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Gunma — Onsen Area
法師温泉(群馬県)の風景

Photo: C.K. Tse / CC BY-SA 2.0 via Wikimedia Commons

Hoshi Onsen

法師温泉

ほうしおんせん

群馬県みなかみ町、三国峠の麓の谷にある一軒宿の温泉。明治8年創業の長寿館だけが建ち、明治28年築の大浴場「法師乃湯」は浴槽の底の玉石の間から湯が湧く足元湧出の湯。本館・法師乃湯・別館の三棟が国の登録有形文化財。与謝野晶子や川端康成が滞在した。

Quality
硫酸塩泉
Access
JR上越新幹線 上毛高原駅(バス、猿ヶ京乗り換えで約1時間)
From Tokyo
約2時間30分
From Osaka

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法師温泉の宿を見る(1軒)

法師温泉は群馬県みなかみ町、新潟県との境の三国峠の麓にある。

利根川水系の源流にあたる山あいの谷に、長寿館という宿が一軒だけ建つ。温泉地の名と宿の名が同じ場所を指す、一軒宿の温泉である。

空海の伝承と明治8年

弘法大師空海が巡錫の折にこの湯を見出し、「法」と「師」の二字をとって法師温泉と名づけられたと伝えられると宿は述べている。

明治8年(1875年)、創業者の岡村貢が、近隣の人々が使うだけだった簡素な湯小屋と荒廃していた道や建物を整え、広く旅人を迎える食事付きの湯宿として創業した。創業150年になると宿は掲げている。

足元から湧く

大浴場「法師乃湯」と内湯「長寿乃湯」では、温泉が自然湧出する岩盤の上に玉石を敷き詰め、周りを木枠で囲って湯船としている。湯は浴槽の底、玉石の間から湧く。足元湧出の温泉と宿は掲げ、この湯を「還元的な性質をもつ源泉」と説明している。

長寿乃湯は、日本天然温泉審査機構による源泉・泉質・引湯・給排湯方式・加水・新湯注入率の6項目すべてで満点の評価を受けたと宿は述べている。泉質は硫酸塩泉と案内されている。

三つ目の「玉城乃湯」は総檜造りで、大自然を望む野天風呂が寄り添うと宿は書く。こちらは単純泉を使う。

明治28年の湯殿

法師乃湯は明治28年(1895年)に建てられた。鹿鳴館風のアーチ窓が特徴で、高い天井を太い梁が支え、杉皮葺きの屋根をかけた湯殿である。一世紀を超える大浴場に、今も入る。

法師乃湯は混浴で、20時から22時は女性のみの時間になる。湯浴み着やバスタオルを巻いての入浴はできないと宿は明記している。長寿乃湯は時間で男女を分ける。

平成18年(2006年)8月24日付で、明治8年建築の本館、法師乃湯、昭和15年築の別館の三棟が国の登録有形文化財になった。本館は全室トイレなしで、部屋の大きさも違う。文人が泊まった部屋が当時の面影のまま残っている。

文人と鉄道のポスター

川端康成、与謝野晶子、若山牧水ら多くの文人墨客に親しまれてきたと宿は述べている。国鉄時代には、上原謙と高峰三枝子を起用したフルムーンのポスターに法師乃湯が登場した。

着くまで

上越新幹線の上毛高原駅から町営バスで猿ヶ京へ、乗り換えて法師温泉へ。法師温泉への町営バスは午前2便と午後2便だけで、他の時間に猿ヶ京へ着いた場合はタクシーを使うか、乗り継ぎに合わせて来るよう宿は案内している。東京から合わせて2時間30分ほど。

車なら関越道の月夜野ICから国道17号を三国峠方面へ。突然の雪に備えてチェーンなどの滑り止めを用意するよう宿は求めている。

日帰りで入るなら

立ち寄り入浴の受付は11時から13時30分。法師乃湯と長寿乃湯を使える。水曜が基本の定休日で、休館日や風呂の大掃除の日など立ち寄りできない日が多いと宿は書いているので、必ず事前に確かめたい。年末年始は受け付けていない。

一軒宿なので温泉街はない。谷の中の宿と湯だけを目的に来る場所である。

Day Trip

法師温泉の日帰り入浴

  • 長寿館の法師乃湯・長寿乃湯(受付11時〜13時30分、水曜定休)

立ち寄りできない日が多いので、必ず事前に確かめてから向かいたい。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋・冬

春夏秋冬
Benefits
神経痛慢性皮膚病切り傷冷え性
所在地Location
群馬県
泉質Spring Quality
硫酸塩泉
最寄駅Nearest Station
JR上越新幹線 上毛高原駅(バス、猿ヶ京乗り換えで約1時間)
東京からFrom Tokyo
約2時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

法師温泉のよくある質問

Q法師温泉には宿が何軒ありますか?
A

一軒だけです。長寿館という宿が明治8年に創業し、以来一軒宿として続いています。温泉地の名前と宿の名前が実質的に同じ場所を指します。

Q法師温泉の湯はどんな湯ですか?
A

足元湧出の温泉と宿は掲げています。大浴場「法師乃湯」と内湯「長寿乃湯」では、浴槽の底に敷いた玉石の間から湯が湧いています。長寿乃湯は日本天然温泉審査機構の審査6項目すべてで満点の評価を受けたと宿は述べています。泉質は硫酸塩泉と案内されています。

Q法師温泉の建物は文化財ですか?
A

平成18年8月24日付で、明治8年建築の本館、明治28年築の法師乃湯、昭和15年築の別館の三棟が国の登録有形文化財になったと宿は述べています。本館は全室トイレなしで、文人が泊まった部屋が当時の面影のまま残っています。

Q法師温泉で日帰り入浴はできますか?
A

できます。受付は11時から13時30分で、法師乃湯(混浴)と長寿乃湯(女性専用)を使えると宿は案内しています。水曜が基本の定休日で、休館日や大掃除の日など立ち寄りできない日が多いので、事前に確かめてください。年末年始は受け付けていません。

Q法師温泉へのアクセスは?
A

上越新幹線の上毛高原駅から町営バスで猿ヶ京へ、乗り換えて法師温泉へ向かいます。法師温泉への町営バスは午前2便と午後2便だけで、他の時間は猿ヶ京からタクシーを使うよう宿は案内しています。東京から合わせて2時間30分ほど。車なら関越道の月夜野ICから国道17号を三国峠方面へ。冬は雪に備えてチェーンを用意するよう宿は求めています。

UPDATED 2026.09.17

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