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Ishikawa — Onsen Area
和倉温泉(石川県)の風景

Photo: comachiangel / CC BY 3.0 via Wikimedia Commons

Wakura Onsen

和倉温泉

わくらおんせん

海のなかから湧き出た湯を起源とする、能登の温泉地。塩分濃度が高く、七尾湾を望む宿が並ぶ。

Quality
塩化物泉
Access
JR七尾線 和倉温泉駅
From Tokyo
約4時間
From Osaka
約3時間30分

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和倉温泉の宿を見る(2軒)

和倉温泉の源泉は、もともと海のなかから湧いていた。漁師が海面に湧く湯を見つけたのが始まりと伝えられ、のちに埋め立てて現在の温泉地の形になった。

そのため湯には海水由来の塩分が濃く含まれている。なめると明確に塩辛い。

訪れる前に確認してほしいこと

2024年1月の能登半島地震により、和倉温泉は甚大な被害を受けた。建物の損壊、断水、地盤の被害によって、温泉街のほぼすべての宿が長期の休業に入った。

その後、復旧の進んだ宿から順次営業を再開している。しかし再開の時期も規模も宿ごとに異なり、周辺の道路や交通機関の状況も変わり続けている。

このページに書かれている湯や景観の記述は、この土地が本来持っているものについてのものであり、現在の営業状況を示すものではない。どこに泊まれるか、何が開いているかは、和倉温泉観光協会と宿泊先の最新の発表で必ず確認してほしい。

訪れることそのものが、この土地の復興を支える。だからこそ、正確な情報をもって出かけてほしい。

七尾湾を望む

温泉街は七尾湾に面しており、多くの宿が海に向いて建っている。湯に浸かりながら海を見られる宿があり、対岸には能登島が横たわる。

和倉は日本を代表するもてなしの宿がある土地としても知られてきた。旅館という業態が到達した水準の一つを、この温泉地が担ってきた。

能登を旅する起点

和倉温泉は能登半島の入口近くにある。ここを起点に、輪島、珠洲、能登金剛といった半島の各地へ向かう行程が組まれてきた。

震災の影響で、これらの地域の状況も大きく変わっている。行程を組む際は、目的地それぞれの状況を個別に確認してほしい。

塩辛い湯ということ

和倉の湯は、なめると明確に塩辛い。

七尾湾の沖合に湧いていた湯を埋め立てて温泉地にしたという来歴が、そのまま泉質に出ている。ナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、高温で湧き、塩分濃度は国内の温泉のなかでも高い部類に入る。

塩分が肌に膜をつくって汗の蒸発を抑えるため、保温効果が非常に高い。湯上がりに長く体が温まっている。日本海側の冬に、この性質はよく効く。海に由来する湯が、海からの風に耐えるための湯になっている。

強い塩分の湯なので、湯上がりに真水で流すと肌への負担が軽くなる。傷があるとしみることがある。

能登島へ渡る

温泉街は七尾湾に面しており、対岸には能登島が横たわる。

能登島大橋を渡れば島へ入れる。水族館やガラス美術館があり、湾に囲まれた穏やかな景色が広がる。外海に面していないぶん、波が静かである。

ただし、これらの施設や道路の状況は震災以降変化している。行く前に個別に確認してほしい。

旅館という業態の到達点

和倉は、日本を代表するもてなしの宿がある土地として知られてきた。

旅館という業態が高度に磨かれた場所の一つがここである。設備の豪華さというより、客を迎える手順そのものが体系化されている。そういう宿が同じ温泉地に集まっている例は多くない。

和倉に泊まるということは、湯に入ることであると同時に、日本の旅館という形式を経験することでもある。この温泉地が全国的に名を知られてきた理由は、湯だけではない。

歩き方

通常はJR七尾線の特急で金沢からおよそ一時間、和倉温泉駅まで直通する。震災以降、能登方面の交通は状況が変化しているため、出発前に運行情報を確認すること。

温泉街は徒歩で回れる規模である。海沿いに遊歩道があり、湾を見ながら歩ける。

Day Trip

和倉温泉の日帰り入浴

日帰りで入れる湯の情報は、現在まとめられていません。

2024年1月の能登半島地震の影響で、日帰り入浴の受け入れ状況は大きく変わっています。訪問前に必ず現地の発表を確認してください。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋・冬

春夏秋冬
Benefits
神経痛冷え性疲労回復
所在地Location
石川県
泉質Spring Quality
塩化物泉
最寄駅Nearest Station
JR七尾線 和倉温泉駅
東京からFrom Tokyo
約4時間
大阪からFrom Osaka
約3時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

和倉温泉のよくある質問

Q和倉温泉は今、訪れることができますか?
A

2024年1月の能登半島地震で和倉温泉は大きな被害を受け、多くの旅館が長期の休業を余儀なくされました。その後、復旧の進んだ宿から順次営業を再開しています。ただし再開状況は宿ごとに異なり、周辺の道路や交通機関の状況も変わり続けています。訪問を計画する際は、必ず和倉温泉観光協会と宿泊先の最新の発表を確認してください。

Q和倉温泉はどんな泉質ですか?
A

ナトリウム・カルシウム塩化物泉です。海から湧いた温泉であるため塩分濃度が高く、保温効果が強いのが特徴です。舐めるとはっきり塩辛く、湯上がりに体が長く温まっています。日本海側の冬にはこの性質がよく効きます。

Q海から湧く温泉とはどういう意味ですか?
A

和倉温泉の源泉は、もともと七尾湾の海中から湧いていました。沖合に湧く湯を漁師が見つけたという開湯伝説が残り、地名の「和倉」も湧浦から転じたとされます。後に埋め立てが行われて現在の温泉街になりました。海水由来の成分が湯の高い塩分濃度をつくっています。

Q和倉温泉へは金沢からどのくらいかかりますか?
A

通常はJR七尾線の特急でおよそ一時間、和倉温泉駅まで直通です。ただし震災以降、能登方面の交通は状況が変化しています。出発前に運行情報を確認してください。

Q能登島とあわせて回れますか?
A

和倉温泉から能登島大橋を渡って能登島へ行けます。水族館やガラス美術館があり、七尾湾の景色が広がります。ただし震災の影響で施設の営業状況が変わっている可能性があるため、事前に確認してから向かってください。

UPDATED 2026.08.13

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