日奈久温泉と山鹿温泉、熊本の海の湯と町の湯
どちらも熊本県の古い温泉地。日奈久は八代海に面した薩摩街道沿いの町で、山鹿は菊池川の流域にある。どちらも湯そのものより、残っている町のほうに目が行く。

日奈久温泉
熊本県
熊本県八代市、不知火海に面した温泉地。熊本県は応永16年(1409年)に浜田六郎が父の刀傷を癒そうと神に祈り、お告げの場所を調べたら湯が湧いていたと伝わると書く。江戸初期には細川家の藩営温泉に指定された。放浪の俳人、種田山頭火が泊まって言葉を残した土地でもある。泉質は弱アルカリ性の単純温泉。日奈久ちくわが名物。

山鹿温泉
熊本県
明治の芝居小屋「八千代座」が残る熊本県北の温泉町。八月の灯籠まつりでは金灯籠を頭に載せた女性たちが踊る。町の中心に共同浴場「さくら湯」がある。
数字で比べる
| 項目 | 日奈久温泉 | 山鹿温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 熊本県 | 熊本県 |
| 泉質 | 単純温泉 | 単純温泉 |
| 東京から | 約5時間 | 約3時間 |
| 大阪から | 約4時間 | 約3時間 |
| 最寄り | JR肥薩おれんじ鉄道 日奈久温泉駅(車約3〜5分)/南九州道 八代南IC(車約5分) | JR鹿児島本線 玉名駅(バス約40分) |
| 日帰りで入れる湯 | 日奈久温泉センター ばんぺい湯/日奈久の町並み散策/八代海の眺め | 共同浴場 さくら湯/日帰り入浴を受け入れている宿 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
場所
日奈久温泉八代市、不知火海(八代海)に面する
山鹿温泉山鹿市、菊池川の流域
始まり
日奈久温泉応永16年(1409年)。浜田六郎が神のお告げで湯を見つけたと熊本県は書く
山鹿温泉古くからの湯。山鹿灯籠まつりで知られる
町に残るもの
日奈久温泉薩摩街道沿いのレトロな町並みと木造建築
山鹿温泉芝居小屋の八千代座
湯
日奈久温泉弱アルカリ性の単純温泉
山鹿温泉アルカリ性の湯
どちらを選ぶか
両方行くなら車で1時間半ほど。熊本市街を挟んで南と北に分かれる。どちらも湯だけでなく町を歩く前提の温泉地なので、半日ずつ取ると回りやすい。
それぞれの宿
よくある質問
Q日奈久はどう読みますか?
「ひなぐ」です。熊本県八代市日奈久で、肥薩おれんじ鉄道の駅名も日奈久温泉駅です。
Q種田山頭火が泊まったのはどちらですか?
日奈久です。熊本県は行乞記から「温泉はよい、ほんたうによい、ここは山もよし海もよし、出来ることなら滞在したいのだが、-いや一生動きたくないのだが」を引いています。