天人峡温泉と旭岳温泉の違い
同じ東川町の二つ。どちらも大雪山の麓だが、片方は谷の底の一軒宿、もう片方はロープウェイの麓にある温泉地である。

天人峡温泉
北海道
北海道東川町、大雪山国立公園の南東山麓にある一軒宿の温泉。北海道の観光公式サイトは1897年の開湯とし、切り立った柱状節理の岩壁に囲まれた秘湯だと書く。渓谷の奥には落差270メートルの羽衣の滝があり、温泉街には無料の足湯「天女の湯」がある。旭川空港から車で40分。

旭岳温泉
北海道
北海道上川郡東川町、大雪山国立公園の旭岳の麓、標高1,000メートルを超える高原にある温泉。アイヌがカムイミンタラ(神々が遊ぶ庭)と呼んだ山の入口にあたる。湯元湧駒荘の温泉は大正3年(1914年)に発見され、以来毎分300リットル以上を湧出している。硫酸塩泉、マグネシウム-硫酸塩泉、炭酸水素塩泉、ナトリウム-硫酸塩泉、石膏泉という五つの泉質を持ち、塩素消毒も加水もせずに使う。旭岳ロープウェイの乗り場が近い。
数字で比べる
| 項目 | 天人峡温泉 | 旭岳温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 北海道 | 北海道 |
| 泉質 | 硫酸塩泉・炭酸水素塩泉・塩化物泉 | 硫酸塩泉・炭酸水素塩泉・塩化物泉 |
| 東京から | 約3時間30分 | 約3時間30分 |
| 大阪から | 約3時間30分 | 約4時間 |
| 最寄り | 旭川空港(車約40分)/JR旭川駅(車約60分) | JR旭川駅(旭岳行きバス約1時間40分)/旭川空港(車約40分) |
| 日帰りで入れる湯 | 羽衣の滝/足湯「天女の湯」/七福岩 | 旭岳ロープウェイと姿見の池/天人峡・羽衣の滝/旭山動物園 |
| 掲載している宿 | 1軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
地形
天人峡温泉忠別川の深い渓谷の底。両側に柱状節理の岩壁がそびえる
旭岳温泉標高1,100メートルの高原。大雪山旭岳ロープウェイの麓
宿の数
天人峡温泉一軒だけ。かつてはもっとあったが、いまは一軒が営業している
旭岳温泉数軒の宿とロッジが点在する
歩く先
天人峡温泉落差270メートルの羽衣の滝まで徒歩15分
旭岳温泉ロープウェイで姿見の池へ。旭岳への登山口になる
湯
天人峡温泉自然湧出100%。硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物の混合泉
旭岳温泉旭岳の地下から湧く湯。宿により泉質が違う
交通
天人峡温泉旭川空港から車で約40分
旭岳温泉旭川空港から車で約50分。旭川駅からバスもある
どちらを選ぶか
両方行くなら同じ東川町で、車で30分ほど離れています。どちらも公共交通は限られるので、車があると動きやすくなります。
それぞれの宿
- ラビスタ大雪山旭岳温泉の75室のホテル。宿は掛け流しの天然温泉と書き、樹林を見る露天風呂のほか岩風呂、ヒノキ風呂、樽風呂がある。泉温40度、pH6.5。入浴は14時から翌11時。
- 湯元 湧駒荘北海道上川郡東川町、大雪山国立公園の旭岳の麓に建つ全28室の宿。日本秘湯を守る会の会員。温泉は大正3年(1914年)に発見され、以来毎分300リットル以上を湧出している。敷地内に五つの自家源泉を持ち、浴槽は全部で17。硫酸塩泉、マグネシウム-硫酸塩泉、炭酸水素塩泉、ナトリウム-硫酸塩泉、石膏泉という五つの泉質があり、塩素消毒も加水もしない。冬期の別館露天のみ若干の加温をすると断っている。別館「神々の湯」は日帰りでも入れる。
よくある質問
Q天人峡温泉に宿は何軒ありますか?
北海道の観光公式サイトは「切り立った峡谷に佇む一軒宿」と書いています。かつては複数の宿がありましたが、いまは一軒が営業しています。温泉街の跡には無料の足湯が残っています。
Q紅葉はいつですか?
大雪山は日本で最も早く紅葉が始まる山で、例年9月中旬から色づきます。標高の高い旭岳のほうが早く、天人峡は少し遅れて渓谷が染まります。