代表する温泉街。大型のホテルと旅館が並ぶ
誰が管理していたか
塩山温泉江戸期まで向嶽寺。温泉場の問題事もすべて寺に届けられ処理された
石和温泉開湯から民間。観光地として最初から計画的に作られている
背後にあるもの
塩山温泉塩ノ山。標高553メートル、遊歩道で30分で山頂に立てる
石和温泉果樹園とワイナリー。笛吹市はももとぶどうの産地
交通
塩山温泉JR塩山駅から徒歩10分
石和温泉JR石和温泉駅から徒歩圏。新宿から特急で1時間30分
どちらを選ぶか
両方行くなら同じ中央本線で二駅しか離れていません。どちらもアルカリ性の単純泉で、湯そのものの性格は近いものがあります。違うのは町の規模と成り立ちです。
それぞれの宿
よくある質問
Q両方に泊まる意味はありますか?
湯の性格は似ています。違いは町の作りで、塩山は寺と山のある静かな住宅地、石和は宿が集まる温泉街です。歩きたいか、選びたいかで決まります。
Q勝沼のワイナリーにはどちらが近いですか?
どちらからも行けます。塩山駅からは車で15分ほど、石和温泉駅からは車で20分ほどです。電車なら勝沼ぶどう郷駅が最寄りになります。