ぬかびら源泉郷と十勝川温泉、十勝の二つの湯
同じ十勝にある温泉を二つ。ぬかびら源泉郷は大雪山の東、糠平湖のほとりの山の中で、宿ごとに源泉を持つ。十勝川温泉は平野にあり、世界でも希少なモール温泉で知られる。山と平野、重曹泉と植物性の湯。

ぬかびら源泉郷
北海道
北海道河東郡上士幌町、大雪山国立公園の東側、糠平湖のほとりにある温泉地。かつては糠平温泉と呼ばれた。大正8年(1919年)に島隆重が源泉を発見し、大正のころから湯治の湯として親しまれてきた。宿はそれぞれ自分の源泉を持ち、すべてが源泉かけ流しという日本でも珍しい温泉地である。泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、肌がすべすべになる重曹泉。湖の水位で現れたり沈んだりするタウシュベツ川橋梁が近い。上士幌の町から北へ23キロ。

十勝川温泉
北海道
十勝平野の中央、十勝川の河畔に湧く植物性の「モール温泉」。太古の植物が堆積した亜炭層を通って湧き、琥珀色でぬるりとした肌触りが特徴。2004年に北海道遺産に選ばれた。帯広駅からバスで30分。
数字で比べる
| 項目 | ぬかびら源泉郷 | 十勝川温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 北海道 | 北海道 |
| 泉質 | 塩化物泉・炭酸水素塩泉 | 塩化物泉・炭酸水素塩泉 |
| 東京から | 約4時間 | 約3時間(羽田からとかち帯広空港へ飛び、車で35分) |
| 大阪から | 約5時間 | — |
| 最寄り | JR帯広駅(バス約1時間40分)/上士幌町中心部から北へ約23キロ | JR根室本線 帯広駅(バス約30分) |
| 日帰りで入れる湯 | タウシュベツ川橋梁/糠平湖/三国峠 | 日帰り入浴を受け付けている宿の大浴場 |
| 掲載している宿 | 1軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯
ぬかびら源泉郷ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(重曹泉)。宿ごとに源泉
十勝川温泉モール温泉。植物由来の成分を含む褐色の湯
宿
ぬかびら源泉郷山の中に8軒が点在。すべて源泉かけ流し
十勝川温泉平野の温泉街にホテルが並ぶ
まわり
ぬかびら源泉郷タウシュベツ川橋梁、糠平湖、三国峠
十勝川温泉十勝が丘展望台、白鳥、ガーデン街道
行き方
ぬかびら源泉郷帯広からバス約1時間40分
十勝川温泉帯広駅からバス約30分
どちらを選ぶか
両方行くなら帯広を起点に、平野の湯と山の湯。車なら1時間ほどで行き来できる。
それぞれの宿
よくある質問
Qなぜ「源泉郷」というのですか?
宿がそれぞれ自分の源泉を持ち、すべてが源泉かけ流しだからです。糠平温泉ホテルは「各宿が源泉を持つ日本でも珍しい温泉地」と書いています。
Qタウシュベツ川橋梁はいつ見られますか?
糠平湖の水位次第です。1月ごろに凍った湖面に現れ、6月ごろから沈み始め、8月から10月ごろには湖底に沈みます。