SEKIYA RESORT テラス御堂原
大分県堀田の高台に建つ14室の宿。全客室に別府の街と別府湾を見下ろすテラスと半露天風呂が付く。宿は泉質を硫黄泉(硫化水素型)、弱酸性低張性高温泉としている。大浴場からも海と夜景が見える。
客室数を絞った宿。人が少ないぶん、静かに過ごせます。
規模が小さいぶん予約が取りにくく、繁忙期は数か月前に埋まることがあります。
316 RYOKAN
堀田の高台に建つ14室の宿。全客室に別府の街と別府湾を見下ろすテラスと半露天風呂が付く。宿は泉質を硫黄泉(硫化水素型)、弱酸性低張性高温泉としている。大浴場からも海と夜景が見える。

東京都大田区西蒲田、JR・東急の蒲田駅西口から徒歩1分。敷地内に黒湯の源泉を持つ全16室の温浴施設付きホテル。源泉名は弘城温泉、泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉、アルカリ性低張性鉱泉。大浴槽と冷泉浴は源泉掛け流し、露天は循環式と施設が書き分けている。家族風呂の客室では黒湯を部屋で使える。営業は11時から翌朝9時で、日帰りでも入れる。

静岡県静岡市葵区梅ヶ島、安倍川の源流近くにある8室の宿。宿は100パーセント天然硫黄泉とし、39度の源泉を加水せず少し加熱していると書く。女湯に東屋作りの檜露天、男湯に洞窟露天を併設。pH9.63。2023年11月に客室をリニューアルした。日帰り入浴もできる。静岡駅からバスで120分、新静岡ICから車で50分。

いわき湯本温泉の14室の宿。宿は源泉をそのまま浴槽にかけ流し、熱すぎて入れないので流し込む湯量で温度を調整していると書く。泉質は単純硫黄泉など。湯本駅から徒歩5分。

ウトロの15室の宿。オホーツク海を正面に見る貸切露天風呂を1時間単位で使える。冬は流氷の大パノラマ、夜は星空。館内の男女別の温泉は自由に入れる。知床斜里駅からバスで約50分。

おごと温泉の16室の宿。大浴場、露天風呂、家族風呂がある。泉質は単純温泉、アルカリ単純泉。京都駅から20分、JR湖西線おごと温泉駅から車で5分(送迎あり)。

カルルス温泉の18室の宿。露天風呂「森の湯」は「空が見えなくては露天ではない」という考えで屋根をかけていない。男女とも源泉掛け流し100%と加水掛け流しの二つの浴槽があり、宿は加水から慣らすことを勧める。飲泉もできる。

山形県東根市温泉町二丁目1-1、東根温泉の全15室の宿。大浴場は杉と檜の香る「こはく」(男湯)と「うすべに」(女湯)で、24時間入れる。貸切風呂「くれない」は大石田町の次年子焼きの陶器浴槽を使うバリアフリー仕様。宿は源泉名を12号源泉、泉質を含硫黄-ナトリウム塩化物・硫酸塩温泉、源泉温度を55〜70度と公表し、湯の使い方を半掛け流しと明記する。日帰り入浴も受ける。

北海道天塩郡豊富町、日本最北の温泉郷にある全15室の宿。開湯100年の豊富温泉で100年続く宿で、原油を含む源泉かけ流しが看板。泉質は含よう素-ナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性高張性温泉)、泉温35.0度。湯は黄濁して弱い石油臭があり、日によって油の濃さが変わる。石造りの露天風呂と貸切露天風呂があり、デラックスルームからは貸切露天に直接入れる。日帰り入浴も受ける。JR豊富駅から送迎あり。

北海道河東郡上士幌町、ぬかびら源泉郷にある全12室の宿。自前の源泉を持ち、毎分60.2リットルを源泉かけ流しで使う。泉質はナトリウム塩化物炭酸水素塩泉で、宿はこれを二つの性格に分けて説明する。毛穴の汚れや角栓を溶かすナトリウム炭酸水素泉の「クレンジング系」と、肌の水分量を上げて保湿するナトリウム塩化物泉の「化粧水系」。宿は自分を「毛穴汚れや角栓ごっそり源泉かけ流しの美肌温湯宿」と名乗る。四季折々の地元産品を使った料理にこだわる。犬と泊まれる部屋もある。

高知県四万十町、四万十川源流域の日野地川の渓谷に建つ一軒宿。全国でも珍しく二種の源泉を持ち、内湯は単純硫黄冷鉱泉でpH9.6、露天は温泉法第二条該当泉でpH9.3。渓流を眺める露天風呂のほかサウナと水風呂がある。客室は和室15室と洋室4室。日帰り入浴は予約不要で10時30分から21時まで。JR窪川駅からバス35分。

標高2,410メートルの立山・室堂平に建つ、日本一高所の天然温泉の宿。1957年に山小屋として開業し、今は3代目が継ぐ。源泉は真下の地獄谷にあり、高低差100メートルを汲み上げた単純酸性泉をpH2.28、45度のまま無加水・無加温でかけ流す。全21室、相部屋もある。日本秘湯を守る会の会員宿。アルペンルートの開通期間だけの季節営業で、室堂ターミナルから徒歩15分。

熊野本宮温泉郷の19室の宿。公式サイトは渡瀬温泉を美人の湯の重曹泉とし、豊富な湯量を使った源泉かけ流しの温泉がさまざまな浴場で楽しめると書く。大露天風呂と4つの露天家族風呂がある。白浜駅から無料送迎あり。

与謝野鉄幹・晶子夫妻ゆかりの純和風旅館。大浴場の脇に自家源泉を持ち、毎分273リットルが自然湧出する48.5度の硫酸塩泉を加温も加水も循環もせず、毎日湯を抜いて溜め直すと明記する。19室、貸切風呂2つは宿泊者無料。阿蘇駅からバスで15分。

安楽温泉の7室の宿。源泉かけ流しの炭酸水素塩泉を露天風呂で使う。宿はこの温泉で米を炊いており、その味は格別だと書く。飲泉にも良いとされる湯。鹿児島空港から車で15分。

伊東市富戸の5室の宿。客室に半露天の展望風呂が付き、滞在中いつでも使える。貸切の露天風呂は15時から翌朝9時まで貸切自由で、夜は漁火が見える。館内の貸切風呂はかけ流し。城ヶ崎海岸駅から車で8分。
伊豆畑毛温泉の8室の宿。宿はすべての浴槽が源泉で、内風呂に熱い湯・中間・ぬるい湯の三段を用意すると書く。環境省の国民保養温泉地に指定された湯。入浴は7時から23時(それ以外は事前に確認すれば可)。

花敷温泉の源泉を引く唯一の一軒宿で、客室は全4室。源泉45度の自噴を内湯と二つの貸切露天風呂でかけ流しにする。夕食は樹齢千年の大木を使った別邸での囲炉裏懐石。日帰り入浴は受け付けていない。草津温泉から車で25分。

茨城県北茨城市磯原町磯原、太平洋に面した全12室の宿。旧・二ツ島観光ホテル。全室オーシャンビューで、目の前に二ツ島が浮かぶ。泉質は含硫黄・ナトリウム・塩化物・硫酸塩泉。露天風呂は内湯から着替えずに行ける造りで、朝5時から9時30分と15時から翌1時まで入れる。冬はあんこう鍋、夏は磯原海岸の海水浴。JR磯原駅から車5分、上野から特急で約1時間45分。

白山一里野の10室の宿。宿は浴場に無色透明でさらりとした温泉がいつも流れ出ていると書く。24時間いつでも入れる。JR金沢駅から車で80分、金沢西ICから60分。

山形県米沢市大沢、吾妻連峰の北側、標高1,300メートルの谷間に建つ木造2階建て13室の一軒宿。日本秘湯を守る会の会員。三方を奇岩の絶壁に囲まれ、岩壁から噴き出す湯口は六か所あるが、宿が使うのはそのうち一本だけで残りは川へ流れ落ちる。泉質は単純酸性硫黄温泉、源泉温度51度、使用量は毎分300リットル、加水も加温もしない源泉かけ流し。浴槽は内湯2と露天3で、露天には混浴と女性専用がある。営業は4月下旬から11月上旬。

雲見の海辺に建つ8室の民宿。漁師である主人が獲った魚が食卓に出る。大浴場の内湯と露天は源泉かけ流しだが、客室の露天風呂は温泉ではなく沸かし湯だと宿自身がはっきり書いている。

雲見の5室の民宿。大理石の風呂は通常は男女別だが、浴場の「貸切札」を掲げれば無料で貸切にできる。主人と先代が毎朝漁に出た魚が出る。駿河湾越しに富士山が見える。

標高1,180メートルの燕温泉の入口に建つ16室の宿。河原の湯と黄金の湯という二つの源泉を引き、100%源泉かけ流しの白濁した硫黄泉を内湯と大田切渓谷を望む露天風呂で使う。全国でも珍しい炭酸泉と宿は書く。露天は12月から4月まで閉じ、大浴場は80分ごとに男女が入れ替わる。玄関前にバス停があり、日帰り入浴を受ける。自家製のそば粉の手打ちそばを出す。

蔵の間4室、本館4室、別館2室の計10室の宿。「個」を大切にする大人の休み処を掲げ、食事はすべて個室の炭火ダイニング、風呂は趣の異なる5つの貸切温泉を空いていれば自由に使う。2024年に本館の2室に客室露天風呂が付いた。日帰り入浴はなく、2024年11月から子どもと団体の受け入れをやめた。月・火曜が定休。

遠刈田温泉の11室の宿。大浴場、露天風呂、貸切風呂を備える。泉質はカルシウム硫酸塩泉、塩化物泉など。仙台駅から高速バスで60分、白石・村田ICから20分。

料理ともてなしにこだわった小さな宿と自ら掲げる遠刈田の旅館。仙台駅前から高速バスで60分。共同浴場とこけしの店が並ぶ温泉街にある。

塩原温泉の5室の宿。敷地内から湧く無色透明のアルカリ単純泉を、無加温・無加水・無循環で使うと宿は書く。二つの風呂は貸切・家族風呂としても使える。那須塩原駅からバスで50分。

江戸末期に商人宿として始まり150余年になる12室の旅館。天然大理石と木曽ひのきの二つの浴場がある。塩山駅北口から徒歩10分、周りは甲州の果樹園。日帰り入浴は受けていない。

塩山駅から徒歩10分、塩山温泉の小さな宿。とろみのあるアルカリ性の湯を大浴場で使い、露天風呂はない。甲州市観光協会は部屋数11室、最大収容50名としている。最終チェックインは22時で素泊まりもできる。

長崎県壱岐市勝本町立石西触、壱岐島の湯ノ本温泉にある全8室の宿。日本秘湯を守る会の会員。湯ノ本のなかでも旧湯(ふるゆ)と呼ばれる湯を引き、自噴69度の鉄分を含んだ塩気のある湯が、空気に触れて赤茶けた鉄錆色に濁る。貸切で使える家族風呂の露天は広く、大家族でも一緒に入れる。料理は自家栽培の無農薬野菜と壱岐近海の魚介を使った創作郷土料理。港と空港から送迎あり。

長野県上高井郡高山村奥山田3681-343、標高1500メートルの山田牧場にある全10室の宿。宿は隠れ家的な宿と名乗り、天気のよい日は北アルプスの山々が一望できると書く。囲炉裏付きの客室があり、早朝の露天風呂を薦めている。泉質は単純硫黄泉。須坂長野東ICから25キロ、車で約40分の山道を上がる。

東京都西多摩郡奥多摩町氷川、JR奥多摩駅から徒歩2分。多摩川の氷川渓谷にせり出すように建つ全8室の小さな宿で、どの部屋からも眼下に川が見える。湯は小河内ダムで湖底に沈んだ源泉を平成3年に汲み上げたもの。源泉名は鶴の湯温泉、アルカリ性単純硫黄泉で源泉温度29.6度。男湯は地下1階、女湯は地下4階の内風呂。家族で営む宿で、1名から泊まれる。

昭和2年(1927年)築、2018年に国の登録有形文化財となった木造旅館。川底から湧く湯をそのまま浴槽にした「鍵湯」は毎分247リットルの足元湧出で、加水・加温・循環なしと宿は明記する。大人だけを受け入れる小さな宿。

奥津温泉の17室の宿。自分の源泉を持ち、宿は昔から知られる奥津の美白・美人の湯だと書く。大浴場の壁面は彫刻家・空充秋の作品。貸切風呂も備える。津山駅からバス、院庄ICから車で30分。

奥日光湯元の小さな宿。宿は客室露天風呂を含む館内すべての風呂で、加水なしの源泉掛け流しを使うと書く。すべての客室に露天風呂があり、2022年2月に大浴場の露天風呂ができた。東武日光駅からバスで約60分。

岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根、新平湯温泉のほぼ中央に建つ宿。築二百年の百姓座敷は移築ではなく、実際に百姓座敷として使っていた建物をそのまま使っていると公式サイトは書く。日本源泉湯宿を守る会に提出した調査表では加水も加温も循環もなしと開示している。源泉は一重ケ根温泉1号泉、湧出地の泉温130度を低温泉と混ぜて調整している。貸切露天が二つ、24時間無料。

平湯温泉の12室の宿。宿は98度の源泉を谷水で適温にしていると書く。屋根付きの檜の露天風呂があり、宿泊者は貸切を無料で使える。高山駅からバスで60分。

奥蓼科の9室の宿。宿は国内でも希少な天然の「鉄と微炭酸」を含む湯だとし、冷・温・熱の三種類を交互に入る使い方を勧める。自家源泉かけ流しの冷泉の打たせ湯がある。入浴は22時間(9時から11時は清掃)。

奥蓼科の12室の宿。源泉は2キロ上流の渋の湯近くから引き、湯壺を青みがかった乳白色に変える「信玄の薬湯」がある。単純酸性冷鉱泉で源泉21.2度、濃度が高いため入浴は15分までとしている。露天の「森の温泉」は冬季閉鎖。茅野駅からバスで50分。
応徳温泉の9室の宿。道の駅六合の敷地にあり、露天風呂を持つ。中之条町は応徳温泉の湯を、少し白濁した湯のなかに黒い湯の花が浮かぶ弱アルカリ性の美人の湯だと書く。渋川伊香保インターから車で2時間。

温泉津温泉の10室の宿。宿は戦国時代からの文献が残る古い温泉だとし、泉質をナトリウム石炭泉で赤くにごった色が特色だと書く。天然の岩壁を利用した浴場と檜張りの浴場がある。石見銀山から15分。

諏訪大社下社秋宮の隣に建つ9室の宿。宿は、神が化粧水を浸した綿を置いた場所から湧いたと伝わる「綿の湯源泉」と、諏訪一のあつ湯「旦過第一源湯」の混合泉を使うと書く。貸切風呂がある。下諏訪駅から徒歩10分。

明治37年に下諏訪宿の旅籠「つたや」を譲り受けて始まった6室の宿。名湯「旦過の湯」を源泉100%かけ流しで使う。屋号の由来になった「鉄鉱泉」という鉱泉を浴室で飲用・塗布できる。24時間入れる。

信玄の隠し湯、下部温泉の中心にある7室の湯治宿。古くから伝わる約32度の冷泉と、近年掘削した約50度の温泉の二つの源泉を持ち、ぬる湯と熱い湯を交互に入る温冷交互浴を勧める。日帰り入浴は10時から16時。下部温泉駅から徒歩15分。

山の中腹に建つ昭和初期の木造建築。本館など複数の建物が国の登録有形文化財に登録されている。

宮崎県えびの市西長江浦、田んぼの中に建つ全8室の一軒宿。100パーセント天然温泉を源泉掛け流しで使うと宿は書き、源泉温度は夏が36〜38度、冬は加温して42〜44度。岩風呂と人工大理石の湯船があり、温度が違う。名物は敷地の湧き水で育てた鯉で、宿は「鯉は高級魚なんです」と言い切る。創業30年、祖父の想いが詰まった温泉だと宿は紹介する。九州道えびのICから約5分、送迎もある。

全7室すべてに河津浜を望む温泉かけ流しの露天風呂が付く宿。宿は一世紀以上前の本店創業から「湯守り」という職人がかけ流しを管理してきたと書く。共用の「潮騒の湯」は時間帯で大浴場と貸切に切り替わる。伊豆急の河津駅から徒歩3分。

台温泉の8室の宿。本館と別館にそれぞれ別の源泉を引き、泉質も違う。本館が弱アルカリ性単純温泉で浴槽3か所、別館が塩化物泉・硫酸塩泉で浴槽2か所。別館の二つと本館の紅梅の湯は貸切にもできる。

和歌山県和歌山市鳴神574、花山温泉の一軒宿。全12室で、日帰り入浴も受ける。和歌山県温泉協会は掲示用泉質名を炭酸鉄泉、源泉温度26度、湧出量毎分124リットル、加水なし、掛け流しと載せる。館内には高温の風呂と源泉そのままの冷たい風呂が並び、露天風呂、サウナと水風呂、超音波の気泡風呂、寝湯がある。カイロプラクティックの施術所を併設する珍しい構えの温泉施設。

北海道足寄郡足寄町芽登2979、ヌカナン川の川辺に建つ全7室の一軒宿。日本秘湯を守る会の会員。宿は「自然湧出 源泉100% 掛け流し 加温なし」を守っていると書き、源泉62度を熱交換器で40度まで下げて浴槽へ引く。浴場は混浴大露天風呂「巨岩の湯」、大露天風呂、小露天風呂、内湯。原生林に囲まれ、シマフクロウやエゾシカが現れることがある。帯広駅から車で約80分。

湯野上温泉の7室の宿。宿はpH8.2の美肌の湯を100パーセント源泉かけ流しで使うと書く。渓谷を眺める露天風呂がある。会津線の湯野上温泉駅から徒歩2分。

大川(阿賀川)の渓谷沿いに建つ、会津建築による全12室の宿。毎分200リットルの湯を貸切露天風呂、大浴場、露天風呂、客室の風呂まですべての浴槽に源泉かけ流しで注ぐと明記する。全室に十和田石の温泉内風呂が付き、特別室2室には露天風呂も。貸切露天2つは予約不要で宿泊料金に含まれる。湯野上温泉駅から徒歩10分。

1962年創業、皆生温泉で一番古い建物の旅館と自らを紹介する13室の宿。大正年間に造られた皆生に現存する最古の露天岩風呂を持ち、73.5度の源泉を循環機を使わず加水してかけ流していると明記する。館内は全て畳敷き。

鳥取県鳥取市気高町勝見、浜村温泉の14室の宿。大浴場には露天が付き、星や月が見えることから星の湯・月の湯と呼ばれる。24時間入浴でき、時間で男女が入れ替わる。貸切風呂は二つ。岩の露天「おしどりの湯」と、地元の酒蔵から譲り受けた直径2メートルの大釜を使った「大酒釜風呂」。どちらも予約不要で、入口の木札で空きがわかる。JR浜村駅から近い。
山ノ内町の角間温泉にある9室の旅館。宿は自家源泉100%、90度の湯だと書く。24時間入れる。湯田中駅から車で7分。
角間温泉の全7室の宿。宿の風呂と三つの共同浴場を合わせて四つの湯に入れる。泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉、pH8.2の弱アルカリ性低張性高温泉で、源泉掛け流し。湯田中駅から車で5分。

岳温泉の8室の宿。宿は内風呂も露天風呂も源泉100パーセントのかけ流しだと書く。湯船に浸かると湯の花が舞う。日本では珍しい酸性泉で、かすかに硫黄の匂いがする。二本松駅から車で15分。

葛温泉の10室の宿。男湯女湯それぞれに北アルプスを背景にした露天風呂を持ち、源泉名は高瀬の湯と炭酸の湯。源泉90度の単純温泉を掛け流しで使う。日帰り入浴も受け付けている。信濃大町駅から車で25分。

創業150年、昔ながらの木造三階建て、全館畳敷きの13室の旅籠。1300年続く山陰最古といわれる岩井の湯を、蛇口の水まですべて源泉かけ流しで使う。名物の「源泉長寿の湯」は直立しても胸まで浸かる深い浴槽で、湯底に敷いた松板の真下から湧く湯をそのまま使う。竹垣に囲まれた露天「背戸の湯」、大浴場「祝いの湯」、貸切「よいまち草」。日本秘湯を守る会の会員宿で、日帰り入浴を受ける。

創業400年と宿が書く岩井温泉の18室の宿。約48度の源泉を何も足さずに湯船へ入れる。総ヒノキの男女別浴室、佐治石を使った庭園露天風呂、貸切露天風呂「森の方舟」と貸切サウナがある。岩美駅から送迎あり。

江戸時代の庄屋屋敷を活かした「泊まれる料亭」。280年を経た建物に明治天皇が休んだ部屋を当時のまま残し、百年近い土蔵は登録有形文化財。将棋の棋聖戦や囲碁の十段戦の対局が行われてきた18室の宿で、岩室の黒湯を古代檜の内湯と露天風呂、源泉かけ流しの露天風呂付き客室で使う。

岩室温泉の小さな宿。自家源泉100%の湯を持ち、大浴場「ゆめみの湯」は浴槽の中が石造りで縁は古代檜。露天風呂付き客室と、24時間使える専用半露天風呂のある離れ「はなれ舎」がある。

福島県岩瀬郡天栄村湯本居平7、茅葺き屋根の古民家をそのまま使う小さな宿。宿は天保12年創業、築150年の古民家と書く。風呂は男女別の総ひのき風呂で、湯は掛け流しの塩化物泉。客室は趣の異なる4室と公式は案内する。里山の食材を使う料理を出す。JR新白河駅から予約制のバスで約50分、東北自動車道の白河ICか須賀川ICから車で約50分。

本館が国の登録有形文化財に登録されている茅葺き屋根の湯宿。文化庁は明治1871年頃の木造2階建・寄棟造茅葺屋根とし、湯治場として知られる岩瀬湯本温泉の景観の核だと書く。源泉は49.2度、毎分69リットルの自然湧出。朝4時から入れる。

由布院の別荘として建てられ、のちに旅館となった宿。由布院が歓楽街化を避けて今の姿を選んだ、その中心にあった。

千葉県君津市、亀山湖を見下ろす高台に建つ全14室の湯宿。地下2,000メートルから毎分600リットル以上が自噴するチョコレート色の湯を持ち、腐植質による色だと宿は説明する。泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、pH8.7、成分総計2.70グラム。源泉は27度に届かない冷泉なので循環しながら加温しているが、男湯には源泉そのままの冷泉風呂がある。貸切家族風呂2か所、貸切露天風呂1か所、足湯2か所。日帰り入浴もでき、温泉スタンドで湯を持ち帰れる。

JR亀川駅から徒歩8分、市営の亀陽泉と同じ亀川中央町にある11室の旅館。宿は亀川の温泉を源泉かけ流しの天然温泉とし、泉質は単純温泉で無色透明・無味無臭だとしている。24時間入れる。

亀川の8室の素泊まりの宿。浴室はすべて完全個室で、天然温泉100%掛け流しだと宿は書く。24時間入れる。亀川駅から徒歩3分。

温泉街から少し離れた木立の中、清流・迫間川のほとりに建つ全9室の宿。日本の名湯百選の菊池温泉、アルカリ性単純温泉48.7度、pH9.2のとろとろの湯を薄めず沸かさずかけ流す。大岩がむき出しにそそり立つ内湯「まほろばの湯」と、親子で2年かけて手造りした清流を見下ろす露天風呂「ほたるの湯」。岩風呂、檜風呂、石風呂など12室の貸切家族風呂「湯の倉」。菊池米と館主自ら採った山菜の創作料理12品を個室で。立ち寄り湯は10時から21時。植木ICから20分、熊本空港から30分。

鳥取県鳥取市吉岡温泉町、千年の歴史を持つ温泉地にある全7室の小さな宿。吉岡温泉を源泉かけ流しで使い、風呂は24時間いつでも貸切で入れる。宿は「少し熱めのお湯ですが、身体が芯から温まる」と書く。開湯は1000年以上前で、江戸時代から湯治に使われてきた名湯。地元の食材を使った手作りの料理が自慢で、8名以上なら館内を貸し切れる。JR鳥取駅から路線バスで25分ほど。

吉岡温泉の15室の宿。宿は心からあたたまるので術後の湯治などに最適だと書く。終日入れる。鳥取駅から吉岡温泉行きバスで温泉入口バス停下車、徒歩2分。

吉野山の中千本、ささやきの小径の途中に建つ一軒宿。約300年前に開湯し「吉野の隠し湯」と呼ばれた湯を、赤みを帯びた単純二酸化炭素冷鉱泉の源泉100%で内湯に使う。明治26年、22歳の島崎藤村が桜の時期に逗留した部屋が当時のまま残り、俳人稲畑汀子の句碑が建つ。斜面を利用した吉野建ての建物に和室6室、全室禁煙で、1人での宿泊は受けない。松茸会席とぼたん鍋の季節限定プラン。吉野駅から徒歩20分、送迎あり。

男女別の風呂を持たず、基本的に貸切風呂で営業する6室の民宿。グループ単位で入る。名鉄吉良吉田駅からタクシーで7分。

愛知県西尾市吉良町宮崎、三河湾の宮崎海岸に建つ全12室の家族経営の宿。玄関を出て30歩で砂浜という立地で、全室が三河湾を向く。1982年に漁師民宿として開業し、豪雨で流されたあと建て直し、2005年に露天風呂と内風呂の別棟を建てた。露天は漆塗りのヒノキ造りで、源泉名は吉良温泉鉢貫井、ナトリウム・塩化物温泉を加温・加水・循環で使う。温泉は露天風呂のみで、内風呂は十和田石を張った風呂。名鉄吉良吉田駅から無料送迎がある。

くじゅう連山の南麓にある10室の宿。全棟が戸建てで、それぞれにかけ流しの内湯と露天風呂が付く。ウッドデッキと一体になった露天風呂から久住の星空が見える。24時間入れる。

宮島の対岸、回遊式庭園のなかに離れと母屋が建つ12室の宿。檜の内湯と空に開かれた露天風呂があり、二つの浴室を男女で時間帯を分けて交互に使う。夜は露天に篝火が焚かれる。

京町温泉の15室の旅館。2階のひのき風呂から川が一望できる。24時間入れる。JR吉都線の京町温泉駅より徒歩10分。

大正6年に大庄屋・小山田家の12代当主が建てた屋敷をそのまま宿にした、国登録有形文化財の7室。千鳥破風と唐破風を重ねた玄関、16メートルの秋田杉の一枚板の廊下、鹿鳴館風の階段室。平成20年に敷地内で掘り当てた含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉を、加水・加温なしで檜の大浴場と、樹齢380年の樅の木を望む総檜の貸切露天二つにかけ流す。雄物川のモクズガニの川蟹料理。中学生以上、車椅子は不可。日帰りは檜風呂のみ。峰吉川駅から送迎、秋田空港から16分。

旧閑院宮別邸の跡地に建つ宿。斜面を生かした建築で知られ、箱根の高台から山並みを望む。

玉名温泉の12室の宿。宿は全室に源泉掛け流しの半露天風呂が付くと書く。大浴場は畳を敷いた「畳の湯」で、滑りにくい。朝食も夕食も部屋で出す。新玉名駅からタクシーで7分。

熊本県玉名市、1350坪の日本庭園を持つ全16室の宿。江戸時代の名医・徳永尚玄の名を継ぐ。庭園を望む露天風呂を備えた大浴場を持ち、毎分299リットル、源泉温度56度をかけ流す。露天には玉名温泉で唯一の打たせ湯がある。泉質はアルカリ性単純温泉で、ラジウムの含有量が多く刺激が少ないと宿は書く。春は桜からツツジ・サツキ、初夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景と、庭が四季で変わる。夜は庭がライトアップされる。新玉名駅から車で5分。

筋湯温泉から山あいに入った、約2000坪の雑木林に10棟の離れが点在する宿。土壁と黒塀の古民家風の離れにはすべて露天風呂が付き、ナトリウム塩化物泉を24時間かけ流す。湯量は部屋の暖房にも温泉を使うほど。露天と内湯、貸切露天がある。日本秘湯を守る会の会員宿。黒川温泉から車で20分。

筋湯温泉の10室の宿。筑後川の源流に臨む露天風呂(男女別)があり、館内に岩風呂と家族風呂もある。くじゅうの山々に抱かれた位置。豊後中村駅から日田バスで1時間。
座敷わらしの伝説で知られる10室の宿。源泉かけ流しで24時間入れる。日帰り入浴は10時30分から15時、大人500円。メンテナンス休館日が月に数日あり、2026年10月9日から16日は青森国体の選手の貸切で一般の宿泊ができない。

銀山温泉のほぼ中央に建つ14室の宿。宿は大正ロマンの香り漂う宿だとし、川側に書院造の和室、山側に和洋室を置く。源泉かけ流しの風呂を持つ。尾花沢市内から車で30分。

銀山平温泉の14室の宿。泉質はアルカリ単純泉で、大浴場と露天風呂がある。宿は自家製のロースハムやベーコン、スモークトラウトと豊富な地酒を掲げている。冬期は豪雪のため休む温泉地にある。

熊の川バス停から徒歩1分、離れを含めて5室の小さな宿。38度のぬる湯を源泉かけ流しで使い、ラドン含有量は九州一と宿は名乗る。畳敷きの檜風呂「山どりの湯」、半露天の石風呂「川せみの湯」、檜の小判型風呂「福ろうの湯」の三つの貸切風呂は60分の有料で日帰りでも使える。佐賀県産大豆のざる寄せ豆腐と温泉豆腐、温泉おかゆ、富士町の棚田米の食事。カフェとランチ、アロマのリンパマッサージ。水曜定休。日帰り入浴は10時から19時。

徳島県勝浦郡上勝町福原平間71-1、勝浦川を見下ろす高台に建つ全16室の宿。全室から勝浦川が見える。浴場は1階と2階にあり隔日の男女入れ替え制で、2階は阿波の青石を配した岩風呂。館内は車椅子でも動けるバリアフリー設計で、客室には地元の木材と珪藻土を使う。温泉は1.5キロ離れた霊山月ヶ谷から引く冷鉱泉。キャンプ場とバンガローを併設し、日帰り入浴も受ける。

月岡温泉の10室の宿。一日中入れる源泉かけ流しの大浴場を持ち、貸切風呂「なごみ」と「あかね」がある。なごみには12畳のリビングと6畳の脱衣場が付く。泉質は硫黄泉・含イオウナトリウム塩化物泉。

犬山城の東、木曽川沿いに建つ全17室の和室の旅館。犬山温泉を広い大浴場と六方石の露天風呂「白帝の湯」に使い、露天から犬山城の一部が見える。体の芯まで温め湯上がりも湯冷めしにくいと宿は書く。ベテラン板長の季節の会席は目でも楽しませ、量を控えたシルバー向きプランもある。夕食と入浴の日帰りプランは17時から21時。犬山遊園駅から徒歩8分、駐車場50台。

大阪府泉佐野市、犬鳴川のそばに建つ15室の観光旅館。日本旅館協会の施設情報では源泉掛け流しで、泉質は純重曹泉(緩和性低張冷)。露天風呂は男性1か所・女性2か所、サウナと打たせ湯、ボディーシャワーを備える。日帰り入浴は11時から21時、年中無休。カモ鍋、きじ鍋、ぼたん鍋、行者鍋と佐野漁港の魚介を使った会席。関西空港から車30分。

2026年10月1日にリニューアルオープンした宿。客室の改装で温泉露天風呂付きの部屋が3室新たにできた。大阪から車で45分の渓流沿いで、春は山桜、初夏はホタル、秋は紅葉。渓流沿いの立地のため館内の移動に階段を使う箇所がある。

福岡市から車で60分、古湯温泉街にある10室の宿。「佐賀の源泉かけ流し温泉宿」を掲げ、約38度のぬる湯と加温した熱めの湯船を並べた古湯温泉唯一の畳風呂を持つ。ぬる湯に50分、上がる前に熱い湯に10分という入り方を勧める。斎藤茂吉が滞在した離れを読書と珈琲の空間に作り替え、宿泊者に開いている。名物は瓦そばと鯉のあらい、A5等級の佐賀牛。

浴槽に敷いた砂の下の岩盤から湯が湧く「天然砂湯」を持つ9室の宿。砂は湧き出す岩盤を守るために敷いてあると宿は書く。貸切庭園風呂がある。日帰り入浴は11時から15時、大人1,000円。送迎はない。

上山田温泉の12室の宿。24時間100%源泉かけ流しで、手作りの「100年風呂」をはじめ貸切露天や露天風呂付き客室を含めて8つの浴槽がある。単純硫黄泉でpH8.6。宿は「青い眼の若旦那」が迎えると書く。

五頭温泉郷の出湯温泉にある7室の宿。出湯は809年に弘法大師が錫杖をついて湧出させたと伝わり、県内最古の歴史を誇ると宿は書く。水原駅からタクシー15分。

秋田県鹿角市八幡平、十和田八幡平国立公園の中に建つ一軒宿。旅館部は全18室で、湯治部は期間限定・不定期の営業。源泉はオナメ・モトメの湯、泉温93.4度の単純硫黄泉でpH3.01。泥成分で灰白色に濁る。総木造りの大浴場に箱蒸し風呂・泥湯・火山風呂・蒸気サウナなど七つの湯があり、全浴槽が源泉かけ流し(温度調節の加水のみ)。天然地熱のオンドル部屋が名物で、宿泊者限定の貸切風呂もある。
伊豆市吉奈の宿。25代目館主が湯守を務め、加温・加水・循環をせず塩素も使わない源泉100%の湯を6つの浴槽に引く。貸切露天は無料・予約不要・24時間。岡本太郎がデザインした浴槽がある。15室。

広沢寺温泉の一軒宿で19室。昭和初期に建てられた純日本風の木造2階建ての本館が残り、ドラマの撮影にも使われる。敷地内に強アルカリの源泉があり、男湯の露天風呂は丹沢の渓流をイメージした浴槽。名物は猪鍋。本厚木駅からバスと徒歩で50分ほど。

福島県西白河郡西郷村、阿武隈川の上流の谷に建つ全16室の一軒宿。日本秘湯を守る会の会員で、日光国立公園の中にある。白河藩主の松平定信が愛した湯で、定信の別荘だった建物を離れとして使い、西郷村の重要文化財として守られている。看板の大岩風呂は縦5メートル、横15メートル、深さ最大1.2メートル。鳥居の湯口から44〜45度の湯が流れ、岩盤の足元からは31〜34度の湯が自噴する。二本の源泉とも加水・加温なしの源泉かけ流し。

温湯温泉の10室の宿。宿は天然温泉をぜいたくにかけ流しとし、眺めの良い広々とした内湯を掲げる。泉質はナトリウム・塩化物強塩泉。東北自動車道の黒石ICから車で約10分。
浅瀬石川のほとり、和室10室の宿。黒石観光協会は、大浴場と陶器風呂があり、貸切の信楽焼陶器風呂も用意できると案内している。バス停「板留」から徒歩1分。
落合温泉の18室の宿。大浴場と露天風呂があり、泉質は単純温泉。ラウンジ、宴会場、茶室を備える。黒石の町からバスで20分ほどの浅瀬石川沿いにある。

主人が自ら岩を掘って洞窟風呂を作った宿。その発想が黒川温泉全体の景観づくりの出発点になった。

今井浜の4室の宿。全客室に海を眺める露天風呂、シャワー室、寝室、居間を備える。館内は桐をはじめ天然素材でつくられている。今井浜海岸駅から徒歩1分。

新潟県五泉市佐取、阿賀野川の岸に建つ全18室の宿。「SLが停まる咲花駅から徒歩132歩の宿」と自ら名乗る。咲花温泉の源泉をかけ流しで使い、6階の大展望風呂から阿賀野川を見下ろす。咲花の湯は温度や外気温によって透明からエメラルドグリーン、グリーン、乳白色へと色が変わるので、その違いを楽しみながら浸かってほしいと宿は書く。室内犬と一緒に泊まれる部屋がある。磐越自動車道の安田ICから車で10分。

大分県玖珠郡九重町田野257、標高1100メートルの飯田高原にある全11室の一軒宿。日本秘湯を守る会の会員。源泉13度から14度の冷泉に入り、体を拭かずに薪ストーブの部屋で暖まるという入り方が伝わる。宿は毎分2トンを超える湧出量の源泉かけ流しとし、互久楽湯(桧湯・切石湯)と家族湯(桧湯・岩湯・切石湯)、冷泉サウナを備える。休館日は水曜日。

山鹿の丘の上に建つ12室の宿。宿は全室にかけ流しの温泉風呂が付くと掲げる。2023年3月に特別室「別館プレミア」を新築した。玉名駅から車で約30分、山鹿バスセンターから車で5分。

加賀藩主の指定宿を代々務めてきた宿。北大路魯山人が滞在した部屋が残り、九谷焼と加賀の食が重なる。

客室数を絞った小規模の宿。鶴仙渓を見下ろす高台に建ち、加賀の器と食を静かな環境で受け止める。

長野県上高井郡高山村、信州高山温泉郷の山田温泉で共同浴場の大湯の前に建つ全9室の宿。自らを「新湯治の宿」と名乗る。泉質は含硫黄・ナトリウム・カルシウム・塩化物泉、泉温68.5度とやや熱めで、源泉かけ流しの湯は透明だが底に白い湯の華がたまる。地下1階に男女別の檜の大風呂があり、15時から翌9時まで入れる。客室はすべて10畳の和室で、渓谷側は松川の流れが、大湯側は温泉場の賑わいが感じられる。須坂駅からバスで30分。

四万温泉の10室の宿。露天風呂のほか、大きな窓に囲まれた大浴場から山を眺められる。宿は四万の湯を赤ちゃんからお年寄りまで安心して入れる優しい泉質だと書く。中之条駅からバス。

竹林の中の離れの宿。全室に源泉かけ流しの温泉が付いていて24時間入れる。宿はpH9.4の特効アルカリ泉とし、紫尾神社拝殿下に源泉があることから「神の湯」とも呼ばれると書く。13歳以下の子どもは受け入れていない。

温度の異なる二つの自噴泉を持つ、5室の小さな宿。紫尾神社の拝殿下に湧く「神の湯」はpH9.4のアルカリ性単純硫黄泉で、浸かるとぬるぬるし湯上がりはすべすべの美肌の湯と宿は書く。目の前を川が流れる露天風呂は宿泊者専用で、朝の光、夕方の斜光、夜の星空を眺めて入る(雨天は使えない)。地元の山海川の幸に鹿刺しや猪鍋のジビエを加えたボリューム満点の田舎料理。和室15畳1室、和洋室12畳2室、シングル2室。立ち寄り湯は休止中。鹿児島市内から車で約80分。

鹿教湯の16室の宿。5階の展望露天風呂「杜の湯」は夜21時30分から翌朝4時30分まで貸切で使える。源泉100%の掛け流しで、浴槽の温度は41〜42度だと宿は書く。大浴場には飲泉用の枡がある。上田駅から直通バスで40分。

七沢温泉の8室の宿。平成元年から3年かけて掘った自家源泉で、pH9.54以上の強アルカリ性。日帰り入浴は8時から19時受付。本厚木駅からバスで30分。

七沢温泉の8室の宿。露天風呂と家族風呂があり、風呂からは山が見える。宿は「こんな近くにこんな温もりを」を掲げ、丹沢の自然のなかでゆったり過ごしてほしいと書いている。本厚木駅からバスで20分。

柴原温泉の10室の宿。創業は江戸末期で、男女別の檜造りの内湯と露天風呂を持つ。主人が毎日手打ちする秩父そばを出す。泉質は単純硫黄泉で、宿は別名「白美身の湯」とも呼ばれ飲用も可能だと書く。武州日野駅から車で7分。

修善寺の15室の宿。自然林に囲まれた露天風呂は剣豪・宮本武蔵にちなむ「武蔵の湯」と「つうの湯」。宿は各客室の温泉を源泉掛け流しだと書く。泉質はアルカリ単純泉。修善寺駅から車で10分。

秋田県湯沢市秋の宮字殿上1、役内川の河畔に建つ一軒宿。源泉は宿の目の前の河原にある。明治18年に女性の手で開かれた湯治宿で、現在は五代目。1950年代前半の改修に建築家の白井晟一が関わり、特別室「鷹の間」や階段の手すりに意匠が残る。浴場は大浴場、内湯、混浴半露天、女性専用半露天、河原野天風呂など。日本秘湯を守る会の会員宿で、毎週水曜日と冬季は休館する。

北海道空知郡上富良野町、標高1280メートルに建つ14室の宿。日本秘湯を守る会は北海道で一番高所にある温泉宿だと書く。源泉は二本あり、公式サイトは2種類の源泉掛け流し天然温泉としている。内湯は大岩の湯と小岩の湯で時間により男女が入れ替わり、どちらにも酸性の湯と露天が付く。携帯の電波は届かない。通年営業で、日帰り入浴もできる。

十津川温泉の9室の宿。露天風呂、内湯、寝湯、貸切のひのき風呂2つなど全部で8種類の浴場があり、すべて源泉かけ流しだと宿は書く。源泉から400メートル。露天には囲いがない。

小安峡の12室の宿。高温の源泉が宿の裏にあるので追い炊きを一切していないと宿は書く。内湯は男性が美里の湯、女性が美幸の湯で、それぞれ続きに男女別の露天風呂がある。湯沢駅から車で約1時間。

秋田県湯沢市皆瀬、小安峡の谷にある全19室の宿で、当代は十二代を数える。大浴場「薬師の湯」は樹齢100年・全長50メートルの秋田杉の梁と熊本県阿蘇の石を敷石に使う。変わり風呂「陶喜の湯」は宮城県栗原市の栗駒焼を湯船に敷き詰めてあり、露天風呂「風の湯」は岩肌の間に横になれる。この二つは早朝5時に男女が入れ替わる。貸切の「子宝の湯」もある。泉質は単純温泉の弱アルカリ性で、源泉が80度あるため加水して使う。日帰り入浴は10時30分から15時。

秘湯として知られる小谷温泉からさらに山道を進んだ、標高900メートルの山間に建つ一軒宿。毎分240リットルの湯量を誇るナトリウム炭酸水素塩泉を、男女別の内湯と露天風呂にかけ流す(湯温調節のため雨飾山の湧水で加水する場合がある)。露天風呂からは目前に迫る山容と星空を見る。和室5、和洋室7、洋室1の13室。徒歩3分にブナ原生林の中の村営露天風呂がある。雨飾山の登山口で、南小谷駅から村営バス40分。日帰り入浴はしていない。

青森県弘前市常盤野、岩木山の南麓にある14室の宿。嶽温泉旅館組合の事務所を兼ねている。宿は嶽温泉特有の濃厚な白い濁り湯を青森ヒバの浴槽で楽しんでほしいと書き、泉質が強いため浴槽を木造りにしていると説明する。外来入浴は午前10時から午後4時まで。舞タケ釜めしなど地の物を使った料理を出す。弘前駅からバスで約60分。

小豆島の15室のホテル。宿は小豆島温泉「瀬戸の御湯」を約30万年前の雨水が濾過されて湧いた、ほんのり淡いオリーブ色の湯だと書く。平日は組数限定で大浴場を貸切にできる。土庄港から車で約5分。

小浜温泉の18室の宿。温泉の蒸気を使った「蒸し釜」が11台あり、食事は蒸し料理が中心。大浴場の中には蒸気を利用した蒸し風呂がある。名物は黒たまご。入浴は6時から23時30分。

小野川温泉の中心にある全13室の宿。約80度の高温源泉と約35度の新源泉を混ぜ、加水せず源泉100%かけ流しで使う。蔵王石をくり抜いた岩風呂と低温源泉の露天、サウナ、車いすのまま入れる貸切風呂を備え、三世代で無理なく過ごせる宿としてバリアフリーを掲げる。一人旅向けの6畳の部屋があり、日帰り入浴もできる。

島根県松江市末次本町14、宍道湖の湖畔に建つ全19室の老舗旅館。明治21年の創業で、芥川龍之介、川端康成、小泉八雲、志賀直哉ら多くの文人が滞在した。昭和2年に島崎藤村が泊まった部屋は「藤村の間」として当時のまま保存されている。樹齢300年の松と宍道湖を借景にした庭園を持つ。4階のレイクビュースイートルーム全4室には宍道湖を一望できる展望温泉風呂がある。家伝の「鯛めし」で知られる。

源泉100%の天然出湯を掛け流しで使う13室の宿。貸切露天風呂が二つあるが、営業は冬季1か所・夏季2か所。明治13年に入江長八が手掛けた漆喰こて絵の残る蔵座敷がある。伊豆半島ジオパークのジオガイドのいる宿。

松川渓谷に建つ9室の宿。宿は山田温泉の元湯を福島正則が発見し、寛政十年(1798年)に開湯した名湯だと書く。山なのに塩気がある珍しい湯で、湯冷めしにくい。須坂駅または小布施駅から無料送迎バス(要予約)。

松之山温泉の5室の宿。露天風呂と家族風呂がある。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉。ほくほく線まつだい駅からバスで約25分。

大阪府貝塚市木積、近木川の谷に建つ全6室の宿。全室にひば造りの客室露天風呂が付く。湯は花崗岩から湧き出る天然のラドン温泉で、身体が温まりやすく一度温まれば冷めにくいと宿は書く。大浴場と半露天風呂があり、日帰りの立ち寄り湯を年中無休で朝9時から夜21時まで受ける。大阪市内から車で40分、水間鉄道の水間観音駅からバスか車で10分。

沼尻温泉の10室の宿。ログハウスの建物で、源泉100%かけ流しの酸性硫黄泉を使う。宿は自然災害で湯量・湯質・湯の色・温度が変わり、止まることもあると自分から断っている。日帰り入浴は500円。猪苗代駅から車で20分。

敷地内に湧く源泉を加温も加水もせず循環もさせずに掛け流す13室の宿。飲泉の許可を受けていて、玄関先の飲泉所と湯上り処の冷やした温泉で飲める。日帰り入浴は水曜を除く毎日11時から17時受付、900円。

土壁・古木・竹・炭を使った和モダンの造りを掲げる12室の宿。三か所の貸切温泉があり、七つの外湯を巡る城崎の町の中にある。駅から徒歩13分。

杖立温泉の10室の宿。宿は天然温泉かけ流しを掲げる。泉質は単純温泉、弱アルカリ単純泉、弱アルカリ性食塩泉。日田ICから国道212号を阿蘇方面へ車で30分。

植木温泉の10室の旅館。露天風呂の屋根が電動開閉式で、雨の日や日差しの強い日でも入れる。露天風呂付きの客室もある。九州自動車道の植木ICから車で5分。

植木温泉の10室の宿。創業明治28年で、植木町の川で最初に泉源を発見した植木温泉発祥の宿だと自ら名乗る。源泉かけ流しで泉温は54度。創作露天風呂「てんたの湯」と「癒し庵」を日替りで入れ替え、個室家族風呂と露天風呂付特別室がある。植木ICから車で7分。

群馬県吾妻郡中之条町入山、長笹沢川の谷にある全10室の宿。男女それぞれに源泉かけ流しの内風呂と露天風呂があり、家族風呂も持つ。泉質はpH7.9の弱アルカリ性で、強酸性の草津温泉のあがり湯としても知られる柔らかい湯だと宿は書く。歩いてすぐのところに、川を堰き止めただけの無料の露天風呂「川の湯」がある。食事は山菜や地元の野菜、花豆、昔ながらの豆腐、味噌、こんにゃくを使う。日帰り入浴は12時30分から14時30分、水曜と木曜は休み。

渋温泉の10室の宿。宿は源泉かけ流しの内湯を持ち、湯上がりがさらっとしていると書く。大浴場は平日のみ入込状況によって貸切も可能。渋温泉郷の七番湯「七操の湯」のすぐ前。湯田中駅から車で5分。

総檜づくりの古民家を使った6室の宿。露天3つと内湯2つ、合わせて5つの温泉を貸切でローテーションして無料で使える。大釜を湯船にした露天風呂があり、入口の木の鍵をかけて1時間、予約不要で入れる。バス停「禅通寺前」から徒歩2分。

中尾高原の7室の宿。趣の違う3種類の貸切露天風呂と、露天が付いた内湯を持つ。宿は天然温泉を源泉かけ流しで楽しめると書く。24時間入浴可。高山駅からバスで1時間30分。

相良藩の御典医だった安藤家の屋敷跡に、明治42年に料亭として創業した木造の宿。本館は昭和6年、別広間棟は大正2年、居間棟は明治21年の建築で、平成25年に国の登録有形文化財に登録された。司馬遼太郎が泊まった。源泉かけ流しの湯を貸切露天「離れの湯」三つと本館の貸切風呂で使う。15室。

薩摩川内市入来町の一軒宿。源泉名は諏訪温泉、泉質は塩化物泉で源泉温度45.7度。江戸期の『三国名勝図会』が「剛ならず柔ならず、湯性温和」と評した湯を引き、宿は自らを「百薬の名湯」と呼ぶ。露天風呂は殿湯・姫湯ともにある。13室。

鹿児島県日置市吹上町湯之浦1194、吹上温泉の宿。総部屋数13室で全室和室。宿は源泉名を吹上4号・25号・26号・28号、泉質を単純硫黄泉、源泉温度を55度と掲示する。楽天トラベルには「源泉かけ流しの天然温泉」と登録し、緑色の濁り湯に黒い湯の花が浮かぶと紹介する。大浴場は朝7時から22時まで。ひのきづくりの家族湯を貸切で使える。温泉の熱と水蒸気を使うサウナもある。

寸又峡の16室の宿。宿は「『湯屋』の屋号は自信の証」と書く。毎分600リットル・動力なしの湯で、pH8.9の単純硫黄泉。日帰り入浴は大人500円、11時から18時。千頭駅からバスで約60分。

瀬波温泉の初代、高橋信郎が石油採取のために掘削していて明治37年4月9日に熱湯を噴き上げた、その開湯の宿。12室の小さな旅館で、源泉かけ流しの温泉と日本海の魚を部屋食で出す。村上駅から車で7分。

土肥の入り江と駿河湾を見下ろす小高い山の中腹に、古民家の木材を使った離れが8棟並ぶ宿。全棟に源泉かけ流しの露天風呂が付き、テラスから駿河湾の夕日を見る。建物の最高所に無料の貸切露天風呂が2つ。山の頂上までの6,000坪の森が敷地で、春はタケノコ、初夏はビワが採れる。

青根温泉の16室の宿。宿は六つの源泉を直送する源泉かけ流しだと書く。泉質はアルカリ単純泉。遠刈田温泉のメルキュールホテル前から送迎がある(要予約)。

宮城県柴田郡川崎町青根温泉1-1。伊達政宗が訪れた際に「この地忘れまじ」と名付けたと伝わる、仙台藩一門の湯治湯。川崎町は本館・離れ・門・蔵など計7棟が国の登録有形文化財と書く。土蔵の中に造られた蔵湯、木造建築と石風呂が調和する大湯など六つの湯屋があり、蔵湯と半露天の亥之輔の湯は貸切で使える。泉質は単純温泉、加水・加温なしの源泉かけ流し。全14室。日帰り入浴は受けていない。

赤倉温泉街の中心にある10室のホテル。宿は浴槽は大きくないが源泉掛け流しで山の湯をそのままに楽しめると書く。温泉ソムリエがいて、犬と泊まれる部屋と犬用の温泉もある。赤倉温泉スキー場まで徒歩5分。
山形県最上町、小国川のほとりに建つ8室の旅館。宿は名物の大岩風呂と野趣あふれる露天風呂を掲げ、赤倉温泉観光協会はこの宿を小国川のせせらぎを聞く掛け流しの湯と紹介する。24時間入れる。陸羽東線の赤倉温泉駅から車で5分。
山形県最上町の赤倉温泉にある4室の宿。源泉掛け流しで、貸切風呂は1組30分1,500円(税別)。カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉。赤倉温泉駅から車で10分、事前連絡で送迎がある。

赤湯温泉の13室の宿。宿は900年の歴史のある温泉地で源泉より直入の天然純生温泉だと書く。全客室が庭園に面し、烏帽子山を背景にする。赤湯駅から車で5分。

折立温泉の12室の旅館。男女別に一か所ずつの浴場で、24時間入れる。宿は湯治気分の味わえる天然温泉だと書く。上越線の小出駅から車で約10分。
河内温泉の一軒宿で11室。1867年(慶応3年)の創業で、大正4年に建てられた総檜の大浴場「千人風呂」を持つ。奥行約20メートル、幅5メートル、最深部約1メートル。すべての風呂が自家源泉かけ流しで24時間入れる。蓮台寺駅から徒歩3分。

寛文年間(1661年)に名主・又兵衛が創業し14代続く川原湯温泉最古の宿。八ッ場ダムで352年間住み慣れた場所から移転し、水没予定地の養蚕農家の古民家と蔵を移築して2013年9月に新装した。十和田石の内湯に源泉かけ流し、川原の石を使った外湯、予約不要の無料貸切風呂「竹風の湯」。全8室にそれぞれ坪庭とテラスが付き、半露天の温泉風呂付きの「冬青」と蔵造りの離れ「隠蓑」がある。かまど料理を現代風にした夕食と門出祝いの栗おこわ。川原湯温泉駅から送迎。

赤谷川の渓谷に建つ川古温泉の一軒宿。12室。源泉39.9度を空気に触れさせずに各浴槽へ送り、ぬる湯の浴槽は37度から38度に保つ。「川古みやげは一つ杖をすて」と詠われてきた湯治の宿である。

川治温泉の5室の宿。源泉かけ流しの湯に24時間入れる。宿の近くに露天の共同浴場があり、季節ごとの景色のなかで入れると宿は書く。川治温泉駅から徒歩15分、車で3分。

大阪相撲の十両力士だった玉椿関が引退後の大正12年に故郷の川棚で始めた宿。巡業の常宿として客室に横綱の名を付けながら増築を重ね、迷路のような木造建築のほぼ全体が2013年に国の登録有形文化財になった。今は1日4組限定で、24時間かけ流しの貸切風呂が大小2つ。火・水曜が定休。

川棚温泉の8室の宿。各部屋にそれぞれ露天風呂がある。宿は代々の館主が天狗からの夢のお告げを受けて見つけたと伝わるラジウム泉を、加熱も冷却もせず昼夜を問わず湯船に満たしていると書く。24時間入れる。

川渡温泉の6室の宿。鳴子温泉郷のなかの川渡地区にある小さな宿。川渡温泉駅から徒歩25分、古川ICから車で約35分。

川俣温泉の18室の国民宿舎。泉質は含イオウナトリウム塩化物泉。大浴場と露天風呂、家族風呂があり、風呂からは鬼怒川の渓谷と山が見える。間欠泉のある噴泉橋が近い。

純和風・蔵造りの12室の小さな宿。源泉かけ流し100%を掲げ、木曽檜の貸切露天風呂を宿泊者は無料で使える。松本民芸の調度と信州の郷土料理。松本城から車で10分、松本駅から車で15分。

浅虫温泉の15室の宿。大浴場、露天風呂、家族風呂、岩盤浴がある。泉質は弱アルカリ単純泉。青い森鉄道の浅虫温泉駅から徒歩1分。

津軽藩の本陣だったと掲げる浅虫の宿。浅虫温泉の湯本にあり、源泉かけ流しを掲げる。浅虫温泉駅から徒歩6分、予約制の無料送迎がある。

福岡県筑後市尾島、矢部川のほとりに建つ全17室の宿。明治19年から続き、昭和天皇や柳原白蓮も泊まったと筑後市観光協会は書く。樹齢350年を超す大楠林と矢部川を望む展望浴場「長閑湯」「花ごろも湯」と、大楠林を眺める貸切半露天風呂「楠」がある。貸切にはロウリュのできるバレルサウナが併設され、水風呂には炭酸を多く含む船小屋鉱泉の水を使う。日帰り入浴も受ける。九州新幹線の筑後船小屋駅から徒歩18分。

岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂587、蒲田川沿いに建つ古民家造りの一軒宿。全15室。宿は「循環・塩素消毒を一切行わない良質かけ流しの名湯」と書く。風呂は混浴の「槍見の湯」と「まんてんの湯」、貸切の「ほたるの湯」「渓流の湯」「播隆の湯」「森の湯」、女性専用の「岩見の湯」。80年前に初代館主が河原に湧く湯を見つけたのが始まりと宿は伝える。

増富温泉峡の4室の湯治宿。江戸時代に発見されてから途絶えることのない源泉「八丁の湯」を代々守り、含放射能・二酸化炭素・ナトリウム-塩化物泉のぬる湯を、入浴と吸入と飲用の三つの方法で使う。大正時代に三英館として創業し、2001年に4室で再開、2016年に再び開いた。「あれもない、これもない」を掲げ、湯治食のプランを出す。韮崎駅からバス60分。

佐賀県藤津郡太良町大浦、有明海を見下ろす高台に建つ全16室の宿。全室スイートで、すべての客室に露天風呂か半露天風呂が付く。7階の展望露天風呂は海とつながって見えるインフィニティ風呂で、正面に雲仙普賢岳が立つ。1階の浴場「有明海の湯」は2022年10月に改装し、スプルース材のドライサウナ2種、立ったまま入る水風呂、ロウリュ、瞑想ルームを備える。食事は地元の漁師から直接買い付ける竹崎蟹が中心。JR肥前大浦駅から車で5分、送迎あり。

台温泉の木造4階建ての宿。岩盤をくり抜いた天然の岩風呂があり、一番深いところは水深90センチほどで大人が立って入れる。泉質は弱硫黄泉で、宿はかけ流しの湯だと書く。家族風呂は無料。客室は和室10室。

茨城県大洗町、松林の庭園に囲まれた全12室の宿。大洗サンビーチ海水浴場に近く、海水浴や潮干狩り、釣りの拠点になる。湯はナトリウム塩化物泉で、宿は保温効果が強く「熱の湯」とも呼ばれると説明する。石けんの泡立ちが悪いので体を洗うときは普通のお湯を使うこと、といった実用的な注意まで公開している。冬はあんこう鍋。大洗駅から車3分。

大湯温泉の湯元庄屋を名乗る11室の旅館。源泉100%かけ流しで、湯が水晶のように輝くことから「天然水晶温泉」と呼ぶ。行基手彫りの薬師如来像を代々守ってきたと宿は書く。送迎はないので車かバス・タクシーで。

群馬県吾妻郡中之条町上沢渡甲2301、沢渡温泉の共同浴場のすぐ横に建つ全10室の宿。床も壁も天井も檜で造った混浴の湯小屋、天窓から光が落ちる婦人風呂、青森ヒバの貸切露天という三つの風呂を持ち、宿は源泉から直接引いたかけ流しと案内する。婦人風呂はJCDデザインアワード2016で金賞を受けた。ひとりで泊まれる6畳の部屋がある。

沢渡温泉街のほぼ中央、源泉にもっとも近い11室の宿。源泉100%かけ流しで飲泉もでき、24時間入れる。檜張りの大浴場と中浴場、小さな家族風呂がある。日帰り入浴は700円。渋川伊香保ICからR353経由で50分。

御嶽山の懐、標高1,800メートルに建つ13室の宿。泉温52.8度、毎分600リットルの炭酸水素塩泉(ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉)を使用位置43度で、内湯も露天も24時間源泉かけ流し。鉄分で茶色に濁る湯は筋肉疲労に効くと宿は書く。木のぬくもりの内湯と、山空の秘湯と呼ぶにふさわしい野趣あふれる露天風呂で満天の星を見る。客室は本館10畳と旧館8畳の和室で、5月でも暖房が要る涼しさ。飛騨牛の陶板焼きと朴葉味噌焼き。路線バスはなく自家用車、冬は雪道装備。

青森県十和田市法量谷地、八甲田の山中に建つ一軒宿。開湯400年以上、日本三秘湯のひとつとされる。浴槽の底から直接湧く38度の「下の湯」と、硫黄の湯花で白濁した42度の「上の湯」があり、ぬるい湯に長く浸かってから熱い湯で仕上げる。古びた木造の建物で、客室は昭和レトロ、トイレと洗面所は共同。東館の源氏の間は瀬戸内寂聴が『源氏物語』第九巻を執筆した部屋。名物は南八甲田の天然水で育った岩魚料理。青森駅からバスで2時間。

熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽、烏帽子岳の中腹にある一軒宿。200年を超える湯治場で、象徴は足元から湧く「すずめの湯」。加水も加温もせず、生まれたての湯にそのまま浸かる。2016年の熊本地震と2か月後の土石流災害で客室の約8割が壊滅したが、明治中期の本館を骨組みから復旧し、2019年に清風荘から青風荘.へ名を改めて再開した。すずめの湯は着衣入浴の混浴で、七つの「掟」が掲げられている。日帰り入浴は10時から17時、火曜定休。

小鹿野町の13室の宿。宿は大竜寺源泉を美肌の湯と呼び、昼は山々、夜は星空を見る露天風呂があると書く。宿泊者限定の貸切露天風呂もある。囲炉裏会席を出す。西武秩父駅から車15分。

埼玉県秩父郡小鹿野町般若、秩父市街から山へ入った谷にある全15室の旅館。全室が客室露天風呂付きの和洋室で、大浴場は内湯。湯は小鹿野大竜寺源泉で、江戸時代から秩父を代表する良湯として名高く、全国的にも珍しい高アルカリ性だと宿は書く。館内にフリードリンクバーを置いたオールインクルーシブの滞在型。西武秩父駅から車15分、送迎あり。

中ノ沢温泉の12室の宿。宿は、明治18年に沼尻の源泉から6キロ引湯した経緯と、明治19年の旅館開業以来の湯治場の歴史を書く。53度の強い酸性の硫黄泉。猪苗代駅からバスで約30分。

楢の林に囲まれた静かな14室の宿。「大人の旅籠」を名乗り、雑木林の葉ずれの音と渓流の音だけの世界を掲げる。約80度の沼尻元湯から7キロ引いた湯が湯口で50度前後になり、pH1.85の強酸性の硫黄泉を加水加温循環なしでかけ流す。湯船は檜、床と壁はヒバの総木造りの湯殿、二つの陶器の湯船が並ぶ無料の貸切露天風呂、檜風呂付きの「すみれの間」。日本秘湯を守る会の会員宿で、2016年4月にリニューアル。猪苗代駅からバス30分、中ノ沢温泉下車徒歩5分。
中山平温泉の14室の宿。宿は源泉かけ流しを掲げる。泉質は単純温泉、アルカリ単純泉。中山平温泉駅から車で約5分・徒歩約15分、古川ICから約50分。

西丹沢の中川温泉にある13室の宿。浴室の木材すべてに直径2メートル余りの古代檜を使った檜風呂がある。源泉は30.1度、pH9.2。小田急線の新松田駅からバスで中川温泉入口下車。

中禅寺湖畔の15室の宿。宿は源泉かけ流しを掲げ、露天風呂は硫黄化水素泉だと書く。バス停「船の駅中禅寺」から徒歩10秒。日光駅から車で約30分。

平屋造り全17室の純和風旅館。露天風呂付き客室と貸切風呂を持ち、館内の能舞台で定期公演を行うと掲げる。飯田駅から予約制の無料送迎で25分。

広島県廿日市市吉和、中国山地の山あいに建つ全18室の一軒宿。ラドン含有量の多い湯を売りにし、常に80から100マッヘを含み療養泉基準の12倍から13倍にあたると案内する。5階の展望大浴場と展望露天風呂、蒸し風呂など7種の風呂があり、館内どこでも温泉水が飲める。温泉水で調理した料理と温泉コーヒー。吉和ICから車5分、毎週月曜と火曜が休館。

長湯温泉の18室の宿。炭酸泉を持ち、歩いて2〜3分のところに町営の共同浴場が四か所、目の前に無料のカニ湯露天風呂がある。泉質は炭酸水素塩泉。豊後竹田駅から車で20分。

長浜駅から徒歩10分、琵琶湖畔に建つ8室の料亭旅館。明治に長浜市街の料亭「湖月」として始まり、昭和44年に浜湖月として開業、昭和63年に今の公園町に移った。長浜城跡に湧く鉄分の温泉を、信楽焼の露天風呂を持つ展望大浴場と、全室に付く信楽焼の露天風呂、屋内と屋外の貸切風呂に使う。部屋から対岸の比良山系と琵琶湖に沈む夕日を見る。湖国の幸の会席と鉄板ダイニング、茶室。日帰り入浴は11時から14時30分と15時から20時。
鶴巻温泉の16室の宿。一万坪の庭園に客室が点在し、すべての客室に源泉掛け流しの露天風呂が付く。内湯・庭園露天風呂・貸切風呂は別の源泉を使う。将棋と囲碁のタイトル戦の舞台として知られ、陣屋ミュージアムがある。鶴巻温泉駅から徒歩5分。

定山渓の7室の宿。宿は「源泉かけ流しにて循環は致しておりません」と書き、60度から80度の源泉を貯湯タンクから直接湯船に注ぐ完全放流型だとする。露天風呂は男女とも左右対称の造り。宿泊者は24時間入れる。

秋田県湯沢市高松、山奥の小盆地にある全9室の宿。日本秘湯を守る会の会員。新湯・天狗の湯・川の湯という三つの源泉を持ち、大露天風呂は単純泉、混浴露天と男女別内湯は硫黄温泉、女性専用露天は硫化水素型の硫黄温泉と使い分けている。利用形態は源泉かけ流しで加水あり。大露天風呂からは夜は満天の星空、昼は白い山肌の小地獄が望めるが、積雪のため11月から5月下旬の予定で休みになる。湯治、高松岳の登山、川原毛地獄への巡礼の拠点として使われてきた。

鉄輪の10室の宿。約60度で注がれる掛け流しの湯が41〜42度で湯船を満たす。pH4.0、メタケイ酸109mg/kg と宿は数値を出す。無料の貸切風呂が2つ。看板猫が5匹いる。バス停「鉄輪」から徒歩0分。

大分県別府市鉄輪東、湯けむりの立つ路地にある全12室の宿。館内のいたるところに骨董のコレクションが飾られ、昭和の風情を残す。二つの貸切露天風呂と内湯の三つの湯はすべて源泉かけ流し。内湯には蒸し湯が付き、鉄輪では地下からの蒸気を使うのが一般的なところを、この宿は温泉そのものを流して湯から立ち上る蒸気で蒸し湯を作っている。冬はザボンなどのみかん湯になる。別府駅からバスで20〜30分、バス停からすぐ。

大分県日田市天瀬町桜竹、天ヶ瀬温泉の山手にある全19室の宿。長い階段の先の温泉棟「滝観庵」から、日田の名瀑・桜滝を見下ろす露天風呂に入れる。宿泊者専用の内湯が男女二か所、半露天の貸切風呂が五か所あり、館内で湯めぐりができる。泉質は単純泉で、ほのかな硫黄の香り。源泉100パーセント(加水)と宿は明記する。敷地の散策路には足湯も。JR天ヶ瀬駅から車10分、送迎あり。

天橋立の廻旋橋のたもとに1868年に開業した10室の宿。与謝野晶子をはじめ多くの文人が泊まった。男女でまったく違う風呂を持ち、徒歩3分の外湯「智恵の湯」も無料で使える。

湯ヶ島の4室の宿。源泉100%かけ流しを掲げ、内湯・露天風呂・貸切風呂があり日帰り入浴も受ける。日帰りは大人770円で宿泊者は無料。宿は湯治や一人旅にも向くと書く。修善寺駅からバスで湯ヶ島温泉下車、徒歩8分。

天人峡温泉に残るただ一軒の宿。源泉かけ流し100%の天然温泉を、木造りと石造りの内湯(男女入替制)と露天風呂で使う。源泉掛け流しの半露天風呂が付く特別室もある。羽衣の滝まで徒歩15分。旭川空港から車で40分。

1500坪の敷地に全12室を配した天童の和風旅館。天童温泉の共同源泉に加えて自家源泉「松の湯の源泉」を持ち、天童で唯一2種類の源泉をかけ流しにしていると掲げる。20トンの蔵王石をくり抜いた露天「げんこつ風呂」があり、露天風呂付きの客室もある。天童駅から車で5分、無料送迎あり。

青木三山に囲まれた高楼の木造四階建て、国登録有形文化財の宿。前身は江戸以前から続く庄屋で、島崎藤村が若き日に逗留し「千曲川のスケッチ」に実名で登場する。pH9.6の無色透明の単純硫黄泉、41度のぬる湯を露天風呂と内湯、二つの貸切風呂に100%源泉かけ流しで使い、家族風呂は昔からの1号泉の39度。18室で、藤村が泊まった東館3階の「藤村の間」は建具と調度をほぼ当時のまま残し、浅間山まで見渡す。主人が山で採った松茸と山菜の会席。隣に共同浴場の有乳湯。上田駅からタクシー30分。

田沢温泉の15室の宿。宿は飛鳥時代後半の開湯といわれる田沢温泉を源泉かけ流しで使い、内風呂の湯を別名「子宝の湯」と書く。貸切風呂は1回40分1,500円。上田駅からバスで青木終点、送迎で約5分。

北海道登別市カルルス町7番地、カルルス温泉の湯元の宿。全12室。日本旅館協会の施設情報は源泉掛け流し、泉質を単純泉と登録する。宿は自家源泉を持ち、300平方メートルの大浴場ではシャワーから出る湯も源泉100パーセントだと案内する。登別川のせせらぎに面した露天風呂があり、日帰り入浴も受ける。JR登別駅から車で20分、登別温泉からは10分。

こけしの産地・土湯にある10室の小さな宿。露天風呂を持ち、福島駅からバスで40分の谷にある。

土湯温泉の13室の宿。施設名に「自噴泉の宿」と入れ、自家源泉のかけ流しを掲げる。炭酸水素塩泉と単純泉の混合泉。福島駅から路線バスで45分、福島西ICから車で20分弱。

明治23年に塔之澤で創業した17室の宿。建物は登録有形文化財で、日本イコモス国内委員会の「日本の20世紀遺産20選」に箱根の大規模木造宿泊施設群のひとつとして選ばれている。松の幹をくり抜いた大丸風呂がある。箱根湯本駅から徒歩10分。

日本海を見渡す高台に建つ15室の料理旅館。東尋坊三国温泉4号泉の塩化物泉を、海を一望する露天風呂と大浴場に使う。テラスに露天風呂の付いた特別室は和室12畳で海に面し、海側と山側の標準室は1名から泊まれる。生簀の活魚と活蟹が年中出迎え、越前がにの松竹梅コースと月替わりの旬会席を、奈良時代からの製塩遺跡にちなんだ塩で仕立てる。浜地海水浴場まで徒歩1分、東尋坊まで車10分。芦原温泉駅から車10分。

自炊部を残す東鳴子の湯治宿。重曹を含む湯を複数の浴場で引き分け、貸切の露天風呂も持つ。

熊本県水俣市湯出1559-2、湯の鶴温泉にある全15室の宿。風呂は岩風呂、展望露天風呂、個室風呂が5部屋。宿は「泉質は無色透明の単純硫黄泉で、入浴すると肌のつるつる感がございます」と書き、展望風呂から桜と紅葉が眺められるとする。新水俣駅から車で約15分、水俣駅から湯の鶴温泉行きのバスで約25分。駐車場は6台。

熊本県葦北郡芦北町湯浦66、湯浦温泉にある全9室の宿。宿は所有地内に源泉を持ち、源泉かけ流しと案内する。湯温は約40度とぬるめで、長く浸かりたい人に向く。風呂は大浴場と家族風呂。毎日湯を落として清掃したうえで新しい湯を入れると宿は書いている。近隣には日帰り温泉が点在し、温泉めぐりもできる。

湯河原の20室の宿。3階に樽の形をした貸切露天風呂があり、無料で使える。1階の大浴場には男女とも岩の露天風呂が併設されている。宿は湯を無色無臭で塩分も少なく入りやすいと書く。湯河原駅からタクシーで8分。

夏目漱石が最後の療養に滞在した宿。木造の建物は国の登録有形文化財で、当時の部屋が今も使われている。
湯岐温泉の10室の湯治宿。花崗岩の割れ目から自噴する源泉をそのまま囲った足元自噴の岩風呂を管理している。源泉温度39.3度のアルカリ単純温泉で、長く入るための湯。岩風呂は日帰りでも使える。塙駅から車で15分。

熊本県球磨郡水上村湯山、市房山の麓にある8室の宿。宿は自家自噴の源泉かけ流しで塩素剤を使わないと書き、pH9.9という数字を出している。浴槽は「やや熱め」と「ややぬるめ」の二つ。年間50種類以上の山菜料理を出すとしている。午後は立ち寄り湯の客も入る。くま川鉄道の湯前駅からバスで15分。

球磨の湯山温泉にある6室の民宿。地下800メートルから湧く湯を適温に加熱して掛け流しで使う檜風呂。風呂はすべて貸切で、到着順の案内になる。人吉ICからフルーティーロードを車で40分。
群馬県利根郡みなかみ町湯宿温泉2384、三国街道沿いの湯治場にある全12室の宿。宿は大浴場「太陽の湯」を源泉掛け流しとし、24時間入れると案内する。2023年に貸切風呂「布袋の湯」「観音の湯」が加わり、庭園を望む「恵比寿の湯」とあわせて貸切風呂は五つ。宿泊者は1回50分を無料で使える。日帰り入浴も受ける。

湯西川の一番奥にある19室の木造の宿。自家源泉は53度で、露天風呂はすべて源泉かけ流しだと宿は書く。貸切で使える露天の家族風呂が2か所、露天風呂付きの古民家離れもある。夕食は囲炉裏端。
湯泉地温泉の6室の民宿。源泉かけ流しの硫黄泉を家族風呂で使う。山のものを中心にした料理で、味噌や野菜、番茶も手づくりしている。奈良県十津川村武蔵、十津川沿いにある。五條駅からバスで3時間。

一日五組だけを迎える純木造数寄屋造りの宿。宇連川の渓谷を前にしたヒノキの露天風呂と内風呂を、源泉かけ流しで使う。宿泊者は全部の風呂を40分ずつ貸切で使え、姉妹館のはづ別館と湯の風HAZUの風呂にも入れる。源泉は湯谷温泉7号泉、ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉。料理は漢方薬膳懐石で、館内着は作務衣。飯田線の湯谷温泉駅から徒歩3分。

湯谷温泉の15室の宿。宿は「湯谷温泉では珍しい源泉かけ流し」と書く。男女別の大浴場と、無料で使える貸切露天風呂がある。飯田線の湯谷温泉駅から徒歩7分。

九重の湯坪温泉にある8室の宿。浴室をすべて貸切の家族風呂にしていて、自由に入れる。そのうち一つは湯船に新鮮なバラの花を浮かべた「バラ湯」。チェックインから翌朝9時30分まで入れる。

大分県玖珠郡九重町湯坪、湯坪民宿村の6室の民宿。宿は露天風呂から九重連山を一望できるとし、内湯は桧風呂で数年ごとに新しい桧材を張り替えていると書く。泉質は単純温泉。やまなみハイウェイから筋湯経由で車20分。チェックインは21時まで受けている。

湯田川温泉の4室の宿。宿は源泉かけ流しの小さい風呂だと書く。泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉。鶴岡駅からタクシーで20分、庄内空港から車で30分。

湯田川温泉の13室の小さな宿。山と川をテーマにした二つの浴場「山の湯」「川の湯」と、空いていれば予約不要で無料の貸切風呂を持ち、宿泊者は徒歩1分の姉妹館「珠玉や」の貸切風呂3つも使える。すべての浴槽がかけ流しで加温あり・加水なしと表にして公開し、日本源泉かけ流し温泉協会に加盟する。庄内の旬を朝夕とも個室で出し、春は湯田川孟宗、冬は寒鱈と鮟鱇。

湯田中駅から徒歩2分の16室の宿。宿は千年以上枯れたことのない本物の掛け流しの湯を24時間使えると書く。泉質は単純泉、カルシウム泉。信州中野ICから20分。

宮崎県西諸県郡高原町蒲牟田、霧島連山の東麓にある全11室の一軒宿。天明4年(1784年)に源泉が見つかり、明治35年に宿が開業した、高原町でいちばん古い温泉だと観光協会は書く。源泉温度21.6度の冷鉱泉で、泉質は炭酸水素塩冷鉱泉(含二酸化炭素マグネシウム・ナトリウム・カルシウム)。熱のみを加え加水は一切しないと宿は明記し、源泉かけ流しの天然温泉と掲げる。浴室には黄金色の温泉と透明な冷泉の浴槽が並び、交互に入る。飲泉もでき、日帰り入浴は大人650円。

湯之尾温泉の8室の宿。全室和室で、金鉱山から湧く源泉かけ流しの湯を大浴場に引く。2025年から愛犬と泊まれるようになり、天然芝のドッグランを備える。鹿児島空港から車で30分。

湯平温泉の8室の宿。花合野川沿いに広々とした露天風呂があり、川のせせらぎが聞こえる。内湯と家族風呂もある。選べる色浴衣がある。湯平駅から車で5分。

周南市の湯野温泉にある13室の宿。宿は湯野温泉を防長三名湯の一つ、ラジウム含有量が天然温泉で世界第三位だと書く。入浴は24時間。JR戸田駅からタクシーで5分、徳山西ICから車で5分。

湯涌温泉の最も奥に門を構える全10室の宿。加賀藩主前田利常から「山下旅館」の屋号を賜り、大正6年には竹久夢二が恋人の笠井彦乃と3週間ほど滞在した。館内のギャラリー「抹茶遊間」に夢二の作品を集める。打たせ湯のある露天風呂と飲泉できる内湯を持ち、露天はかけ流し(一部循環)と宿は案内する。食事は朝夕とも部屋食。
湯檜曽温泉の16室の宿。屋根のない天空露天風呂「トマの湯・オキの湯」があり、22時から9時は空きがあれば何度でも無料で貸切にできる。赤ちゃん用の専用露天風呂がある。半露天付きの客室もある。湯檜曽駅から徒歩5分。

洞川温泉の10室の宿。浴室は露天風呂のある大浴場と「萌の湯」の二つで、時間ごとに男女が入れ替わる。源泉は26度で、宿はアルカリ性単純温泉と書く。下市口駅からバスで90分。

縁側と旅籠の風情を残す小さな宿。大峰山の行者の宿として続き、露天風呂付きの客室がある。専用の横付け駐車場はなく、300メートル離れた駐車場を使う。

「1週間入れば1年風邪をひかぬ」と言われたラジウム泉の湯治場、栃尾又温泉の8室の湯治宿。三軒の宿が共同管理する霊泉の湯(したの湯・うえの湯・おくの湯)を、加温も加水もせず源泉100%でかけ流し、1日ごとに男女が入れ替わる。源泉は栃尾又1号、35.7度、pH8.4のぬる湯に長く浸かる。長期滞在でも飽きない日替わりの和食膳を朝夕とも部屋食で。バス・トイレは共同、自炊はできず、1泊のみの受け入れは基本的にしない連泊向けの宿。小出駅からバス約30分。

南阿蘇の栃木温泉にある12室の旅館。肌にさらりとした単純泉の大浴場と水風呂がある。入浴は16時から20時なので、着いたら早めに入りたい。熊本空港から車で約40分。

鈍川渓谷の10室の宿。宿は鈍川を「道後まさりのお湯がでる」「美人をつくる不思議な湯」として賑わってきた湯だと書き、自館の泉質をラドンを含むアルカリ性単純泉とする。今治駅からタクシーで約20分。

鹿の湯と同じ源泉を引く湯治宿。木造の階段を下りた先に、白濁の硫黄泉をたたえた浴室がある。

那須湯本の12室の宿。那須温泉発祥の湯「鹿の湯」の源泉をかけ流しで使う。酸性の硫黄泉で、宿は飲用しないよう案内している。「とちぎのにごり湯の会」会員。那須塩原駅からバス50分、湯本一丁目バス停が目の前。

南知多町内海の10室の宿。泉質はナトリウム・塩化物強塩泉で、塩分が濃く湯冷めしにくい。知多の魚を出す宿で、日帰りのプランもある。名鉄内海駅から国道247号を師崎方面へ5分。

二岐温泉の11室の宿。一年を通して豊富な湯量の自噴泉を持ち、1200年以上の歴史がある二岐温泉を源泉かけ流しで使うと宿は書く。湯治コースもある。新白河駅・白河ICから60分。

鹿児島県霧島市隼人町東郷1丁目8、日当山温泉にある宿。苔庭を囲む数寄屋造りで、5つの離れを含む全13室。宿は日当山温泉を「800年の歴史を持ち、西郷隆盛や坂本龍馬も愛した名泉」と紹介し、湯量が豊富なのでかけ流しで使えると楽天トラベルに登録する。泉質は弱アルカリ性炭酸水素塩泉。自家牧場で育てた鹿児島黒牛を使う懐石と、大将が目の前で握る鮨割烹がある。鹿児島空港から車で12分。

熊本県八代市日奈久中町、八代海の近くに建つ8室の宿。公式サイトは昭和初期創業で、家族で営む小さな旅館だと書く。八代海の海の幸を使った料理と、八代名産のい草の畳を敷いた和室が自慢だとしている。入浴は朝6時から夜10時まで。貸自転車があり、狭い路地の町を回れる。日奈久温泉駅からタクシーで3分。

日奈久温泉の9室の宿。宿は「源泉かけ流しの開湯600年の古湯」と掲げる。冬は世界最大の柑橘類を浮かべる晩白柚風呂を毎年行う。日奈久温泉駅から車で3分、徒歩15分。

日本三美人の湯の源泉を引く湯元として明治10年に創業した、和室11室の宿。天然温泉100%の源泉かけ流しで、2011年に半露天の貸切風呂「ふる里」が開いた。出雲大社まで車で30分、出雲空港からタクシーで10分、JR荘原駅まで徒歩15分で一人でも迎えに来る。日帰り入浴は10時から15時30分で、貸切風呂も日帰りで使える。しまね和牛のプランと色浴衣の貸し出しがある。

文化3年から続く熱海の老舗。江戸期に将軍へ献上された「御汲湯」の湯脈を引き、加水せずに使っている。

銀山温泉の象徴とされる木造三層の宿。大正10年築の本館は国の登録有形文化財に指定されている。和室15室。開業時からの元湯である洞窟風呂を貸切で使える。

那珂川のほとりに建つ9室の宿。宿は150年ほど前に那珂川の中から湧き出した源泉をパイプで引いていると書く。内湯は檜風呂で24時間入れるが、露天風呂は土日祝日のみ。那珂川町観光協会は日帰り入浴を食事付の要予約としている。

高知県馬路村の唯一の温泉宿。コミュニティセンターうまじが運営し、安田川のほとりに本館と木造別館が建つ。温泉分析書を全文公開していて、源泉名は馬路温泉、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉の冷鉱泉で泉温17.8度。家族風呂は30分の貸切で料金は大浴場と同じ。日帰りは10時から21時。冬至のゆず風呂と毎月1日のバラ風呂。全15室、全館禁煙。

標高1000メートルの梅ヶ島温泉の5室の宿。川を挟んだ目の前の硫黄泉を源泉かけ流しで引き、源泉そのままの湯船と適温の湯船の二つがある。源泉は自然自噴で冬は約33〜34度、夏は約35〜36度のぬる湯。新静岡ICから50分。

北海道上川郡美瑛町白金、十勝岳の麓の森にある17室の宿。数寄屋造りで、客室に露天風呂の付くタイプがある。公式サイトは大浴場と露天、客室露天をいずれも源泉かけ流しとしつつ、温度調整のため一部加水・加温の場合があると添えている。泉質はナトリウム・カルシウム・マグネシウム硫酸塩・塩化物。日帰り入浴もでき、白金青い池までは車で数分。

白山一里野温泉の10室の宿。目の前が白山一里野温泉スキー場で、スキー乾燥室を備える。泉質は弱塩泉で、湯上がりに肌がつるつるになり湯冷めもしにくいと宿は書く。金沢駅から北鉄バスで一里野下車。

白川村平瀬の8室の宿。宿は源泉100パーセントかけ流しの湯だと書く。泉質は含イオウナトリウム塩化物泉。白川郷の合掌造り集落から車で20分、白川郷ICから15分。バス停から徒歩3分。

江戸中期から昭和にかけて建てられた築約百年の本館と茅葺きの母屋を持つ、白布温泉の宿。約300年前に御影石を切り出して造った浴槽に源泉を滝のように落とす「湯滝風呂」が名物で、総ヒバ材の湯治場そのままの造り。シャワーもカランもなく、源泉58〜60度を山水で40〜41度に調整する。露天風呂はなく、貸切の家族風呂は予約不要。中学生以上のみ、一人専用の部屋がある。

重要伝統的建造物群保存地区の白峰集落の中、総湯の目の前に建つ14室の旅館。白山登山の宿として登山者を受け入れ、ペットと一緒に泊まれる部屋があると白峰観光協会は案内する。市ノ瀬の一軒宿・白山温泉永井旅館と同じ会社が営む。絹肌の湯と呼ばれる白峰温泉のナトリウム-炭酸水素塩温泉。金沢西ICから鶴来経由75分、福井北ICから勝山経由60分。

塔之沢温泉の22室の宿。大倉喜八郎男爵の別邸跡地に建つ。1日70トンの自家源泉を持ち、古代檜造りの浴槽を二つ据えた無料の貸切家族風呂「男爵の湯」、有料の貸切露天風呂「観山の湯」、露天風呂付客室がある。箱根湯本駅から徒歩15分。

仙石原の8室の宿。大涌谷から来る白濁の硫黄泉を源泉100%かけ流しで使う。浴室は男湯の内湯1つと女湯の内湯1つだけで、24時間入れる。日帰り入浴は10時30分から15時30分。仙石案内所前バス停から徒歩3分。

旅館建築として国の重要文化財に指定された数少ない宿。明治期の擬洋風建築が、今も客室として使われている。

雄鉾岳の麓の19室の一軒宿。宿は源泉かけ流しとし、内風呂は柔らかい「美人の湯」、大露天風呂は鉄分の多い黄土色の湯だと書く。昭和50年に町営の浴場として開き、昭和55年に増築して雄鉾岳にちなむ名が付いた。八雲ICから車で20分。

国の登録有形文化財に登録された明治期の木造建築。飯坂の高温の湯を、当時のままの浴室で受け止めている。

飯坂温泉駅から徒歩1分の15室の宿。宿は源泉かけ流しの天然温泉だと書く。泉質はアルカリ性単純温泉で、皮膚疾患に効くといわれ美肌にも効果があるとされる。福島飯坂ICから車で10分。

青森県黒石市温湯鶴泉、大正の建物をそのまま使う15室の宿。宿は源泉かけ流しの湯を天井の高いひのき風呂で楽しんでほしいと書く。温湯温泉の共同浴場のすぐ隣にあり、浅瀬石川のせせらぎが聞こえる。チェックインが14時から24時までと幅広い。黒石駅からバスで20分、東北道の黒石ICから10分。

滋賀県長浜市湖北町尾上、奥びわ湖のほとりに建つ全15室の旅館。全室が湖側の露天風呂付き客室で、檜・信楽焼・御影石の三種類の浴槽がある。源泉を100パーセント引湯し、規定泉(低温)のため都度温めて入る方式(加温・無加水)と宿は明記する。大浴場は大理石の内風呂と御影石の露天風呂で、竹生島と水平線が目線の高さに広がる。夕景は日本夕陽百選。滋賀県産の長命石を使った岩盤浴も。

尾瀬の入口、片品村戸倉の14室の宿。宿は片品川から吹き上げるように湧く湯を「水芭蕉の湯」と呼ぶ。入浴はチェックインから朝9時まで。沼田ICから39キロ。

尾瀬の群馬側の入口、片品村戸倉にある14室の宿。宿は源泉かけ流しで湯を楽しめると書く。泉質はアルカリ単純泉。尾瀬へ入る前の前泊、歩いたあとの後泊に使われる。沼田駅から車で50分。
美ヶ原温泉の14室の宿。三種類の露天風呂と、数寄屋造りの別邸貸切風呂「辻の花」を持つ。離れの露天風呂付き客室は一日一組限定。泉質はアルカリ性単純温泉。日帰りプランもある。

美保関の割烹旅館。1908年に竣工し2004年に国の登録有形文化財に登録された本館を持つ。新館7階の展望大浴場から美保湾と大山を一望でき、屋上に地上30メートルの貸切露天風呂がある。日帰り入浴もできる。16室。

美又温泉の8室の旅館。宿は冷泉が多い中で47度の源泉を持つ美又温泉を掲げ、湯が化粧水に配合されたことと温泉総選挙の美肌部門1位を挙げる。浜田道の旭ICから車で約10分。

島根県浜田市金城町追原7-1、美又温泉にある全3室の小さな宿。宿は「当館のお風呂は、100%源泉かけ流し天然温泉です」と書く。浜田市が平成27年から28年にかけて行った美又温泉水の調査を引き、メタケイ酸濃度と高いpHによる肌への働きを説明している。浜田自動車道の旭ICから車で約15分、JR浜田駅からは約30分。駐車場は2台。

肘折の11室の宿。自家源泉を持ち、天然温泉100%源泉かけ流しを24時間楽しめると宿は書く。3か所の浴室を時間帯によって貸切で使える。露天岩風呂は「天寿泉」。新庄駅から車で40分。

肘折温泉の橋のたもとに建つ、日本秘湯を守る会の会員宿。自家源泉(34.9度)と旅館組合の混合泉(69度)の二つの源泉を、加水も加温もせず100%かけ流しで使う。自家源泉だけを注ぐ信楽焼の貸切風呂「かわら湯」と、4階の展望風呂がある。囲炉裏で山形の食を出す。

岩木山神社のそば、9室の宿。宿は24時間入れる天然温泉を贅沢にかけ流しだとしている。泉質はナトリウム・鉄・炭酸水素塩化物泉で、鉄分を含む赤みを帯びた湯。家族風呂があり、風呂から岩木山が見える。

俵山温泉の11室の宿。俵山の宿は内湯を持たず、客は外湯に通う。この宿の目の前が「町の湯」で、「白猿の湯」までは徒歩700メートル。小月駅からバスで1時間。

内風呂を持たない俵山温泉の湯治宿。江戸時代からの建物を増改築しながら使い続け、全8室はバス・トイレなし。外湯「町の湯」まで徒歩1分、「白猿の湯」まで徒歩4分。女将の手料理に俵山の山野草や薬草を使い、6畳の部屋は一人旅向けと宿は案内する。ロンリープラネットに紹介された宿。

武田尾温泉の12室の宿。武庫川の渓谷沿いに全室一戸建ての離れが並び、どの部屋にも源泉かけ流しの半露天風呂が付く。大浴場「かわせみの湯」「やませみの湯」にも源泉かけ流しの露天風呂がある。泊食分離で、食事は茶寮「心」。武田尾駅から徒歩5分。

福地温泉の12室の宿。宿はすべての客室に露天風呂を配し、福地の湯を「天皇泉」と呼んでいる。客室の露天のほかに、川沿いの離れに桧の露天風呂と岩の露天風呂がある。バス停「福地温泉」から徒歩2分。

1836年に飛騨の清見村に建てられた間口11間半の大型民家・旧二村家を平成16年に母屋として移築した、囲炉裏の宿。地下300メートルの自家源泉「福の湯」(ナトリウム-炭酸水素塩泉)をクレ葺きの湯小屋の大浴場にかけ流し、平湯川のほとりの宿泊者専用露天「森の湯」は神岡鉱山の鉄釜を使った釜湯と巨石の岩湯が20時に男女入替。内湯付きの貸切露天が三つ。新潟の豪農屋敷を移した木庵など15室。薪の釜戸で焚く天日干しの有機コシヒカリと飛騨の食材を囲炉裏で。高山駅からバス75分。

一日七組限定、全客室に24時間入れる源泉かけ流しの温泉が付く宿。宿は加水・加温・循環・消毒を一切していないと書く。平山温泉地区でも最高クラスの湧出温度60度、pHは宿の案内で9.7から9.8。一人旅のプランもある。

平山温泉の山懐、竹林に囲まれた離れだけの8室の宿。自家源泉のアルカリ性単純硫黄泉をすべて源泉かけ流しで使い、全室に温泉の風呂が付く。明治後期の茶室を移築した貴賓室「草庵」、岩をくり抜いた湯船の「野兎」など部屋ごとに造りが違う。大浴場の奥に名物の洞窟風呂、むき出しの山肌に半露天風呂。門や塀は八千代座を手がけた棟梁の造り。

大分県玖珠郡九重町大字町田62-1、壁湯温泉の一軒宿。町田川の岸の岩壁にできた洞窟が、そのまま浴槽になっている。宿は300年以上前から自噴していると書く。日本秘湯を守る会の会員で、登録情報では泉質は単純温泉、源泉温度39度、湧出量は毎分1370リットル、加温は貸切湯のみ一部。浴場は五つ。客室は8室から9室の小さな宿で、日帰り入浴も受ける。

源泉かけ流しの「美人の湯」と信州牛の会席を掲げる別所の宿。和モダンの和洋室。別所温泉駅から徒歩7分、午後は無料送迎がある。

別所温泉の17室の宿。宿は別所の湯を弱アルカリ性の性質を持つと書く。楽天トラベルの泉質登録は硫黄泉。大浴場と露天風呂がある。上田電鉄別所温泉駅から徒歩10分。

昔の和風別荘の佇まいを残すと宿が掲げる、別府駅から徒歩8分の小さな温泉宿。駐車場8台。市街の中で古い建物に泊まれる。
浜脇の6室の宿。宿は80匹の猫が暮らす旅館だと書いている。別府八湯温泉道は「貴重な浜脇源泉を堪能あれ」と紹介し、貸切湯を立ち寄りでも使える。泉質はナトリウム塩化物炭酸水素泉。東別府駅から徒歩5分。

明礬の9室の宿。併設の温浴施設「湯屋えびす」に硫黄泉と単純泉の2種類があり、硫黄泉で洗って単純泉でリンスする入り方を宿は勧める。家族露天風呂5室は宿泊者は無料。明礬バス停から徒歩3分。
堀田温泉の10室の離れ宿。全客室に内湯と露天風呂があり、間仕切りを開けると二つがつながる造り。源泉かけ流しで24時間入れる。立ち寄り専用の貸切家族湯は1時間3,000円。別府ICから車で約1分。

岐阜県高山市奥飛騨温泉郷栃尾、バス停の上栃尾から徒歩1分の6室の民宿。宿は大露天風呂を24時間入れる源泉かけ流しとし、石畳を歩いた先の貸切露天風呂も空いていれば24時間無料で使えると登録している。泉質は単純温泉。チェックインが13時から22時までと幅広い。高山駅からバスで1時間20分。

琵琶湖西岸、滋賀県高島市の湖畔に建つ全4室の小さな温泉旅館。自家源泉のメタケイ酸含有冷鉱泉を源泉かけ流しで内湯と露天に使い、露天は貸切でのみ入れる。水着着用・男女混浴のアウトドアバレルサウナと、源泉かけ流しの水風呂「冷泉」が近年よく知られる。名物はびわますのひつまぶし。同じ敷地に湖畔のキャンプ場と音楽スタジオがある。月曜定休。

支笏湖温泉の8室の宿。全室が支笏湖を望むレイクビューで、客室に天然温泉が付く。露天風呂「瑠璃」「翡翠」がある。新千歳空港から車で40分、支笏湖バス停から徒歩5分。

日南市北郷町の谷にある12室の温泉旅館。地下800メートルから51度で湧くナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉を、源泉そのまま注ぎ込む「べっぴんの湯」として大浴場と気泡風呂、露天風呂に使い、飲用もできる。西館と東館に和室10畳と6畳、客室はすべて2階で階段を使う。広間で海の幸と山の幸の食事。地元の人と旅行、ビジネスの客が手軽に使う宿と自ら書く。日帰り入浴は11時から19時50分。北郷駅から車5分。

熊本県阿蘇郡小国町西里麻生釣2053-53、わいた温泉郷の麻生釣温泉にある素泊まりの湯宿。全10室がすべて離れ造りで、風呂はコインタイマー式の貸切家族風呂が年中無休の24時間営業。宿は源泉を2本持ち、季節に応じて二つの源泉から温度を調整した湯を出すと書く。敷地には地獄蒸し工房があり、宿泊者は無料で使える。敷地は熊本と大分の両県にまたがる。

天降川の渓谷、一万坪の敷地に7本の自家源泉を持つ宿。加水も貯槽もせず、熱交換器で源泉を空気に触れさせずに冷まして浴槽に落とすと明記する。露天風呂と大浴場に源泉が一つずつ、昭和初期の石の米倉を積み直した「石蔵」など温泉付きの客室が10室、すべて源泉かけ流し。鹿児島空港から車で15分。

霧積温泉にただ一軒残る宿。15室。駐車場から徒歩30分の山道の先にあり、送迎は前日12時までの電話予約が要る。39度の湯を24時間かけ流し、浸かっていると白い気泡が身体につくと宿は書く。

霧島温泉郷の12室の宿。宿は源泉かけ流しの湯だとし、貸切露天風呂は一人でも貸切にでき24時間入れると書く。内湯は朝5時から夜12時まで。霧島神宮駅から車で15分。

埼玉県飯能市下名栗、名栗渓谷の一軒宿。客室19室に加えてグランピング2棟と別邸ハミングがある。展望大浴場は翠明館5階で露天風呂付き、湯温は40度前後に抑えられている。離れ家「桧香庵」には木・土・岩の貸切風呂が三つあり、宿泊者はいずれか一つを無料で50分使える。池袋から特急38分の飯能駅から無料送迎バスで30分。全室禁煙。

大分県別府市明礬、1875年(明治8年)創業の全15室の宿。150年にわたって明礬の湯とともに歩んできたと公式サイトは書く。泉質は硫黄泉、酸性・含硫黄-単純温泉(硫化水素型)で、青磁にも喩えられる青みを帯びた乳白色の湯。自噴する源泉を加水も加温もせず100パーセントかけ流している。男湯は大露天風呂・岩風呂・大浴場、女湯は露天風呂・檜風呂・岩風呂。庭園の露天からは季節の花が見え、冬はザボンの湯になる。立ち寄り入浴は行っていない。

高知県吾川郡いの町桑瀬、国道194号沿いの道の駅木の香に併設された温泉と宿。吉野川の源流部を目の前にして建ち、木をふんだんに使った造りから木の香の名が付く。泉質はナトリウム塩化物泉で、男女別の内風呂と露天風呂、サウナがある。宿泊は9室で、6畳は定員1〜2名、10畳は1〜4名。部屋には近くの山と花の名が付く。日帰り入浴は11時から20時の札止めまで、火曜定休。石鎚山を背に尾根を走る町道「UFOライン」の入口にあたる。

木津温泉の6室の旅館。宿は京都最古の温泉を源泉100%かけ流しで使い、浴室を貸切で利用できるとする。日帰りの蟹コースもある。京都丹後鉄道の夕日ヶ浦木津温泉駅より徒歩5分。

夕日ヶ浦木津温泉駅から徒歩3分、苔庭を囲む平屋の内湯旅館。昭和3年創業、一日3組限定で、客室は先代が集めた木材の柱を使う「松風」「巻絹」「鶴の間」。昭和30年前後に掘った自家源泉「木津館温泉」は約25度で、ボイラーで夏40度、冬41度に温めて100%かけ流し、風呂の底は地熱でほんのり温かい。丹後の魚介と地野菜を苔庭を見ながら部屋食で、冬は蟹、夏は白イカの姿造り。大人10名以上で丸ごと貸切もできる。

野沢温泉の7室の宿。野沢温泉発祥と呼ばれる源泉「熊の手洗場」を引く唯一の宿だと宿は書く。外湯「熊の手洗湯」が隣にあり、第二の内湯のように使える。飯山駅からバスで25分。

弥彦駅から徒歩1分の10室の宿。新源泉は47度のアルカリ性単純温泉で、宿は刺激が少ないので年配の方や赤ちゃんにも入りやすいと書く。24時間入れる。彌彦神社まで車で3分。

青森県むつ市大畑町朝比奈岳1-14、薬研温泉にある全6室の小さな宿。宿は楽天トラベルに「無色透明・無味無臭の天然温泉100%掛け流しですので、24時間ご利用できます」と登録する。浴槽はぬるめと熱めがあり、24時間入れる。山菜やキノコを使った手作りの料理を出す。JR下北駅からバスで旧大畑駅まで来れば、有料の送迎がある。

八百年の歴史を持つとされる有馬の老舗。赤褐色の金泉を引き、谷に張り出した木造の建物が坂道に面して立つ。

有福温泉の7室の宿。自家源泉44.8度を加熱・加水・循環・消毒剤添加なしで使うと宿は書く。日帰り入浴は1人1,000円、貸切もできる。有福温泉の源泉で作った温泉ミスト「NOYU」を出している。

雑木林のなかに離れが点在する宿。亀の井別荘とともに、由布院が大型化を選ばなかった時代の中心にあった。

養老渓谷の13室の宿。深さ200メートルの湯脈から届く自家源泉の黒湯で、ヨード分を多く含みコーヒー色をしている。療養泉の許可も得ていると宿は書く。大多喜町葛藤にある。

千葉県市原市、養老渓谷の黒湯を引く全6室の小さな宿。自らを「食べる温泉宿」と名乗り、房総の旬を使った会席と鴨しゃぶ、かずさ牛を出す。風呂は夕食前までが男女別、19時30分からは部屋ごとに45分の貸切になる。小湊鉄道の養老渓谷駅から徒歩20分、観音橋と粟又の滝が近い。

京都市西京区嵐山中尾下町、渡月橋の南に建つ全15室の宿。風呂は三系統あり、本館屋上階の展望露天風呂「大堰川」「桂川」からは渡月橋と大堰川の流れ、愛宕山、小倉山が見える。3階には内湯と露天が一体になった「風花」と、総檜の内湯に竹の露天を組み合わせた「六花」。屋上には有料・予約制の貸切露天風呂も。泉質は単純泉(低張性アルカリ性温泉)。阪急嵐山駅から歩ける。

享保7年(1722年)創業、黒川温泉でもっとも古い歴史を持つと宿が掲げる全13室の宿。肥後細川藩の御用宿として建てられ、名の由来もそこにある。田畑を耕しながら宿を営む「半農半宿」を掲げ、自家源泉のナトリウム-硫酸塩・塩化物泉を7つの湯処にかけ流す。
JR中山平温泉駅から徒歩5分、9室の小さな宿。宿は24時間入れる源泉かけ流しの湯だとしている。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉で、中山平の「うなぎ湯」の感触が出る湯である。

大分県玖珠郡九重町田野、筌の口温泉の一軒宿。14室。明治35年から営んでいると宿は書き、雑木林に囲まれた広い露天風呂の湯が黄金色に濁ると説明する。泉質は炭酸水素塩泉、ナトリウム・カルシウム塩化物泉、芒硝泉。露天は7時から23時、内風呂は24時間。九重夢大吊橋から車で5分ほど、大分道の九重ICから20分。

川渡温泉の入口にある家庭的な宿。川渡温泉旅館組合は源泉掛け流し(加温)のにごり湯と案内し、宿泊者専用の貸切露天風呂がある。自家栽培の野菜と自家米で仕込んだどぶろくが出る。日帰り入浴も受け付ける。
別府市観海寺町、別府市街と別府湾を見下ろす高台にある18室の宿。公式サイトは趣の異なる五つの湯処を源泉掛け流しで楽しめると書き、無色透明の湯は飲泉にも使えるとしている。五つのうち四つは貸切または家族風呂。本館「丘ノ想」の薬師の湯は中国福建省の山中で採った巨岩をくりぬいた石風呂で、松の紋様が彫られている。別府駅から車で7分。
霊泉寺温泉の6室の宿。すべての客室と大浴場から霊泉寺川を見下ろせる。家族風呂「笹舟の湯」は武者小路実篤の命名。看板料理は虹鱒のそうめん揚げで、ペットと泊まれる。上田駅からバスで60分、宮沢下車後に送迎あり。

全館畳敷きの15室の宿。露天岩風呂、大浴場、婦人風呂、貸切露天風呂を源泉かけ流しで使い、かけ流しのため一晩中入れると宿は明記する。アルカリ性単純硫黄温泉と単純温泉。地元野菜と手作りにこだわった料理と上州牛。沼田ICから20分、沼田駅からバス45分。
設備や受け入れ条件は変更されることがあります。予約の前に各宿の案内をご確認ください。