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福地温泉の平湯川沿いに建つ、古民家を移築した囲炉裏の宿である。江戸晩期に建てられた飛騨の豪壮実直な古民家を移築再生し、百年の歴史が深い味わいと山里情緒をかもし出すと宿は書く。日本源泉湯宿を守る会の会員。
1836年の民家
飛騨の国、清見村大原に1836年に建てられた旧二村家を、平成16年春に母屋として解体、移築した。間口11間半、桁行7間半の切妻入り母屋造りの大型民家で、厳しい風雪に耐えながら生活してきた飛騨人の歴史が刻まれていると宿は書く。宿は公式サイトの魅力の一つに「国の有形文化財」を掲げている。囲炉裏と土間、どっしりとした梁。飛騨人が慣れ親しんできた囲炉裏端は誰もが心休まる空間で、素足でのんびりと過ごしてほしいと宿は書く。
福の湯と森の湯
地下300メートルから汲み上げる自家源泉「福の湯」はナトリウム-炭酸水素塩泉。木造のクレ葺きの湯小屋の大浴場に自家源泉かけ流しで使い、脱衣室と洗い場、湯船がそれぞれ隣り合う別室なので体を洗うときも寒くないと宿は書く。湯煙のマイナスイオンの足湯サウナ、源泉が湧き出るおやすみ処がある。日本源泉湯宿を守る会のサイトには、源泉温度は65度、35度、70度、大浴場と貸切風呂は源泉かけ流し、森の湯は温度調整のため減温ありとある。効き方は人によるので、医師に確かめてから使う。
露天風呂「森の湯」は平湯川に寄り添うように佇む宿泊者専用の湯。近隣の神岡鉱山で使っていた肉厚の鉄釜を利用した円形の「釜湯」と、迫力の巨石と杉の枕で造った「岩湯」があり、20時から20時30分に男女が入れ替わる。貸切露天風呂は三つで、それぞれ内湯が付き、共有源泉の73度、毎分63リットルの単純泉を使う。子どもや年配の人も安心と宿は書く。
部屋
3タイプ全15室で、それぞれ間取りが違う。「草庵」は8室、代々引き継いだ持ち山の木で建て、珪藻土の土壁に柿渋を塗り、和室の寝室と居間で山並みを望む。「木庵」は5室、骨太で力強い新潟の豪農屋敷を移築再生し、平湯川を一望する。「煙香庵」は2室、明治・大正・昭和と時代を重ねた宿のシンボルで、2〜6名。全室トイレ付き、風呂は付かない。テレビ、冷蔵庫、洗浄機付きトイレ、金庫、作務衣。
食事
昔ながらの釜戸で毎日薪で火をおこしてごはんを焚き、底にはおこげができると宿は書く。米は有機栽培の地元産コシヒカリを天日干ししたもの。素朴な飛騨の食材のおかずと一緒に、1階の食事処で囲炉裏を囲んで食べる。
着くまで
JR高山駅から濃飛バスで約75分、福地温泉で降りる。奥飛騨と松本を結ぶ安房トンネルは通年通行できる。新宿から平湯まで高速バスが4時間35分で運行(予約制)。11月から4月末に車で来る場合は必ずタイヤチェーンを持つようにと宿は書く。駐車場は20台、無料。チェックインは15時、チェックアウトは11時。車椅子には対応していない。
この宿を選ぶなら
古民家と囲炉裏、釜戸のごはんを目当てに、川沿いの露天に浸かりたい人に向く。部屋に風呂はなく、風呂は湯小屋と露天、貸切で入る造りである。冬は雪深いので、車ならチェーンが要る。
福地温泉 山里のいおり 草円のよくある質問
Q草円の湯はかけ流しですか?
地下300メートルから汲み上げる自家源泉「福の湯」を、木造のクレ葺きの湯小屋の大浴場で自家源泉かけ流しと宿は書いています。日本源泉湯宿を守る会のサイトには、大浴場と貸切風呂は源泉かけ流し、森の湯は温度調整のため減温ありとあります。源泉温度は65度、35度、70度の三つです。効き方は人によるので、医師に確かめてください。
Q草円の露天風呂は?
平湯川に寄り添う宿泊者専用の露天風呂「森の湯」に、近隣の神岡鉱山で使っていた肉厚の鉄釜を利用した円形の「釜湯」と、巨石と杉の枕で造った「岩湯」があると宿は案内しています。20時から20時30分に男女が入れ替わり、男性はチェックインから20時が釜湯、女性は岩湯です。のくとまり入湯手形の客は使えません。
Q草円の建物はどんな建物ですか?
飛騨の国、清見村大原に1836年に建てられた旧二村家を平成16年春に母屋として解体、移築した、間口11間半、桁行7間半の切妻入り母屋造りの大型民家と宿は書いています。客室棟は新潟から移築した古い建物で、木庵は新潟の豪農屋敷を移築再生した部屋です。囲炉裏と土間、梁が飛騨の昔の暮らしを伝えます。
Q草円へのアクセスは?
JR高山駅から濃飛バスで約75分、福地温泉で降ります。奥飛騨と松本を結ぶ安房トンネルは通年通行でき、新宿から平湯まで高速バスが4時間35分で運行しています(予約制)。11月から4月末に車で来る場合は必ずタイヤチェーンを持つようにと宿は書いています。駐車場は20台、無料です。
似た条件の宿
この宿と共通する条件を持つ、別の温泉地の宿です。並びは共通する条件の数で、順位ではありません。

青根温泉 湯元不忘閣
宮城県慶長年間に湯別当として始まり、当主は21代続くと日本秘湯を守る会に登録している宮城県柴田郡川崎町青根温泉1-1。伊達政宗が訪れた際に「この地忘れまじ」と名付けたと伝わる、仙台藩一門の湯治湯。川崎町は本館・離れ・門・蔵など計7棟が国の登録有形文化財と書く。土蔵の中に造られた蔵湯、木造建築と石風呂が調和する大湯など六つの湯屋があり、蔵湯と半露天の亥之輔の湯は貸切で使える。泉質は単純温泉、加水・加温なしの源泉かけ流し。全14室。日帰り入浴は受けていない。

奥飛騨百姓座敷の宿 藤屋
岐阜県岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根、新平湯温泉のほぼ中央に建つ宿。築二百年の百姓座敷は移築ではなく、実際に百姓座敷として使っていた建物をそのまま使っていると公式サイトは書く。日本源泉湯宿を守る会に提出した調査表では加水も加温も循環もなしと開示している。源泉は一重ケ根温泉1号泉、湧出地の泉温130度を低温泉と混ぜて調整している。貸切露天が二つ、24時間無料。

岩井温泉 岩井屋
鳥取県創業150年創業150年、昔ながらの木造三階建て、全館畳敷きの13室の旅籠。1300年続く山陰最古といわれる岩井の湯を、蛇口の水まですべて源泉かけ流しで使う。名物の「源泉長寿の湯」は直立しても胸まで浸かる深い浴槽で、湯底に敷いた松板の真下から湧く湯をそのまま使う。竹垣に囲まれた露天「背戸の湯」、大浴場「祝いの湯」、貸切「よいまち草」。日本秘湯を守る会の会員宿で、日帰り入浴を受ける。
※ 料金・空室・設備・営業状況は変わります。当サイトが掲載しているのは創業年や建築など変わりにくい情報のみです。 最新の情報は予約サイト、または公式サイトでご確認ください。
