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那覇の港に立つ大きなホテル
ロワジールホテル 那覇は沖縄県那覇市西3-2-1。那覇港のすぐそばで、空港から車で7分という場所にある。総部屋数551室、隣にロワジール スパタワー 那覇とイースト館が並ぶ大きな施設だ。
観光ホテルとしての顔より、ここでは温泉の話をしたい。沖縄で天然温泉に入れる場所は限られていて、那覇の市街でとなるとさらに少ない。
八百万年前の海を沸かす
ホテルの説明はこうだ。沖縄では数少ない天然温泉で、1989年11月に試掘に成功してオープンした。地下800メートルから湯温40.9度の温泉が自噴している。
湯の正体は約800万年前の化石海水である。太古の海水が地層に閉じ込められたもので、本土に多い火山性の温泉とは成分が異なる。塩分の多さが特徴で、無臭なので通常の入浴気分で使えるとホテルは書く。
泉質は含ヨウ素-ナトリウム-塩化物泉。ヨウ素を含む温泉は、海の堆積物に由来する土地に湧く。千葉の白子温泉が同じ系統だ。火山の硫黄泉とはまったく別の来歴を持つ湯である。
泉温は40.9度。適温の42〜43度にするために加温しているとホテルは明記している。加水や循環の記載はない。
ホテルによれば、湯から上がったあとも肌に残った塩分が汗の蒸発をおさえ、保温につながるという。「あたたまる温泉」という呼ばれ方はそこから来ている。
楽天トラベルの施設情報には「源泉掛け流しの天然温泉大浴場」と登録されている。加温はするが、薄めてはいないという使い方である。
紅型の壁画を見ながら
ホテル2階の「島人の湯」は、沖縄の伝統的な装飾技法である紅型をモチーフにした壁画をガラス越しに眺められる造りになっている。明るい浴室で、沖縄らしさを感じながら入れるのが売りだ。
構成は内湯、露天風呂、全身シャワー、化粧台、ロッカー、靴箱。営業は6時から24時(最終入場23時)と、ホテルの大浴場としてはかなり長い。
隣のスパタワー2階には「海人の湯」がある。こちらは内湯と露天風呂に水風呂、サウナが付き、男湯がドライサウナ、女湯がミストサウナ。営業は7時から23時(最終受付22時30分)。
泊まらない人も入れる
外来(日帰り入浴)を受けているのがこの温泉の使いどころだ。島人の湯のビジター受付は9時から18時、海人の湯の施設利用受付は9時から17時。ホテルは外来利用のデジタルチケットを事前に買うほうが得だとも案内している。
那覇の最終日、荷物を預けて国際通りを歩き、飛行機の前にひと風呂。そういう使い方ができる場所は那覇には多くない。
選ぶ理由
沖縄の宿を風呂で選ぶ人は少ないと思う。海があるからだ。それでも、冷房と日差しで消耗した体には塩の湯が効く。
551室の大型ホテルなので、静かな旅館を探している人には向かない。空港とターミナルに近い立地、長い営業時間、そして沖縄では珍しい天然温泉。この三つを取りに行く宿だ。
館内には室内外のプールもあり、家族連れで一日過ごせる。泊港からは慶良間行きのフェリーが出るので、離島へ渡る前後の拠点にもなる。
ロワジールホテル 那覇のよくある質問
Q温泉の泉質は?
ホテルは温泉名をロワジールホテル三重城温泉 島人の湯、泉質を含ヨウ素-ナトリウム-塩化物泉、特徴を無色無臭、泉温40.9度と案内しています。適温の42〜43度にするために加温していると明記しています。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばりなど。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてください。
Q沖縄に天然温泉があるのですか?
あります。ホテルは「沖縄では数少ない天然温泉」とし、1989年11月に試掘に成功してオープンしたと書いています。地下800メートルから湯温40.9度の温泉が自噴しているとしています。約800万年前の化石海水で、本土に多い火山性の温泉とは成分が異なり、塩分の多さが特徴だと説明しています。
Qお風呂の営業時間は?
ホテル2階の「島人の湯」は6時から24時(最終入場23時)。宿泊客の受付は6時から23時(最終入場)、ビジター(外来・日帰り入浴)の受付は9時から18時です。隣のロワジール スパタワー 那覇2階の「海人の湯」は7時から23時(最終受付22時30分)で、施設利用の受付は9時から17時と案内されています。
Q露天風呂はありますか?
あります。島人の湯は内湯、露天風呂、全身シャワー、化粧台、ロッカー、靴箱という構成です。海人の湯にも内湯と露天風呂、水風呂があり、サウナは男湯がドライサウナ、女湯がミストサウナと分かれています。
Q日帰りでも入れますか?
入れます。島人の湯は9時から18時、海人の湯は9時から17時が外来の受付時間です。ホテルは外来利用のデジタルチケットの事前購入も案内しています。時間や受付の条件は変わることがあるので、行く前に公式サイトで確かめてください。
Qアクセスと駐車場は?
那覇空港から車で約7分(那覇うみそらトンネルから西海岸道路経由)。ゆいレールなら旭橋駅から徒歩約15分です。駐車場は有料で、出し入れ自由・24時間対応、スタッフ常駐、事前予約不要と案内されています。
似た条件の宿
この宿と共通する条件を持つ、別の温泉地の宿です。並びは共通する条件の数で、順位ではありません。

岩井温泉 浪漫伝承の宿 明石家
鳥取県創業400年と宿は書いている創業400年と宿が書く岩井温泉の18室の宿。約48度の源泉を何も足さずに湯船へ入れる。総ヒノキの男女別浴室、佐治石を使った庭園露天風呂、貸切露天風呂「森の方舟」と貸切サウナがある。岩美駅から送迎あり。

白金温泉 碧の美 ゆゆ
北海道白金温泉の49室の宿。加水も加温も循環もしない100%源泉かけ流しだと宿は書く。源泉53度、pH6.9。日帰り入浴は11時から20時で大人1,200円。旧称は湯元白金温泉ホテル。

ランプの宿 青荷温泉
青森県青森県黒石市沖浦、青荷渓谷の底にある31室の一軒宿。各室に電灯がなく、夜はランプの明かりだけで過ごす。携帯の電波も届かない。風呂は四つあり、宿はすべて源泉かけ流しとしている。1929年(昭和4年)に青森県の歌人、丹羽洋岳が開いたと宿は書く。冬季は一般車両が通行止めになり、送迎バスで山道を30分。
※ 料金・空室・設備・営業状況は変わります。当サイトが掲載しているのは創業年や建築など変わりにくい情報のみです。 最新の情報は予約サイト、または公式サイトでご確認ください。
