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山の上の六十一室
野地温泉ホテルは、標高1,200メートルの野地温泉に建つ61室の宿である。
宿は自分を、自慢の乳白色のいで湯を堪能してほしい宿だと書いている。駐車場は100台、無料、予約不要。
標高1,200メートルの山中に61室という規模の宿があるというのは、それ自体が珍しい。福島駅から車で50分という距離が、この規模を成り立たせている。
乳白色の硫黄泉
泉質は単純硫黄泉。福島市観光コンベンション協会は、野地温泉を単純硫黄泉(硫化水素型)の源泉かけ流しとし、乳白色のにごり湯でやわらかい硫黄泉、皮膚疾患に卓効があると書いている。
湧いたときは透明で、空気に触れて白く濁る。匂いははっきりある。
硫黄を含むが成分の総量は多くない分類の湯なので、刺激は穏やかで長く入っていられる。
硫黄泉なので銀製品は変色する。外して入ること。
浴室がいくつもある
大浴場、露天風呂、サウナ。風呂からは山が見える。
宿は複数の浴室を持っていて、館内で湯めぐりができる造りになっている。白濁した露天風呂と檜風呂を含め、六つの湯を回れるという案内が出ている。
61室の規模なら、浴室が多いほうが混み合わない。山の上で外に出る場所がないぶん、館内で過ごす時間が長くなる。浴室の数はそのまま滞在の質になる。
スカイラインの入口
野地温泉は磐梯吾妻スカイラインの東側の入口に近い。
吾妻連峰を越えて浄土平へ抜ける観光道路で、紅葉の時期が最もよい。冬は閉まる。
鬼面山や箕輪山への登山口でもある。山を歩いてから湯に入る、という使い方ができる。
冬に行くなら
標高1,200メートルの東北である。雪は深い。
宿は通年で営業しているが、スカイラインは冬に閉まるため、福島の側から上がる道だけになる。道路状況を確かめてから向かうこと。
雪のなかで乳白色の湯に入るというのは、この宿が最も映える形でもある。
土湯峠温泉郷のなかで
野地は土湯峠温泉郷の一つである。新野地、幕川、鷲倉、赤湯が近い。
どれも標高が高く、宿の数は少ない。幕川と鷲倉は日本秘湯を守る会の会員宿で、幕川は冬に閉じる。
そのなかで野地温泉ホテルは最も大きく、最も行きやすい。小さな宿がいいなら別の湯があるが、設備を求めるならここになる。
この宿を選ぶなら
秘湯らしさを求めるなら、同じ土湯峠温泉郷の幕川や鷲倉のほうが合う。
この宿が向いているのは、標高1,200メートルの硫黄泉に、あまり苦労せずに入りたい人である。福島駅から50分、駐車場100台、61室。家族連れでも団体でも扱える。
湯そのものは土湯峠温泉郷のものなので、規模が大きいからといって薄いわけではない。
野地温泉ホテルのよくある質問
Q野地温泉ホテルの湯はかけ流しですか?
野地温泉の湯は単純硫黄泉(硫化水素型)で源泉かけ流しだと福島市観光コンベンション協会は書いています。宿も乳白色のいで湯を自慢としています。
Qどんな風呂がありますか?
大浴場、露天風呂、サウナがあります。風呂からは山が見えると宿は登録しています。複数の浴室を持ち、湯めぐりができる造りです。
Qアクセスは?
福島駅から車で約50分、東北自動車道の福島インターから20キロと宿は案内しています。駐車場は100台、無料、予約不要です。
Q冬も営業していますか?
営業しています。ただし標高1,200メートルで雪が深く、磐梯吾妻スカイラインは冬期閉鎖になります。道路状況を確かめてから向かってください。
似た条件の宿
この宿と共通する条件を持つ、別の温泉地の宿です。並びは共通する条件の数で、順位ではありません。

岩井温泉 浪漫伝承の宿 明石家
鳥取県創業400年と宿は書いている創業400年と宿が書く岩井温泉の18室の宿。約48度の源泉を何も足さずに湯船へ入れる。総ヒノキの男女別浴室、佐治石を使った庭園露天風呂、貸切露天風呂「森の方舟」と貸切サウナがある。岩美駅から送迎あり。

白金温泉 碧の美 ゆゆ
北海道白金温泉の49室の宿。加水も加温も循環もしない100%源泉かけ流しだと宿は書く。源泉53度、pH6.9。日帰り入浴は11時から20時で大人1,200円。旧称は湯元白金温泉ホテル。

ランプの宿 青荷温泉
青森県青森県黒石市沖浦、青荷渓谷の底にある31室の一軒宿。各室に電灯がなく、夜はランプの明かりだけで過ごす。携帯の電波も届かない。風呂は四つあり、宿はすべて源泉かけ流しとしている。1929年(昭和4年)に青森県の歌人、丹羽洋岳が開いたと宿は書く。冬季は一般車両が通行止めになり、送迎バスで山道を30分。
※ 料金・空室・設備・営業状況は変わります。当サイトが掲載しているのは創業年や建築など変わりにくい情報のみです。 最新の情報は予約サイトでご確認ください。
