川渡温泉と東鳴子温泉の違い
鳴子温泉郷のうち、湯治の色が濃く残る二つ。どちらも温泉街としてはにぎやかではなく、宿の数も少ない。選ぶ基準は湯の性格と、泊まり方になる。

川渡温泉
宮城県
鳴子温泉郷の東の入口にある温泉地。川渡温泉旅館組合は開湯1000年の古湯とし、古くから脚気川渡(かっけかわたび)の名で親しまれたと書く。五軒の宿がそれぞれ自家源泉を持つ。春は菜の花畑が広がる。

東鳴子温泉
宮城県
宮城県大崎市、鳴子温泉郷を構成する五つのうちのひとつ。仙台藩の御殿湯が置かれた温泉で、駅の名前も鳴子御殿湯という。大崎市は古き良き湯治文化を今に伝える宿が多い静かな温泉地と書く。泉質は重曹泉、食塩泉、硫酸塩泉。2016年に温泉郷全体が国民保養温泉地に指定された。
数字で比べる
| 項目 | 川渡温泉 | 東鳴子温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 宮城県 | 宮城県 |
| 泉質 | 単純温泉・硫黄泉 | 炭酸水素塩泉・塩化物泉・硫酸塩泉 |
| 東京から | 約3時間20分 | 約3時間30分 |
| 大阪から | — | 約6時間 |
| 最寄り | JR川渡温泉駅 | JR陸羽東線 鳴子御殿湯駅(徒歩すぐ)/東北道 古川IC(車約35分) |
| 日帰りで入れる湯 | 川渡温泉共同浴場/川渡温泉の菜の花畑/温泉石神社/鳴子峡 | 鳴子温泉の共同浴場 滝の湯/鳴子峡/中山平温泉のうなぎ湯 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
宿の数
川渡温泉五軒。組合はそれぞれが自家源泉を持つと書く
東鳴子温泉数軒。自炊のできる宿が残る
湯の見た目
川渡温泉単純温泉が中心だが、赤みを帯びた濁り湯を出す宿もある
東鳴子温泉重曹泉系の湯で、黒っぽい色の湯もある
名の由来
川渡温泉脚気川渡(かっけかわたび)と呼ばれた。開湯1000年と組合は書く
東鳴子温泉駅名の御殿湯は仙台藩の御殿湯に由来する
季節の見どころ
川渡温泉春の菜の花畑と桜
東鳴子温泉鳴子温泉街まで歩ける距離で、通年で動ける
どちらを選ぶか
両方行くなら陸羽東線で二駅です。どちらかに泊まって、もう一方へ日帰りで入りに行けます。
それぞれの宿
よくある質問
Q川渡温泉の脚気川渡とは何ですか?
川渡温泉旅館組合は、古くから脚気川渡「かっけかわたび」の名で親しまれた静かな温泉街だと書いています。脚気に効くとされてきたという意味の呼び名です。効き方は人によるので、体のことで気になる点があれば医師に確かめてください。
Q鳴子温泉郷はいくつの温泉地でできていますか?
五つです。鳴子、東鳴子、川渡、中山平、鬼首。それぞれ泉質が違い、源泉の数も多いので、宿ごとに湯が変わります。