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標高千四百メートルの一軒宿
彩雲荘は、岩手県八幡平市の藤七温泉にある26室の一軒宿である。
八幡平の山頂近く、標高1400メートル。宿は「東北最高所 標高1400m」を掲げ、盛岡・八幡平広域観光エリアの公式サイトも東北一高い場所にある温泉だとしている。
宿の名は彩雲荘という。朝、下の谷に雲が溜まり、その上に湯船がある。雲海と日の出がこの宿の売りになっている。
湯床から湧く五つの露天
風呂は大浴場と露天風呂である。
観光サイトは、五つの露天風呂の湯床からぶくぶくと湯が湧いていると書いている。浴槽の底から直接湯が出てくる足元湧出である。山の斜面に湯船が点在し、混浴のものがある。
宿は源泉掛け流し天然温泉のにごり湯だとしている。楽天トラベルの紹介では、源泉から引いた湯を薄めたり循環させたりすることなくそのまま浴槽に用いており、純度100%の温泉成分を体の隅々まで楽しめるとしている。
泉質は単純硫黄泉。白濁していて、底に泥が沈む。
質素な山の宿
宿は自分の建物についてはっきり書いている。
当館は質素な山の中の一軒宿です。建物・設備等は半年という短い営業期間や温泉成分等の影響もあり傷みもございますが、ひなびた温泉旅館風情をお楽しみください。お部屋は基本6畳間のご利用となります、と。
さらに、過酷かつ国立公園内という特殊な環境ゆえ様々な制約があり、不便をかける点もあるが理解してほしいとも書いている。
期待値を先に下げてくる宿である。何を買っているのかがはっきりする。
半年だけ開く
営業期間は4月下旬から10月下旬までである。
八幡平アスピーテラインが冬季に閉鎖されるので、道そのものが通れなくなる。標高1400メートルの山の上では、半年しか宿を開けられない。
日帰り入浴は8時から17時まで。山頂へ向かう途中に寄る人が多い。
奥藤七温泉について
宿の近くに「奥藤七温泉」と呼ばれる場所がある。
宿は注意書きを出している。奥藤七温泉は弊社藤七温泉彩雲荘の借地となっております。野湯入浴はなさらないでください。当館の源泉もあり、周辺は高温のお湯が噴出しております、と。
湯船の形をしていない場所に熱湯が出ている。入らないほうがいい。
行き方
JR盛岡駅からバスで110分、田沢湖駅から130分、鹿角花輪駅から150分である。どこから入っても遠い。
車なら八幡平アスピーテラインを上がる。八幡平の山頂へは徒歩で行ける距離で、湿原と沼を回る遊歩道が整っている。
この宿を選ぶなら
湯と景色だけの宿である。設備も食事も豪華ではないと宿自身が書いている。
それでも全国から人が来るのは、足元から湧く硫黄泉と、標高1400メートルの景色がほかにないからである。
行けるのは半年だけ。そのことを先に押さえて予定を組むことになる。
藤七温泉 彩雲荘のよくある質問
Qどんな風呂がありますか?
大浴場と露天風呂です。盛岡・八幡平広域観光エリアの公式サイトは、五つの露天風呂の湯床からぶくぶくと湯が湧いていると書いています。露天風呂には混浴のものがあります。
Q湯はかけ流しですか?
宿は源泉掛け流し天然温泉のにごり湯だとしています。楽天トラベルの紹介では、源泉から引いた湯を薄めたり循環させたりすることなくそのまま浴槽に用いており、純度100%の温泉成分を楽しめるとしています。泉質は単純硫黄泉です。
Qいつ営業していますか?
宿は営業期間を4月下旬から10月下旬までとしています。冬は休業です。日帰り入浴は8時から17時までです。
Q部屋はどんな部屋ですか?
宿は「当館は質素な山の中の一軒宿です」とし、建物や設備は半年という短い営業期間や温泉成分の影響で傷みもあるが、ひなびた温泉旅館の風情として楽しんでほしいと書いています。部屋は基本6畳間です。総部屋数は26室です。
Q奥藤七温泉には入れますか?
入れません。宿は、奥藤七温泉は彩雲荘の借地であり野湯入浴はしないでほしいとし、当館の源泉もあり周辺は高温の湯が噴出していると注意しています。
Qアクセスは?
JR盛岡駅からバスで110分、田沢湖駅からバスで130分、鹿角花輪駅からバスで150分です。車なら八幡平アスピーテラインを上がります。冬季は道路が閉鎖されます。
似た条件の宿
この宿と共通する条件を持つ、別の温泉地の宿です。並びは共通する条件の数で、順位ではありません。

岩井温泉 浪漫伝承の宿 明石家
鳥取県創業400年と宿は書いている創業400年と宿が書く岩井温泉の18室の宿。約48度の源泉を何も足さずに湯船へ入れる。総ヒノキの男女別浴室、佐治石を使った庭園露天風呂、貸切露天風呂「森の方舟」と貸切サウナがある。岩美駅から送迎あり。

白金温泉 碧の美 ゆゆ
北海道白金温泉の49室の宿。加水も加温も循環もしない100%源泉かけ流しだと宿は書く。源泉53度、pH6.9。日帰り入浴は11時から20時で大人1,200円。旧称は湯元白金温泉ホテル。

ランプの宿 青荷温泉
青森県青森県黒石市沖浦、青荷渓谷の底にある31室の一軒宿。各室に電灯がなく、夜はランプの明かりだけで過ごす。携帯の電波も届かない。風呂は四つあり、宿はすべて源泉かけ流しとしている。1929年(昭和4年)に青森県の歌人、丹羽洋岳が開いたと宿は書く。冬季は一般車両が通行止めになり、送迎バスで山道を30分。
※ 料金・空室・設備・営業状況は変わります。当サイトが掲載しているのは創業年や建築など変わりにくい情報のみです。 最新の情報は予約サイト、または公式サイトでご確認ください。
