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仙台の市街地から車で30分。ビルが途切れ、名取川の谷に入ったところに建っている。百万都市の隣にありながら、着いた先は渓谷である。
伊達家の湯守
佐勘は伊達家の湯守を代々務めてきた家である。藩主のための湯を管理する役目で、この土地の湯と最も長く関わってきた宿ということになる。
「伝承千年の宿」を名乗るのはこの来歴による。伊達政宗が湯治に訪れたと伝わる。
川のそばの湯
名取川に面して湯船がある。湯に浸かると、目の高さのすぐ先を水が流れている。
川の音が絶えず聞こえる。雨の翌日は水量が増えて音が大きくなり、渇水期には岩が現れる。同じ湯船なのに、来るたびに景色が違う。
秋保の湯はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、塩分を含むため保温性が高い。川風に当たっても体が冷めにくいので、露天風呂で長く過ごせる。
磊々峡を歩く
車で20分ほど上流に行けば秋保大滝がある。高さおよそ55メートル、幅6メートル。日本三名瀑のひとつに数えられることがある。
着くまで
仙台駅から秋保温泉へは直通バスでおよそ50分。JR仙山線の愛子駅からならバスで20分ほどになる。車なら市街地から30分。
東京から仙台まで新幹線で90分なので、合計2時間30分ほどで着く。仙台空港からも一時間かからない。
温泉街は名取川に沿って細長く広がっているため、宿の位置によって歩く距離が変わる。磊々峡は徒歩圏だが、秋保大滝へは車かバスになる。
一泊の組み立て
仙台に着いた日の午後に入り、翌日に市内へ戻るという形が最も無理がない。牛たんも笹かまも、松島も、仙台側にある。
逆に、仙台で二日動いてから最後にここへ入るという順も成立する。空港から一時間かからないので、帰る日の午前を湯に使える。
宿に着いてからは、磊々峡の遊歩道を往復して一時間ほど。覗橋まで歩いて戻り、夕方に湯に入る。この配分なら日が落ちる前に一巡できる。
翌朝、時間があれば秋保大滝まで足を延ばしたい。車で20分ほど上流にあり、滝壺まで下りる歩道がある。下りるとそれなりの高低差があるので、靴を選ぶことになる。
この宿を選ぶなら
仙台からの近さを生かしたい方に向く。空港や新幹線から短時間で着くので、旅程の最初か最後に組み込みやすい。
大型の宿なので、静けさよりも設備と利便性で選ぶことになる。紅葉は例年10月下旬から11月上旬。
秋保温泉 佐勘のよくある質問
Q佐勘に仙台駅からの送迎はありますか?
あります。仙台駅から無料のシャトルバスを運行していると宿は案内しています。宿の送迎バス予約ページから自分で予約する必要があり、電話での予約は受けていないとのことです。
Q佐勘で食物アレルギーの対応はできますか?
個別の対応は断っていると宿は案内しています。特定原材料8品目については「低アレルゲンメニュー」の提供を勧めています。食材の好き嫌いによる変更は受けていないとのことです。
似た条件の宿
この宿と共通する条件を持つ、別の温泉地の宿です。並びは共通する条件の数で、順位ではありません。

白骨温泉 泡の湯
長野県白濁湯をたたえた大露天風呂で知られる山中の宿。湧出したままの温度で入れる、ぬるい源泉風呂を持つ。

法師温泉 長寿館
群馬県1875年(明治8年)創業三国峠の麓、法師温泉にただ一軒建つ宿。明治8年に岡村貢が湯小屋を整えて創業し、明治28年築の大浴場「法師乃湯」は浴槽の底の玉石の間から湯が湧く。本館・法師乃湯・別館の三棟が2006年に国の登録有形文化財となった。与謝野晶子、川端康成、若山牧水が滞在。フルムーンのポスターの湯。

玉造温泉 長楽園
島根県1868年(明治元年)創業「龍宮の湯」と呼ばれる広大な混浴大露天風呂を持つ。明治元年から続く、玉造を代表する老舗。
※ 料金・空室・設備・営業状況は変わります。当サイトが掲載しているのは創業年や建築など変わりにくい情報のみです。 最新の情報は予約サイト、または公式サイトでご確認ください。
