鳴子温泉郷と塩原温泉郷の違い
どちらも泉質の多様さで知られる温泉郷である。狭い範囲に性格の違う湯が集まっているという点が共通している。

鳴子温泉郷
宮城県
国内に存在する泉質のうち、大半をこの一帯で網羅できる。狭い範囲に多様な湯が集中する、東北屈指の温泉密集地。

塩原温泉郷
栃木県
箒川の渓谷に沿って十一の温泉地が連なる。泉質も湯の色も一つずつ違い、一つの谷のなかで湯めぐりが完結する。
数字で比べる
| 項目 | 鳴子温泉郷 | 塩原温泉郷 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 宮城県 | 栃木県 |
| 泉質 | 硫黄泉・炭酸水素塩泉・塩化物泉・単純温泉 | 単純温泉・塩化物泉・硫酸塩泉・二酸化炭素泉 |
| 東京から | 約3時間 | 約2時間30分 |
| 大阪から | 約6時間 | 約5時間30分 |
| 最寄り | JR陸羽東線 鳴子温泉駅 | JR東北新幹線 那須塩原駅(バス約60分) |
| 日帰りで入れる湯 | 滝の湯/駅前足湯/宿の日帰り入浴 | 共同浴場/日帰り入浴施設/宿の立ち寄り湯 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
構成
鳴子温泉郷鳴子・東鳴子・川渡・中山平・鬼首の五つ。国内で分類される泉質の大部分が揃うとされる
塩原温泉郷箒川の谷に十一の温泉地が連なる。谷の上と下で湯の色が変わる
移動
鳴子温泉郷JR陸羽東線が温泉地を串刺しにしている。車がなくても地区をまたげる
塩原温泉郷地区の間はバスか車。歩ける距離ではない区間がある
代表的な湯
鳴子温泉郷中山平の「うなぎ湯」は重曹を含み、入るとぬるりとする
塩原温泉郷新湯・元湯は硫黄で白濁し、谷を下れば無色透明の湯が湧く
周辺
鳴子温泉郷鳴子峡の紅葉。例年10月下旬から11月上旬に渓谷が色づく
塩原温泉郷もみじ谷大吊橋と渓谷の遊歩道。那須へも車で一時間ほど
どちらを選ぶか
両方行くならどちらも「一つの湯に入る」より「湯を比べる」場所です。二、三か所回れば、泉質という言葉が具体的なものになります。
それぞれの宿
FAQ
よくある質問
Q泉質の多さではどちらが上ですか?
A
鳴子温泉郷です。国内で分類される泉質の大部分がこの狭い範囲に揃うと言われています。塩原も谷の上下で湯が変わりますが、種類の幅では鳴子が上回ります。
Q一日で何か所回れますか?
A
公共交通なら二か所が現実的な上限です。鳴子は陸羽東線、塩原はバスでの移動になり、いずれも本数が限られます。車があれば三か所回れます。