霧積温泉と法師温泉の違い
群馬の山にある一軒宿を二つ。どちらも宿が一つしかなく、どちらも名を知られている。違うのは、何で知られているかと、そこまでの歩き方である。

霧積温泉
群馬県
群馬県安中市、標高1,100メートルの山中に湧く温泉。かつては多くの宿が並んだが、安中市によれば現在営業しているのは金湯館一軒だけ。駐車場から宿まで徒歩30分という場所にある。伊藤博文や与謝野晶子が訪れ、森村誠一『人間の証明』と西条八十の詩の舞台になった。

法師温泉
群馬県
群馬県みなかみ町、三国峠の麓の谷にある一軒宿の温泉。明治8年創業の長寿館だけが建ち、明治28年築の大浴場「法師乃湯」は浴槽の底の玉石の間から湯が湧く足元湧出の湯。本館・法師乃湯・別館の三棟が国の登録有形文化財。与謝野晶子や川端康成が滞在した。
数字で比べる
| 項目 | 霧積温泉 | 法師温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 群馬県 | 群馬県 |
| 泉質 | 硫酸塩泉 | 硫酸塩泉 |
| 泉温 | 39℃ | — |
| 東京から | 約3時間 | 約2時間30分 |
| 最寄り | JR横川駅(車約30分、さらに徒歩30分) | JR上越新幹線 上毛高原駅(バス、猿ヶ京乗り換えで約1時間) |
| 日帰りで入れる湯 | 霧積湖/碓氷峠鉄道文化むら/めがね橋(碓氷第三橋梁) | 長寿館の法師乃湯・長寿乃湯(受付11時〜13時30分、水曜定休) |
| 掲載している宿 | 1軒 | 1軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
知られ方
霧積温泉西条八十の詩「ぼくの帽子」と森村誠一『人間の証明』の舞台。安中市も紹介に書く
法師温泉法師乃湯の建物と、そこで撮られた広告写真
湯の温度
霧積温泉安中市は39度としている。ぬるめで長く入れる
法師温泉足元から自然に湧く湯。浴槽ごとに温度が違う
宿までの行き方
霧積温泉駐車場から徒歩30分の山道。送迎は前日12時までに電話で予約が要る
法師温泉上毛高原駅からバスと徒歩、または車で宿の前まで入れる
風呂の形
霧積温泉男女それぞれに内湯が一つずつ。露天はない
法師温泉木造の大浴場が中心。混浴の時間帯がある
どちらを選ぶか
両方行くならどちらも一軒宿なので、予約が取れるかで決まります。空いているほうへ行く、という選び方が現実的です。
それぞれの宿
よくある質問
Q霧積温泉に宿は何軒ありますか?
一軒です。安中市は、かつては多くの宿があったが現在は金湯館のみが営業していると書いています。日帰り入浴ではなく泊まりを前提にした場所です。
Q霧積温泉の徒歩30分はどのくらい大変ですか?
標高1,100メートルの山道です。宿は送迎を出していますが、前日の12時までに電話で予約するよう求めています。荷物があるなら送迎を押さえておくのが無難です。