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Miyagi — Onsen Area
川渡温泉(宮城県)の風景

Photo: Takasaki001 / CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons

Kawatabi Onsen

川渡温泉

かわたびおんせん

鳴子温泉郷の東の入口にある温泉地。川渡温泉旅館組合は開湯1000年の古湯とし、古くから脚気川渡(かっけかわたび)の名で親しまれたと書く。五軒の宿がそれぞれ自家源泉を持つ。春は菜の花畑が広がる。

Quality
単純温泉・硫黄泉
Access
JR川渡温泉駅
From Tokyo
約3時間20分
From Osaka

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川渡温泉の宿を見る(2軒)

鳴子温泉郷の東の入口

鳴子温泉郷は五つの温泉地でできている。鳴子、東鳴子、川渡、中山平、鬼首。そのうち川渡は、仙台側から来たときに最初に着く温泉地である。

川渡温泉旅館組合は、ここを鳴子温泉郷の東の入り口に位置する静かな温泉街だとしている。

JR陸羽東線の川渡温泉駅がある。鳴子温泉駅までは四駅。奥へ入れば入るほど温泉地としての名は知られているが、手前にあるぶん川渡は静かである。

脚気川渡

この温泉地には、古い呼び名がある。

組合はこう書いている。開湯1000年の古湯・川渡温泉。古くから脚気川渡「かっけかわたび」の名で親しまれた静かな温泉街です、と。

脚気に効くと言われてきた、ということである。いまの医学では脚気はビタミンB1の不足によるものと分かっているので、湯で治るという話ではない。ただ、そう呼ばれるだけの評判がこの土地にあったということは残る。効き方は人によるから、体のことで気になる点があれば医師に確かめてほしい。

五軒がそれぞれ自分の源泉を持つ

組合は、昔ながらの自炊湯治宿や家庭的な温泉宿など個性豊かな五軒の温泉宿があるとし、それぞれに自家源泉を持つと書いている。

五軒しかないのに、源泉は五つある。これは鳴子温泉郷全体の性格でもあって、源泉の数が多いから宿ごとに湯が違う。

泉質は単純温泉が中心で弱アルカリ性だが、含重曹-硫黄泉を持つ宿もある。赤みを帯びた濁り湯を出している宿もある。無色透明の単純温泉と濁り湯が、同じ温泉街の中に並んでいることになる。

温泉街として歩く楽しみは少ないが、湯を比べるという一点では五軒という規模はちょうどいい。

うぐいす色の共同浴場

川渡温泉には共同浴場がある。

鳴子温泉郷観光協会の一覧によれば、泉質は含重曹-硫黄泉(弱アルカリ性)、pH7.9。うぐいす色の硫黄泉で、お湯が熱いのが特徴だとしている。

大人300円、小人100円。営業は9時から17時まで。ただし月曜と金曜は13時30分からになる。鍵や受付は加賀屋商店が扱っている。

宿の湯が単純温泉なのに対して、共同浴場は硫黄泉である。同じ温泉地のなかで湯が違うということが、ここでもはっきり出ている。熱い湯なので、長湯は避けて短く入るのがいい。

菜の花の季節

春、この温泉地の周りには菜の花畑が広がる。

組合は毎年、菜の花畑と桜の開花状況を知らせている。菜の花スタンプラリーや菜の花ガーデンといった催しもある。

鳴子温泉郷というと紅葉の鳴子峡が先に浮かぶが、川渡に関しては春のほうが分かりやすい見どころになる。黄色い畑の向こうに栗駒の山が見える。

温泉石神社

組合は毎年、温泉石神社の祭典を告知している。

温泉の神を祀る神社である。開湯1000年という古さを、建物より先に祭りのほうが伝えている。

歩き方

駅から温泉街までは少し歩く。宿によっては送迎があるので、予約のときに確かめておくとよい。

陸羽東線は本数が少ない。到着時刻から逆算して列車を選ぶこと。車なら東北自動車道の古川インターから向かう。

温泉街に飲食店はほとんどない。食事は宿で取るのが基本になる。小さなカフェがあるくらいで、それもこの温泉地の性格のうちである。

Day Trip

川渡温泉の日帰り入浴

  • 川渡温泉共同浴場
  • 川渡温泉の菜の花畑
  • 温泉石神社
  • 鳴子峡

春は菜の花畑と桜が同時期に見られます。鳴子温泉郷の東の入口なので、ここから奥へ入っていく組み方ができます。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

春・秋

春夏秋冬
Benefits
神経痛冷え性疲労回復
所在地Location
宮城県
泉質Spring Quality
単純温泉・硫黄泉
最寄駅Nearest Station
JR川渡温泉駅
東京からFrom Tokyo
約3時間20分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

川渡温泉のよくある質問

Q川渡温泉の『脚気川渡』とは何ですか?
A

川渡温泉旅館組合は、この温泉が古くから脚気川渡「かっけかわたび」の名で親しまれた静かな温泉街だと書いています。脚気に効くと言われてきたという意味の呼び名です。効き方は人によるので、体のことで気になる点があれば医師に確かめてください。

Q川渡温泉に宿は何軒ありますか?
A

五軒です。組合は、昔ながらの自炊湯治宿や家庭的な温泉宿など個性豊かな五軒の温泉宿があり、それぞれに自家源泉を持つと書いています。

Q川渡温泉の泉質は?
A

単純温泉が中心で弱アルカリ性です。ただし宿ごとに源泉が違うため、含重曹-硫黄泉のような別の泉質を持つ宿もあります。赤みを帯びた濁り湯を出している宿もあります。

Q川渡温泉に共同浴場はありますか?
A

あります。鳴子温泉郷観光協会は川渡温泉共同浴場を、うぐいす色の硫黄泉でお湯が熱いのが特徴と紹介しています。泉質は含重曹-硫黄泉(弱アルカリ性)、pH7.9。大人300円、小人100円、9時から17時まで。月曜と金曜は13時30分からの営業です。

Q川渡温泉へのアクセスは?
A

JR陸羽東線の川渡温泉駅が最寄りです。東京からは東北新幹線で古川へ出て陸羽東線に乗り換え、3時間20分ほどです。鳴子温泉駅からは四駅手前になります。

Compare

ほかの温泉地と比べる

UPDATED 2026.10.01

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