氷見温泉郷と和倉温泉、能登半島の二つの塩辛い湯
どちらも能登半島の海沿いで、どちらも塩化物泉。それでも成り立ちが違う。氷見は約1500年前の海水を地下から掘り当てた湯で、和倉は海のなかから湧いた湯を起源とする。町の形も対照的だ。

氷見温泉郷
富山県
富山県氷見市の沿岸北部に点在する温泉の総称で、氷見市観光協会は能登半島国定公園 氷見温泉郷と呼ぶ。800から1300メートルのボーリングで得た湯で、温度は50度前後、泉質はナトリウム-塩化物泉。火山爆発の噴流物堆積により閉じ込められた約1500年前の海水が元なのでしょっぱいと市は説明する。富山湾越しに立山連峰が見える宿があり、冬は寒ブリ。

和倉温泉
石川県
海のなかから湧き出た湯を起源とする、能登の温泉地。塩分濃度が高く、七尾湾を望む宿が並ぶ。
数字で比べる
| 項目 | 氷見温泉郷 | 和倉温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 富山県 | 石川県 |
| 泉質 | 塩化物泉 | 塩化物泉 |
| 東京から | 約3時間30分 | 約4時間 |
| 大阪から | 約4時間 | 約3時間30分 |
| 最寄り | JR氷見線 氷見駅(宿により車約5〜15分)/能越道 氷見IC・灘浦IC | JR七尾線 和倉温泉駅 |
| 日帰りで入れる湯 | ひみ番屋街/雨晴海岸/氷見市藤子不二雄Ⓐアートコレクション | — |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯の由来
氷見温泉郷地下800〜1300メートルの化石塩水。氷見市は約1500年前の海水と説明する
和倉温泉海のなかから湧き出た湯を起源とする
町の形
氷見温泉郷温泉街がなく、宿が海沿いに約15軒点在する
和倉温泉七尾湾を望む宿が並ぶ温泉街がある
眺め
氷見温泉郷富山湾越しの立山連峰。晴れた冬の朝がいちばん条件がいい
和倉温泉七尾湾と能登島
行き方
氷見温泉郷JR氷見線 氷見駅から宿まで車で5〜15分
和倉温泉JR七尾線 和倉温泉駅
どちらを選ぶか
両方行くなら車で1時間ほど。能登半島の東側を北上する線上にあり、富山から金沢へ抜ける旅程に両方入れられる。どちらも湯冷めしにくい塩の湯なので、冬が向く。
それぞれの宿
よくある質問
Q氷見の湯はどうしてしょっぱいのですか?
氷見市観光協会は、火山爆発の噴流物堆積により閉じ込められた約1500年前の海水(化石塩水)が元だからだと説明しています。地下800から1300メートルのボーリングで得られ、温度は50度前後です。
Qどちらも日帰りで入れますか?
入れる施設があります。氷見市観光協会は日帰り入浴のできる宿・施設を一覧で案内しています。営業時間は施設ごとに違うので、行く前に確かめてください。