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Chiba — Onsen Area
白子温泉(千葉県)の風景

Photo: Syced / CC0 via Wikimedia Commons

Shirako Onsen

白子温泉

しらこおんせん

千葉県長生郡白子町、九十九里浜のほぼ中央にある温泉地。地下2000メートルから天然ガスと一緒に上がってくる灌水を湯にしている。白子町温泉ホテル協同組合は、海水に比べてマグネシウムが少なくヨウ素が多いのが特徴で、白子町のヨウ素の産出量は年間1000トンと書く。薄く黄色がかることから「黄金の湯」とも呼ばれる。湯けむりの立つ温泉街ではなく、松林と畑の中に宿が点在する。約300面のテニスコートがある町で、春は白子たまねぎ。

Quality
塩化物泉
Access
JR外房線 茂原駅(バス約30分)/JR千葉駅から高速バス約60分
From Tokyo
約2時間
From Osaka
約5時間

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白子温泉の宿を見る(2軒)

湯けむりのない温泉地

白子温泉は千葉県長生郡白子町、九十九里浜のほぼ中央にある。まず断っておくと、ここには温泉街がない。白子町温泉ホテル協同組合が自分でこう書いている。「白子温泉は湯けむり温泉街ではありません。人肌ほどのやさしい温度で湧いています」。

松林と畑の中に、大きめの宿が点々と建つ。宿から宿へ下駄で歩く景色を期待すると外れる。海と風呂と食事のために行く場所だ。

天然ガスと一緒に上がってくる湯

湯の出方が変わっている。組合の説明では、地下2000メートルから天然ガスと一緒に上がってくる灌水を温泉として使っている。上総層群と呼ばれる第三紀から第四紀の地層の、砂と泥が交互に重なる互層のうち、砂層中のメタンを主成分とする天然ガスの中に溶けて存在しているのだという。

地下に沈んだ海草などが長い年月を経て分解・濃縮されたと考えられており、海水に比べてマグネシウムが少なく、ヨウ素が多い。このヨウ素は通常うがい薬や消毒に使われるもので、白子町のヨウ素の産出量は年間1000トンを誇ると組合は書く。日本はチリに続く世界第2位のヨウ素生産国だそうだ。

薄く黄色がかっていることから「黄金の湯」とも称され、皮膚乾燥症、冷え性、うつ状態などに優れているとしている。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてから使いたい。

宿の湯は温めて使う

人肌ほどで湧く、と組合が書いているとおり、そのままでは入浴には少しぬるい。宿は沸かして使う。青松庭 白砂は源泉名を白子温泉、泉質をナトリウム-塩化物強温泉と載せ、最上階の展望風呂と庭園の露天風呂の両方でこの湯を使うと案内する。

海に近い宿が多く、風呂から太平洋が見える。九十九里浜は遮るものがない直線の浜なので、視界が横にどこまでも開ける。

テニスと玉ねぎの町

白子町観光協会は、九十九里浜の南エリアで海水浴シーズンに賑わうほか、テニスなどのスポーツ施設が充実して年間を通して楽しめるリゾートだと紹介する。町には約300面のテニスコートがあり、サーフェスの種類も豊富でインドアコートやナイター設備もある。合宿で来る人が多く、宿の朝食会場が学生でいっぱいになることもある。

春は白子たまねぎ。祭りが開かれ、地元の特産品と一緒に売られる。

湯以外の見どころ

何より浜だ。九十九里浜は砂浜がまっすぐ続き、朝は海から日が昇る。中里海水浴場は宿から歩ける。車があれば南へ下って一宮や大原、さらに勝浦まで一時間ほど。外房の魚を食べて帰る組み立てもできる。

着くまで

JR外房線の茂原駅からバスで約30分。JR千葉駅からは高速バスで約60分と宿は案内する。車なら圏央道の茂原長南ICから30分ほどで、宿の駐車場は広い。東京駅からバスで直接入る便もある。電車とバスを乗り継ぐより、車のほうが動きやすい温泉地だ。

Day Trip

白子温泉の日帰り入浴

  • 九十九里浜
  • 中里海水浴場
  • 白子町のテニスコート

朝に浜を歩き、昼はテニスか海水浴、夕方に湯。車があれば、南下して勝浦や鴨川へ抜ける旅にもできます。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

夏・春

春夏秋冬
Benefits
冷え性疲労回復皮膚乾燥症
所在地Location
千葉県
泉質Spring Quality
塩化物泉
最寄駅Nearest Station
JR外房線 茂原駅(バス約30分)/JR千葉駅から高速バス約60分
東京からFrom Tokyo
約2時間
大阪からFrom Osaka
約5時間

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

白子温泉のよくある質問

Q白子温泉の泉質は?
A

白子町温泉ホテル協同組合は、地下2000メートルから天然ガスと一緒に上がってくる灌水を温泉として利用していると説明しています。海水に比べてマグネシウムが少なくヨウ素が多いのが特徴で、薄く黄色がかっていることから「黄金の湯」とも称され、皮膚乾燥症、冷え性、うつ状態などに優れているとしています。宿の一つは源泉名を白子温泉、泉質をナトリウム-塩化物強温泉と案内しています。効き方は人によるので、医師に確かめてください。

Qヨウ素の湯とはどういうことですか?
A

組合の説明では、上総層群と呼ばれる第三紀から第四紀の地層の砂層に、メタンを主成分とする天然ガスが溶けて存在し、その中の灌水を汲み上げています。地下に沈んだ海草などが長い年月を経て分解・濃縮されたと考えられており、ヨウ素はふだんうがい薬や消毒に使われるものだと書いています。日本はチリに続く世界第2位のヨウ素生産国だとも紹介しています。

Q白子温泉に温泉街はありますか?
A

ありません。組合自身が「白子温泉は湯けむり温泉街ではありません」「人肌ほどのやさしい温度で湧いています」と書いています。松林と畑の中に宿が点在する形で、下駄で歩く街並みを期待して行くと当てが外れます。海と風呂を目当てに行く場所です。

Q海水浴やテニスはできますか?
A

白子町観光協会は、九十九里浜の南エリアで海水浴シーズンに賑わうほか、テニスなどのスポーツ施設が充実して年間を通して楽しめるリゾートだと紹介しています。町には約300面のテニスコートがあり、テニスの町として知られています。春には白子たまねぎの祭りがあります。

Q白子温泉へのアクセスは?
A

JR外房線の茂原駅からバスで約30分、JR千葉駅から高速バスで約60分と宿は案内しています。車なら圏央道の茂原長南ICから30分ほど。宿の駐車場は広く、青松庭 白砂は100台無料と書いています。

UPDATED 2026.09.23

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