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六角堂を挟んで建つ
五浦観光ホテルは茨城県北茨城市大津町722。太平洋に突き出た岩場に五つの入り江が連なる五浦にある。
宿は二つに分かれている。和風の本館と、別館大観荘。その間に岡倉天心の六角堂がある。近代美術の舞台になった土地の真ん中に、湯宿が建っているという位置関係だ。
太平洋しか見えない露天
この宿の看板は「大観の湯」である。
2012年の秋にリニューアルオープンした露天風呂で、宿は天然の温泉を使用しており源泉掛け流しが自慢だと書く。広々とした湯船から眺める景色は、果てしなく続く雄大な太平洋。ほかに何も入らない。
朝日にきらめく海の輝き、夕映えに浮かぶ漁火。日本近代美術の先人たちが愛した五浦からの太平洋の彩りに抱かれてほしい、というのが宿の言い方である。
同じ大観の湯には内風呂もある。窓が大きくくりぬかれていて、そこから見る太平洋はまるで絵画のようだと宿は書く。利用時間は5時30分から10時と、11時から24時。
庭を見る湯もある
本館側の露天は、海ではなく庭を見る。
石畳を踏み、木戸をくぐり抜けた先にある数寄屋風の庭園風呂で、2012年5月にリニューアルオープンした。日本庭園に流れる滝の音を聞きながら浸かる造りになっている。
海の湯と庭の湯が同じ宿にあるので、泊まれば両方に入れる。
七十一度の源泉
源泉温度は71度。泉質はナトリウムカルシウム塩化物泉。効能に神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、冷え性、きりきず、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、病後疲労回復、健康増進が並ぶ。
宿はこの湯を「さらっとした泉質」と表現する。塩化物泉なので体は温まりやすい。効き方は人によるから、体のことで気になる点があれば入る前に医師に確かめておきたい。
貸切と日帰り
貸切風呂は「椿の湯」と「浜菊の湯」の二つ。浜菊の湯はバリアフリー対応で、どちらも大浴場と同じ湯を使う。45分2,200円(税込)、11時から22時15分で最終スタートは21時30分。
日帰りの受付は11時から15時と18時から20時30分。完全予約制である。日帰りで貸切風呂を使う場合は、別途入浴料1,100円(税込)がかかる。
泊まって何を食べるか
北茨城は常磐もののあんこうで知られる。冬になればあんこう鍋が目当ての客が増える。すぐ南の平潟港はあんこうの水揚げで有名な港だ。
総部屋数は73室。本館と別館を合わせた規模で、横山大観の別荘を移築した特別室もある。
着くまで
最寄りはJR常磐線の大津港駅で、そこから車で5分。上野からの特急ひたちがこの駅に停まるため、東京を出て2時間半ほどで宿に入れる。
車では常磐自動車道の北茨城ICから15分ほど。国道6号からも入れる。いわき方面からなら車で30分ほどの距離である。
六角堂と茨城大学五浦美術文化研究所は宿のすぐそば。茨城県天心記念五浦美術館も車ですぐの場所にある。
五浦温泉 五浦観光ホテルのよくある質問
Q温泉の泉質は?
宿は源泉温度71度、泉質をナトリウムカルシウム塩化物泉と公開し、効能に神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え性、慢性皮膚病、慢性婦人病、病後疲労回復などを挙げています。さらっとした泉質だと書いています。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてください。
Q源泉かけ流しですか?
宿は「大観の湯」について、2012年の秋にリニューアルオープンし、天然の温泉を使用しており源泉掛け流しが自慢だと書いています。加水や循環の記載はありません。
Qどんな風呂がありますか?
別館大観荘の「大観の湯」に露天風呂と大浴場があり、どちらも太平洋を望みます。利用時間は5時30分から10時、11時から24時。本館側には2012年5月に改装した数寄屋風庭園風呂の露天があり、日本庭園の滝の音を聞く造りです。貸切風呂は「椿の湯」と「浜菊の湯」の2種類で、浜菊の湯はバリアフリー、大浴場と同じ湯を使います。
Q日帰りで入れますか?
入れます。日帰りの受付時間は11時から15時と18時から20時30分で、完全予約制です。貸切風呂は45分2,200円(税込)で、日帰りの場合は別途入浴料1,100円(税込)がかかります。貸切風呂の時間は11時から22時15分、最終スタートは21時30分です。
Qアクセスは?
JR常磐線の大津港駅から車で5分ほどです。上野からの特急ひたちが大津港駅に停まります。車では常磐自動車道の北茨城ICから15分ほど、国道6号からも入れます。
似た条件の宿
この宿と共通する条件を持つ、別の温泉地の宿です。並びは共通する条件の数で、順位ではありません。

岩井温泉 浪漫伝承の宿 明石家
鳥取県創業400年と宿は書いている創業400年と宿が書く岩井温泉の18室の宿。約48度の源泉を何も足さずに湯船へ入れる。総ヒノキの男女別浴室、佐治石を使った庭園露天風呂、貸切露天風呂「森の方舟」と貸切サウナがある。岩美駅から送迎あり。

えびの高原ホテル
宮崎県標高1200メートルのえびの高原にある38室のホテル。源泉かけ流しの炭酸水素塩泉を、露天風呂、大浴場、サウナ、四つの家族風呂で使う。日帰り入浴は11時から20時。客室から韓国岳が見える。鹿児島空港から車で50分。

鉛温泉 藤三旅館
岩手県1786年立ったまま入る深さ1.25メートルの「白猿の湯」を持つ宿。総けやき造りの本館に四つの浴場があり、宿は源泉5本を加熱も加水も循環もせずに使うと書く。旅館部と自炊の湯治部が同じ建物にあり、湯治の形が今も生きている。32室。
※ 料金・空室・設備・営業状況は変わります。当サイトが掲載しているのは創業年や建築など変わりにくい情報のみです。 最新の情報は予約サイト、または公式サイトでご確認ください。
