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寛政元年から
元湯石屋は、石川県金沢市深谷町の深谷温泉にある20室の一軒宿である。
創業は寛政元年。江戸、明治、大正、昭和、平成と続いてきたと宿は書いている。
金沢駅から車で20分、北陸自動車道の金沢森本インターからは5分。市街のすぐ裏にありながら、着くと山の中になる。
亜炭層を通ってきた湯
湯は琥珀色をしている。
宿はこう説明している。元湯石屋の源泉は、太古むかしの葦などの植物が堆積してできた亜炭層をとおって湧出するため植物由来の有機物や、重曹、天然の保湿成分を多くふくんでいます。琥珀色した湯の色と、滑らかな湯触りが特徴で、美肌の湯としても知られております、と。
泉質はナトリウム炭酸水素塩泉。重曹を含むので、肌の角質をやわらげる。効能としてアトピー・湿疹、痔、美肌効果が挙げられている。
風呂は大浴場と露天風呂である。
大正六年の能舞台
この宿の名を知られたものにしているのは能舞台である。
宿はこう伝えている。この金沢に根づいた加賀宝生流の能を愛した石屋六代目石屋二左衛門が、大正6年(1917)に、孫の誕生を記念し普請したのが、総檜造りの能舞台です、と。
続けて、空から謡が降る街として知られ、加賀宝生流の能が盛んな金沢だが、本格的な能舞台は当旅館を含めてもわずかしか残っていないとしている。
100畳の大広間にしつらえられていて、2階には正面から一望できる桟敷席がある。落語や横笛の演奏会、講演会にも使われる。
年に一度、薪能が行われる。かがり火のもと、能装束をつけた演者が登場すると雰囲気が変わり、約1時間半息つく間もないと宿は書いている。
能舞台に上がれる案内プランもある。
古い宿に泊まるということ
宿は客室について、どの部屋も昔の佇まいのままだと書いている。
そのうえで、全客室に除湿機、空気清浄機、換気扇を設置して、できるだけ湿気やカビ臭さをとりのぞいていると断っている。
古い木造の宿にはこういう事情がある。それを先に書く宿は多くない。新しい設備を求める旅には向かない、という意味でもある。
館内には、石屋で使われていた臼をテーブル代わりに置いた談話室や瞑想室がある。食事処は個室が六つある。
行き方
JR金沢駅からタクシーで約20分、IRいしかわ鉄道の森本駅からタクシーで約7分。北陸自動車道の金沢森本インターから車で5分である。
一軒宿なので周りに店はない。食事は宿で取ることになる。
この宿を選ぶなら
金沢の町から20分で、山の中の古い宿に泊まれる。この距離感がこの宿の値打ちである。
昼は兼六園や東茶屋街を歩き、夜は琥珀色の湯に入る。あるいは能舞台を見るためだけに来る。どちらの使い方もできる。
建物は古い。そこを楽しめるかどうかで評価が変わる宿である。
深谷温泉 元湯石屋のよくある質問
Qどんな風呂がありますか?
大浴場と露天風呂です。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉で、効能としてアトピー・湿疹、痔、美肌効果が挙げられています。
Q湯が琥珀色なのはなぜですか?
宿は、源泉が太古むかしの葦などの植物が堆積してできた亜炭層をとおって湧出するため、植物由来の有機物や重曹、天然の保湿成分を多く含むと説明しています。琥珀色した湯の色と滑らかな湯触りが特徴で、美肌の湯としても知られるとしています。
Q能舞台とは?
宿は、加賀宝生流の能を愛した六代目の石屋二左衛門が大正6年(1917年)に孫の誕生を記念して普請した総檜造りの能舞台だと伝えています。100畳の大広間にしつらえられ、2階には正面から一望できる桟敷席があります。年に一度、薪能が行われます。
Q創業はいつですか?
宿は創業を寛政元年としています。江戸、明治、大正、昭和、平成と続いてきた宿です。
Q建物は古いですか?
古いです。宿は客室についてどの部屋も昔の佇まいのままだとし、同時に全客室に除湿機、空気清浄機、換気扇を設置してできるだけ湿気やカビ臭さをとりのぞいていると断っています。
Qアクセスは?
JR金沢駅からタクシーで約20分、IRいしかわ鉄道の森本駅からタクシーで約7分、北陸自動車道の金沢森本インターから車で5分です。総部屋数は20室です。
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※ 料金・空室・設備・営業状況は変わります。当サイトが掲載しているのは創業年や建築など変わりにくい情報のみです。 最新の情報は予約サイト、または公式サイトでご確認ください。