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Kochi — Onsen Area
あしずり温泉郷(高知県)の風景

Photo: Reggaeman / CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons

Ashizuri Onsen

あしずり温泉郷

あしずりおんせんきょう

四国最南端、足摺岬に湧く温泉郷。およそ1200年前、嵯峨天皇の勅願で弘法大師が金剛福寺を建立した際にこの湯で疲れを癒したと伝わる。その後の地殻変動で約150年ほど湧出が絶えたが、平成に入って「蒸気灘」と呼ばれた場所を掘削するとラドンを含む湯が出た。源泉名はあしずり温泉、単純弱放射能泉。太平洋を見下ろす露天風呂が岬の宿にある。中村駅からバスで約100分と遠い。

Quality
放射能泉・単純温泉
Access
土佐くろしお鉄道 中村駅(バス約100分、タクシー約60分)/高知道 四万十町中央IC(車約140分)
From Tokyo
約6時間(高知龍馬空港経由)
From Osaka
約6時間

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あしずり温泉郷の宿を見る(2軒)

四国のいちばん南

あしずり温泉郷は、高知県土佐清水市の足摺岬にある。四国最南端。地図で見ると分かるが、高知市からでも車で3時間近い。土佐くろしお鉄道の中村駅からバスで100分。この遠さが、この温泉地の性格を決めている。

岬には白い灯台が立ち、四国八十八箇所第三十八番札所の金剛福寺がある。断崖の上で、目の前は太平洋しかない。

弘法大師と、150年の空白

足摺国際ホテルはこの温泉の来歴をこう伝えている。今からおよそ1200年前、足摺岬に嵯峨天皇の勅願により弘法大師が金剛福寺を建立した際、そのお湯で疲れを癒したと言われている。

ところが、その後の地殻変動により約150年間は湧出が封じられていた。平成の世になって「蒸気灘」と呼ばれていた場所を掘削したところ、ラドン含有の良質な温泉が噴出した——というのが再興の経緯だ。

つまり、伝説としては1200年前に遡るが、今入れる湯は平成に掘り当てたものということになる。

ラドンの湯

源泉名はあしずり温泉。泉質は単純弱放射能泉(弱アルカリ性低張性冷鉱泉)。宿は「弱アルカリ性の天然ラドン温泉で、万病の湯と言われており、自然治癒力を刺激、活性化してくれる」と書き、「かの空海をも癒したとされる国内でも有数の天然ラドンの湯」とも表現している。

浴用の適応症として神経痛、冷え性、慢性消化器症、高血圧、動脈硬化症、慢性婦人病、痔疾、痛風、慢性皮膚病、五十肩、疲労回復などを挙げている。冷鉱泉なので、温めて使う。

露天から太平洋を見る

この温泉地の価値は、湯そのものより眺めにあると言っていい。足摺国際ホテルの露天風呂は太平洋を一望する位置にあり、宿は「どの時間もおすすめですが、なんといっても朝焼けを楽しみながらの露天風呂は別格です」と書いている。

足摺岬は東を向いているので、海から日が昇る。入浴時間は5時30分からで、日の出に合わせられる。

岬の七不思議

足摺国際ホテルは「足摺岬の七不思議」というページを設けている。岬の周りには弘法大師にまつわる伝承がいくつも残っていて、灯台までの遊歩道を歩きながら見て回れる。

岬の周りは椿の道で、冬から春にかけてヤブツバキが咲く。少し足を伸ばせば竜串・見残しの奇岩地帯があり、足摺海洋館もある。

四万十とセットで

正直に言うと、あしずり温泉郷だけを目当てに行くには遠すぎる。中村駅から先が長く、バスの本数も限られる。

現実的なのは、四万十川と足摺岬をまとめた二泊三日以上の旅に組み込むことだ。四万十の沈下橋を見て、川沿いを下って、岬に泊まる。夜は星、朝は海からの日の出。都市の近くの温泉地ではまず得られない時間が、ここにはある。

Day Trip

あしずり温泉郷の日帰り入浴

  • 足摺岬と灯台、金剛福寺
  • 竜串・見残しの奇岩と足摺海洋館
  • 四万十川の沈下橋

岬までの道は長く、バスの本数も限られます。時刻表を先に確かめてください。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

冬・春

春夏秋冬
Benefits
神経痛冷え性痛風疲労回復
所在地Location
高知県
泉質Spring Quality
放射能泉・単純温泉
最寄駅Nearest Station
土佐くろしお鉄道 中村駅(バス約100分、タクシー約60分)/高知道 四万十町中央IC(車約140分)
東京からFrom Tokyo
約6時間(高知龍馬空港経由)
大阪からFrom Osaka
約6時間

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

あしずり温泉郷のよくある質問

Qあしずり温泉の泉質は?
A

足摺国際ホテルは、源泉名はあしずり温泉、泉質は単純弱放射能泉(弱アルカリ性低張性冷鉱泉)と公表しています。弱アルカリ性の天然ラドン温泉で「万病の湯」と言われ、自然治癒力を刺激するとも書いています。浴用の適応症に神経痛、冷え性、慢性消化器症、高血圧、動脈硬化症、慢性婦人病、痔疾、痛風、慢性皮膚病、五十肩、疲労回復などを挙げています。効き方は人によるので、医師に確かめてください。

Qあしずり温泉の歴史は?
A

今からおよそ1200年前、足摺岬に嵯峨天皇の勅願により弘法大師が金剛福寺を建立した際、そのお湯で疲れを癒したと言われていると足摺国際ホテルは案内しています。その後の地殻変動で約150年間は湧出が封じられていましたが、平成の世に至って「蒸気灘」と呼ばれていた場所を掘削したところ、ラドン含有の良質の温泉が噴出したと書いています。

Qあしずり温泉郷にはどんな宿がありますか?
A

足摺岬の周辺にいくつかあります。楽天トラベルのあしずり温泉郷の一覧には足摺国際ホテル、足摺サニーサイドホテル、アシズリテルメなどが載っています。足摺国際ホテルは政府登録国際観光旅館で、太平洋を見下ろす露天風呂を持ちます。

Q足摺岬には何がありますか?
A

四国最南端の岬で、白い灯台と、四国八十八箇所第三十八番札所の金剛福寺があります。足摺国際ホテルは「足摺岬の七不思議」を紹介するページを設けています。岬の周りは断崖と椿の道で、冬から春にかけてヤブツバキが咲きます。

Qあしずり温泉郷へのアクセスは?
A

遠いです。土佐くろしお鉄道の中村駅からバスで約100分、タクシーで約60分。車なら高知自動車道の四万十町中央ICから国道56号経由で約140分と足摺国際ホテルは案内しています。高知市からでも3時間近くかかるので、四万十川と合わせて二泊以上で組むのが現実的です。

UPDATED 2026.09.23

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