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県境にまたがる敷地
亀山の湯・宿は熊本県阿蘇郡小国町西里麻生釣2053-53。わいた温泉郷の麻生釣温泉にある。
宿は自らの立地をこう書く。「亀山の湯は大分・熊本の両県に位置し、広大な敷地に佇む全て離れ造りの家族風呂です」。
敷地が県境をまたいでいる。涌蓋山の裾野は熊本と大分の境にあたるので、そこに広い土地を持てばそうなる。
総部屋数は10室で、すべて離れ。素泊まりの宿である。
風呂は全部、貸切
この宿には大浴場がない。あるのは貸切の家族風呂だけだ。
宿の説明を引く。「貸切家族風呂は、年中無休の24時間営業、コインタイマー式で料金をタイマーに入れると、毎回新鮮なお湯が入る贅沢さ」。
コインタイマー式というのは、料金を入れると湯が張られる方式である。使い終われば流す。次の人が来ると、また新しい湯が張られる。
つまり、誰かが入ったあとの湯に入ることがない。わいた温泉郷にはこの方式の家族湯が多いが、湯量と地熱があるからできることだ。
24時間営業なので、夜中でも明け方でも入れる。
源泉が二本ある
湯の扱いについて、宿は具体的に書いている。
「源泉は2本あり、四季を通して温度調整しておりますので、源泉掛け流しを思いっきり楽しめます」。楽天トラベルにも「季節に応じて2つの源泉から適切な温度に調整した湯をご提供しております」と登録している。
温度の調整を、水ではなく二本目の源泉で行っている。夏と冬で湯温の感じ方が変わるから、そのときどきで配分を変える。
加水や循環についての記載は見当たらない。泉質は弱アルカリ性の単純温泉である。
自分で蒸す
敷地には地獄蒸し工房がある。
わいた温泉郷は地熱地帯で、あちこちから蒸気が噴き出す。その蒸気を使って食材を蒸す設備だ。
宿は使い方まで書いている。釜のバルブを閉める。食材を釜に入れる。バルブを開ける。それだけだ。
宿泊者は無料。日帰り入浴の客は入浴後90分間無料。それ以外は1回1人あたりの使用料がかかる。
あわせて注意も出ている。火傷には十分注意すること。子どもを蒸し釜に触れさせないこと。事故の責任は宿が負わないこと。自己責任でという但し書きは、それだけ熱いということでもある。
素泊まりという形
この宿は食事を出さない。
そのかわりに地獄蒸しの設備がある。鶏、野菜、卵。近くの直売所で買って持ち込めば、それが夕食になる。
離れの客室に泊まり、いつでも貸切風呂に入り、自分で蒸したものを食べる。宿というより、湯と蒸気の付いた小屋を借りる感覚に近い。
宿は「鳥の鳴き声を聞きながら目を覚ます離れの静かな宿」と書いている。
行き方と予約
大分自動車道の九重ICから国道387号経由で車30分。JR九州の久大本線、豊後中村駅からは車で約15分。駐車場は70台で無料、予約不要。
予約について、宿は公式サイトで「電話のみの予約となっております」と書いている。同じページにじゃらんと楽天トラベルへのリンクも掲げているので、どちらからでも取れる形だ。
なお、千葉県君津市の亀山温泉とは別の宿である。名前が似ているが、こちらは熊本県小国町の麻生釣温泉にある。
麻生釣温泉 亀山の湯・宿のよくある質問
Qお湯はかけ流しですか
宿は「源泉は2本あり、四季を通して温度調整しておりますので、源泉掛け流しを思いっきり楽しめます」と書いています。楽天トラベルにも「亀山の湯には源泉が2本あり、季節に応じて2つの源泉から適切な温度に調整した湯をご提供しております」と登録しています。温度の調整は二つの源泉を使い分けることで行っており、加水や循環についての記載は見当たりません。
Qお風呂はどうなっていますか
すべて貸切の家族風呂です。宿は「貸切家族風呂は、年中無休の24時間営業、コインタイマー式で料金をタイマーに入れると、毎回新鮮なお湯が入る贅沢さ」と書いています。前の人が使った湯をそのまま使うのではなく、毎回張り替わる方式です。
Q地獄蒸し工房とは何ですか
温泉の蒸気で食材を蒸す設備です。宿は宿泊者は無料で使用でき、日帰り入浴の客は入浴後90分間無料、それ以外は1回1人あたりの使用料がかかると案内しています。手順は釜のバルブを閉め、食材を入れ、バルブを開けるだけ。火傷に注意すること、子どもを蒸し釜に触れさせないこと、事故の責任は宿が負わないことが明記されています。
Q食事は出ますか
出ません。宿は素泊まり宿と名乗っています。かわりに地獄蒸し工房があるので、食材を持ち込んで自分で蒸すことができます。
Q予約はどうすればいいですか
宿は公式サイトで「電話のみの予約となっております」と書いたうえで、じゃらんと楽天トラベルの予約リンクも掲げています。駐車場は70台で無料、予約不要です。
似た条件の宿
この宿と共通する条件を持つ、別の温泉地の宿です。並びは共通する条件の数で、順位ではありません。

岩井温泉 浪漫伝承の宿 明石家
鳥取県創業400年と宿は書いている創業400年と宿が書く岩井温泉の18室の宿。約48度の源泉を何も足さずに湯船へ入れる。総ヒノキの男女別浴室、佐治石を使った庭園露天風呂、貸切露天風呂「森の方舟」と貸切サウナがある。岩美駅から送迎あり。

奥飛騨百姓座敷の宿 藤屋
岐阜県岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根、新平湯温泉のほぼ中央に建つ宿。築二百年の百姓座敷は移築ではなく、実際に百姓座敷として使っていた建物をそのまま使っていると公式サイトは書く。日本源泉湯宿を守る会に提出した調査表では加水も加温も循環もなしと開示している。源泉は一重ケ根温泉1号泉、湧出地の泉温130度を低温泉と混ぜて調整している。貸切露天が二つ、24時間無料。

壁湯天然洞窟温泉旅館 福元屋
大分県大分県玖珠郡九重町大字町田62-1、壁湯温泉の一軒宿。町田川の岸の岩壁にできた洞窟が、そのまま浴槽になっている。宿は300年以上前から自噴していると書く。日本秘湯を守る会の会員で、登録情報では泉質は単純温泉、源泉温度39度、湧出量は毎分1370リットル、加温は貸切湯のみ一部。浴場は五つ。客室は8室から9室の小さな宿で、日帰り入浴も受ける。
※ 料金・空室・設備・営業状況は変わります。当サイトが掲載しているのは創業年や建築など変わりにくい情報のみです。 最新の情報は予約サイト、または公式サイトでご確認ください。
