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札所の入口に湧く
土佐龍温泉は高知県土佐市宇佐町竜。宇佐湾に面した港町の、丘へ上がったところにある。
この場所の性格を決めているのは寺だ。四国八十八か所霊場の第36番札所・青龍寺が車で2分の距離にある。宿は、深くまで掘って湧き出た濃厚な天然成分を持つ温泉は、お遍路さんを癒す憩いの湯として始まったと書いている。歩き遍路の人にとって、札所のすぐそばに湯があるというのは大きい。
黄金色の塩の湯
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物温泉。宿は括弧を付けて(高張性・中性・高温泉)と正確に書き、県内唯一の高濃度・高温度の温泉だと名乗る。
塩化物泉は「熱の湯」とも呼ばれ、保温効果がとても高いと宿は説明する。鉄分を含むので湯は黄金色に見える。高張性というのは、体液より濃いということだ。濃い塩の湯なので長湯には向かないが、上がってからの持ちは長い。
源泉掛け流しだと宿は明記している。露天の壺湯についても源泉掛け流しと書いてある。
三つの入り方
風呂の構えが少し変わっている。
ひとつは露天風呂。日本庭園や広い山林を眺める造りで、男女入れ替え制。ふたつめは露天の壺湯で、ひとりで入るのにちょうどいい大きさだと宿は書く。広い空の下で湯船を独り占めできる。みっつめは大浴場で、湯冷めしにくく温まりやすい自慢の湯だとしている。
そしてもうひとつ、正面玄関の横に足湯がある。誰でも無料で使えて、海を見ながら座れる。風呂に入る時間がない人でも、ここで足だけ浸けて帰れる。
泊まらなくても入れる
日帰り入浴は一日二回に分かれている。14時から21時(札止め20時)と、5時30分から9時(札止め8時)。朝の枠があるのは、遍路や漁の町という土地柄だろう。地元の温泉好きにも好評だと宿は書いている。
日帰り・宿泊を問わず、入れ墨のある人の利用は断っているとしている。
馬路温泉とは別
同じ高知の温泉でも、馬路温泉とは別の湯である。馬路は県東部の山奥、安田川のほとりに建つ村唯一の宿で、冷鉱泉のつるつるした湯。土佐龍は県中部の海沿いで、濃い塩の高温泉。山と海、ぬるい湯と熱い湯で、性格が正反対になっている。
湯以外の見どころ
青龍寺の石段は上りごたえがある。宇佐大橋を渡って横浪半島へ入れば、横浪黒潮ラインという展望道路が半島の背を走り、太平洋と浦ノ内湾を交互に見ながら走れる。港では宇佐の魚が買える。高知市内までは車で40分ほどなので、はりまや橋やひろめ市場と組み合わせられる。
着くまで
高知自動車道の土佐ICから車で約20分。公共交通の場合は、事前予約で最寄りのバス停まで送迎があると宿は案内している。駐車場は50台で無料、予約は不要。高知龍馬空港からは車で1時間ほど見ておきたい。
土佐龍温泉の日帰り入浴
- 青龍寺(第36番札所)
- 宇佐大橋と宇佐の港
- 横浪黒潮ライン
朝に青龍寺を打ってから湯に入り、午後は横浪半島の展望道路を走る。高知市内までは車で40分ほどです。
受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。
温泉地カルテ
秋・冬
- 所在地Location
- 高知県
- 泉質Spring Quality
- 塩化物泉
- 最寄駅Nearest Station
- 高知道 土佐IC(車約20分)/最寄りバス停まで事前予約で送迎あり
- 東京からFrom Tokyo
- 約4時間30分
- 大阪からFrom Osaka
- 約3時間30分
※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。
土佐龍温泉のよくある質問
Q土佐龍温泉の泉質は?
宿は温泉名を土佐龍温泉、泉質をナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(高張性・中性・高温泉)と案内しています。「熱の湯」とも呼ばれる塩化物泉は保温効果がとても高いとし、黄金に輝く湯と書いています。一般適応症は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え性、疲労回復など、泉質別適応症はきりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてください。
Q源泉掛け流しですか?
宿は「源泉掛け流しの湯」と書き、露天の壺湯についても源泉掛け流しと明記しています。深くまで掘って湧き出た濃厚な天然成分を持つ温泉で、県内唯一の高濃度・高温度の温泉だというのが宿の言い分です。
Q露天風呂はありますか?
あります。日本庭園や山林を眺める露天風呂が男女入れ替え制であるほか、ひとりで入るのにちょうどいい大きさの露天の壺湯があります。正面玄関の横には誰でも無料で使える足湯もあり、海を見ながら座れます。
Q日帰り入浴はできますか?
できます。宿は営業時間を14時から21時(札止め20時)と、5時30分から9時(札止め8時)の二回と案内しています。日帰り・宿泊を問わず、入れ墨のある人の利用は断っているとしています。
Qお遍路の拠点になりますか?
なります。四国八十八か所霊場の第36番札所・青龍寺の入口にあり、宿は寺まで車で2分と案内しています。深く掘って湧いた温泉はお遍路さんを癒す憩いの湯として始まったと宿は書いています。
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UPDATED 2026.09.23



