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Kochi — Onsen Area
松葉川温泉(高知県)の風景

Photo: 松岡明芳 / CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons

Matsubakawa Onsen

松葉川温泉

まつばかわおんせん

高知県高岡郡四万十町、四万十川の源流域・日野地川の渓谷に湧く一軒宿の温泉。江戸時代にはすでに霊泉として知られていたと宿は伝える。全国でも珍しく二種の源泉を持ち、内湯は単純硫黄冷鉱泉でpH9.6、露天は温泉法第二条に該当する温泉でpH9.3。とろみのある湯ざわりで、日帰り入浴もできる。JR窪川駅からバスで35分。

Quality
硫黄泉・単純温泉
Access
JR土讃線 窪川駅(高南観光の路線バス「松葉川温泉行き」約35分)
From Tokyo
約5時間30分(高知龍馬空港経由)
From Osaka
約5時間
pH
9.6

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松葉川温泉の宿を見る(1軒)

四万十川の源流域

松葉川温泉は高知県高岡郡四万十町、四万十川の源流域にある。正確には日野地川という支流の渓谷で、宿は一軒だけ。ホテル松葉川温泉がそれだ。

宿は自らを「奥四万十の霊泉」と呼ぶ。江戸時代にはすでに霊泉として知られ、その効用は数多く四国有数の泉質を誇る、と案内している。

二つの源泉を持つ

この温泉のいちばん珍しいところは、源泉が二つあることだ。宿は「全国でも稀な二種の源泉」と書いている。

内湯は単純硫黄冷鉱泉(アルカリ性-低張性-冷鉱泉)でpH9.6。硫黄がほんのり香り、肌をそっと包み込むようなとろみのある湯ざわり、というのが宿の表現だ。

露天風呂は泉質が違う。温泉法第二条に該当する温泉で、成分はフッ化物イオン、メタホウ酸、炭酸水素ナトリウム。pH9.3。

同じ宿で泉質の違う二つの湯に入り比べられる。どちらもアルカリ性で数値が9を超えているので、肌がぬるりとする。

渓流を眺める露天

露天風呂は日野地川に面している。宿の描写がいい。「湯けむりと朝霧の溶け合う、おぼろげな朝の森。月明かりに照らされる、澄んだ川面。春の新緑。初夏の蛍。秋の紅葉。そして、冬の雪」。

初夏には蛍が出る。宿のお知らせにも「蛍乱舞」という記事が上がっている。

サウナと水風呂もある。火照った体を冷たい水に沈め、奥四万十の風に当たる。

四万十の湯

もうひとつ宿が挙げているのが「四万十の湯」で、硬度の低い超軟水だという。日本最後の清流と呼ばれる四万十川の水系ならではの話だ。

日帰りが使いやすい

日帰り入浴は予約不要。10時30分から21時(受付20時30分まで)。大人700円、小人350円、未就学児無料。四万十町の在住者はさらに安くなる。

定休日はない。ただし水曜日のみ設備点検のため16時オープンなので、そこだけ注意したい。駐車場は65台。

山奥の一軒宿でこの時間まで開いていて、この値段。地元の人が通う湯でもあるのだろう。

泊まるなら

客室は和室15室(8〜10畳)と洋室4室(20平方メートル)の計19室。窪川檜の香りがする部屋だと宿は書いている。4階の8室にはユニットバスが付く。

食事は四万十の山・川・海の幸。周辺には四万十川最古とされる一斗俵沈下橋、カヌー体験のできるふるさと交流センター、海洋堂ホビー館四万十と海洋堂かっぱ館、興津海水浴場がある。

高知のもうひとつの選択肢

高知の温泉は数が多くない。四国最南端のあしずり温泉郷、山奥の馬路温泉、そして四万十源流の松葉川温泉。

松葉川は高知市からのアクセスが比較的よく、四万十川を回る旅の途中に組み込みやすい。二つの源泉を持つという珍しさもある。四万十を目当てに来たなら、寄っておく価値がある。

Day Trip

松葉川温泉の日帰り入浴

  • 一斗俵沈下橋(四万十川最古の沈下橋)
  • 海洋堂ホビー館四万十と海洋堂かっぱ館
  • 興津海水浴場

水曜日は設備点検のため日帰り入浴が16時からになります。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

pH

9.6アルカリ性

0 酸性7アルカリ性 14

Best Season

夏・秋

春夏秋冬
Benefits
神経痛筋肉痛冷え性皮膚病
所在地Location
高知県
泉質Spring Quality
硫黄泉・単純温泉
最寄駅Nearest Station
JR土讃線 窪川駅(高南観光の路線バス「松葉川温泉行き」約35分)
東京からFrom Tokyo
約5時間30分(高知龍馬空港経由)
大阪からFrom Osaka
約5時間

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

松葉川温泉のよくある質問

Q松葉川温泉の泉質は?
A

二種類あります。内湯は単純硫黄冷鉱泉(アルカリ性-低張性-冷鉱泉)でpH9.6、露天風呂は温泉法第二条に該当する温泉(フッ化物イオン、メタホウ酸、炭酸水素ナトリウム)でpH9.3とホテル松葉川温泉は公表しています。効能として神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみくじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進を、泉質別効能として慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症を挙げています。効き方は人によるので、医師に確かめてください。

Q二つの源泉があるとはどういうことですか?
A

宿は「全国でも稀な二種の源泉」と案内していて、内湯と露天風呂で泉質が違います。内湯は硫黄がほんのり香るとろみのある湯、露天はフッ化物イオンやメタホウ酸を含む湯です。同じ宿の中で入り比べられます。

Q日帰り入浴はできますか?
A

できます。予約は不要で、10時30分から21時(受付20時30分まで)。水曜日のみ設備点検のため16時オープンです。料金は大人700円、小人350円、未就学児無料(四万十町在住者は大人500円、小人250円)。定休日はありませんが、設備点検などによる臨時休業があります。駐車場は65台です。

Q松葉川温泉の歴史は?
A

江戸時代にはすでに霊泉として知られ、その効用は数多く四国有数の泉質を誇ると宿は案内しています。四万十源流の日野地川の渓谷に湧く温泉です。

Q松葉川温泉へのアクセスは?
A

JR土讃線の窪川駅から高南観光の路線バス「松葉川温泉行き」で約35分です。天狗高原や梼原町の方面からは須崎市経由で高速道路を使うと早いと宿は案内しています。

UPDATED 2026.09.23

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