熊の湯温泉と渋温泉、志賀高原の上と下
同じ山ノ内町にありながら、標高がまったく違う。熊の湯は志賀高原の奥にある翡翠色の湯で、周りはスキー場と山。渋は湯田中渋温泉郷の石畳の街で、外湯めぐりの温泉街が残る。山を上がるか、街を歩くか。

熊の湯温泉
長野県
長野県下高井郡山ノ内町、志賀高原の奥にある温泉。湯の色が翡翠を思わせる黄緑色で知られる。宿は泉質を含硫黄-カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉、弱アルカリ性でpH7.5、源泉63度、湧出量毎分72リットルと掲示する。幕末の蘭学者で松代藩士の佐久間象山が調査に訪れたことで世に知られ、熊が傷を癒していたという地元の逸話から名が付いたと宿は伝える。

渋温泉
長野県
石畳の路地に九つの外湯が並ぶ温泉街。宿泊者は鍵を借りて外湯を巡る。地獄谷野猿公苑が近い。
数字で比べる
| 項目 | 熊の湯温泉 | 渋温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 長野県 | 長野県 |
| 泉質 | 硫黄泉・炭酸水素塩泉・硫酸塩泉 | 塩化物泉・硫黄泉・硫酸塩泉 |
| pH | 7.5 | — |
| 泉温 | 63℃ | — |
| 東京から | 北陸新幹線で長野駅へ、長野電鉄で湯田中駅へ乗り継ぎ、そこからバスか車で志賀高原へ。 | 約2時間30分 |
| 大阪から | — | 約5時間 |
| 最寄り | 長野電鉄 湯田中駅から車、またはバス | 長野電鉄 湯田中駅(バス約5分) |
| 日帰りで入れる湯 | 志賀高原/横手山/地獄谷野猿公苑/渋温泉 | 大湯 |
| 掲載している宿 | 1軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯
熊の湯温泉含硫黄-カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉。黄緑色
渋温泉塩化物・硫黄・硫酸塩の源泉が複数。外湯ごとに湯が違う
楽しみ方
熊の湯温泉宿の二つの浴場を日替わりで
渋温泉石畳の通りに並ぶ外湯をめぐる
周り
熊の湯温泉スキー場、横手山、高原の登山道
渋温泉石畳の通り、金具屋の木造建築、地獄谷野猿公苑
標高
熊の湯温泉志賀高原の奥。夏でも夜は冷える
渋温泉山あいだが街としての低地
どちらを選ぶか
両方行くなら車で山を下りれば渋まで30分ほど。一日目に高原の湯、二日目に温泉街という組み方なら、長野の温泉の幅がそのまま体験できる。
それぞれの宿
よくある質問
Q熊の湯の湯はなぜ緑色ですか?
硫黄を含む湯が空気や光に触れることで黄緑色に見えます。色の濃さは天気や時間帯で変わります。
Q冬でも行き来できますか?
志賀高原は標高が高く、冬の道路は冬装備が要ります。渋までの道も雪が積もるので、公共交通を使うか、時間に余裕を持って動いてください。