貸切風呂と家族風呂。呼び名は違いますが、明確な線引きはありません。
同じ設備を、宿によって貸切風呂と呼んだり家族風呂と呼んだりします。九州では家族風呂という言い方が多く見られます。
呼び名より確認すべきこと
大切なのは名前ではなく、次の三つです。
予約が要るか。 事前予約制、当日フロントで受付、空いていれば自由に使える。この三つの方式があります。人気の宿では予約が埋まります。
料金がかかるか。 有料の宿と、宿泊料に含まれる宿があります。含まれる場合でも時間が区切られていることが多い。
何分使えるか。 45分や60分で区切られているのが一般的です。
客室露天風呂とは別のもの
客室に付いている風呂は、また別です。
部屋の風呂はいつでも使えます。深夜でも早朝でも、人を気にせず入れる。貸切風呂は共用の浴室を時間で区切って使うものなので、この点が違います。
宿を探すときに両方を「貸切」でまとめてしまうと、想定が食い違うことがあります。
どんなときに要るか
大浴場に入りにくい事情があるとき、貸切風呂は現実的な選択肢になります。
小さな子ども連れ、体の不自由な家族との旅、人目が気になるとき。タトゥーがあって大浴場を使えない場合も、貸切風呂なら入れることがあります。ただし宿の方針によるので、事前の確認が要ります。
露天の貸切風呂
貸切風呂が露天になっている宿もあります。
黒川温泉や奥飛騨温泉郷のように、渓谷沿いや山際に宿がある土地では、貸切の露天から景色が見えることがあります。時間が区切られていても、その時間は他に誰もいない。大浴場では得られない静かさになります。



