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Kumanoyu Onsen — 熊の湯温泉

熊の湯温泉 熊の湯ホテル

くまのゆおんせん くまのゆほてる

長野県下高井郡山ノ内町平穏7148、志賀高原の熊の湯温泉にある宿。源泉は敷地内の中庭から汲み上げる。浴場は「碧落」と「翠玉」の二つで、12時30分に日ごとの男女入替制。宿は泉質、泉温、湧出量、加水加温循環消毒の有無まで掲示で公開し、加水は温度調節のためあり、加温・循環・消毒はなしとする。日帰り入浴も受ける。総部屋数87室。

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中庭から汲み上げる

熊の湯ホテルは長野県下高井郡山ノ内町平穏7148。志賀高原の熊の湯温泉にある。

源泉の場所がはっきりしている。宿は「熊の湯温泉の源泉は、熊の湯ホテル敷地内の中庭から汲み上げています」と書いている。よそから引いてきた湯ではない。

総部屋数は87室。志賀高原の宿としては大きい部類だ。スキー場が隣接していることもあり、冬の客を受けられる規模になっている。

掲示で全部出している

この宿を評価するとしたら、まず湯の情報の出し方である。

掲示にはpH7.5の弱アルカリ性、低張性高温泉という分類のほか、毎分72リットルという湧出量、源泉63度と使用位置43度という二つの温度が並ぶ。そして加水・加温・循環・消毒の四項目が、それぞれ有無つきで書かれている。手を入れているのは加水だけ、というのが読み取れる形になっている。

適応症と禁忌症も列挙されている。硫化水素ガスへの対処として、内湯にも外気を取り入れていることまで書いてある。

ここまで開示する宿は少ない。とくに加水をしていると正直に書く宿は、それだけで信用できる。源泉63度をそのまま浴槽に入れたら入れない。だから水を足す。当たり前のことを隠さない。

本サイトでは、加水の記載がある宿にかけ流しの印を付けない方針を取っている。宿自身は「翡翠色の湯がかけ流しで満たされています」と書いているが、同じページの掲示に加水ありとあるので、印は付けずに事情を本文で説明することにした。

碧落と翠玉

浴場は二つ。名前は碧落(へきらく)と翠玉(すいぎょく)である。

碧落は、桧造りの内風呂と、滝が真横に流れる岩露天。宿は「開放的な青空を望めることから碧落と名付けました」と説明している。碧落とは、青く澄んだ空のことだ。

翠玉は、内風呂の造りが碧落と同じ。外湯は小さいが、灯りを遮る造りになっている。宿は「晴れた夜は星見温泉を愉しめます」と書く。

同じ湯を、空を見るための器と、星を見るための器に分けている。名前の付け方からして、湯の色を意識した設計になっている。

一泊では片方しか入れない

男女の入替は12時30分での日ごとの入替制。10時から12時30分は清掃時間である。

つまり、一泊すると片方の浴場しか使えない。チェックインが14時、チェックアウトが翌朝としても、入替が挟まらないからだ。

碧落の岩露天も、翠玉の星見も、両方味わいたいなら二泊するのがいちばん確実だ。あるいは別の季節にもう一度来る。宿がそういう造りにしているので、こちらが合わせるしかない。

ガスへの備え

硫黄を含む湯には、硫化水素ガスの問題が必ず付いてくる。

内湯にも外気を取り入れている、と宿は掲示で説明している。硫化水素ガスが浴室に溜まらないようにするためだ。

硫化水素は床の近くに溜まる。換気の設計がなければ危ない。内湯に外気を入れるというのは、そのための対処である。これを書いている宿は、実はそう多くない。

禁忌症の列挙も丁寧だ。重い心臓病、呼吸不全、腎不全、高血圧症、高度の動脈硬化症など。心当たりがあるなら、入る前に医師に確かめてほしい。

日帰りは時間が短い

宿は外来入浴の受付を、平日12時30分から15時30分、土曜と休日は12時30分から15時としている。

短い。しかも「混雑時や繁忙期には、当日急にご利用をお断りさせていただくことがございます。お出かけ前にお電話などでお問い合せ下さい」と但し書きが付く。

志賀高原まで上がってから断られると痛い。寄るつもりなら、先に電話を入れておきたい。

志賀高原の拠点として

熊の湯にはスキー場が隣接している。冬は滑って入る宿になる。

夏と秋は、志賀高原の高原歩きや横手山への拠点になる。標高が高いので、真夏でも夜は涼しい。

山を下りれば湯田中と渋の温泉街があり、地獄谷野猿公苑も近い。一日目は山の上の緑の湯、二日目は下の温泉街、という組み立てが素直に成立する場所にある。

FAQ

熊の湯温泉 熊の湯ホテルのよくある質問

Qかけ流しですか
A

宿は浴場の紹介で「広い湯船には翡翠色の湯がかけ流しで満たされています」と書いています。いっぽう同じページの掲示には、加水が「温度調節のため」あり、と明記されています。源泉が63度と熱く、そのままでは入れないためです。加温、循環、消毒はいずれもなしと記載されています。本サイトでは加水の記載がある宿にかけ流しの印を付けない方針なので、ここでは付けていません。

Q泉質と数値を教えてください
A

宿の掲示によると、泉質は含硫黄-カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉、弱アルカリ性(pH7.5)低張性高温泉。泉温は源泉63度で使用位置43度、湧出量は毎分72リットルです。源泉は熊の湯ホテルの敷地内の中庭から汲み上げていると宿は案内しています。

Qお風呂は何種類ありますか
A

二つです。「碧落(へきらく)」は桧造りの内風呂と、滝が真横に流れる岩露天。開放的な青空を望めることから名付けたと宿は書いています。「翠玉(すいぎょく)」は内風呂の造りが碧落と同じで、外湯は小さいものの灯りを遮る造りのため、晴れた夜は星を見ながら入れるとしています。

Q男女の入替はありますか
A

あります。宿は12時30分での日ごとの入替制としています。10時から12時30分は清掃時間です。一泊では片方しか入れないので、二つとも見たいなら二泊するか、日帰り入浴と組み合わせることになります。

Q日帰りで入れますか
A

入れます。宿は外来入浴の受付時間を平日12時30分から15時30分、土曜と休日は12時30分から15時としています。混雑時や繁忙期には当日断ることがあるので、出かける前に電話などで問い合わせてほしいと案内しています。

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