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大田市三瓶町志学、三瓶山の南麓に建つ国民宿舎である。自然好きと自由好きが集う場所と宿は名乗り、山を登るもよし、温泉と食事で心を満たすもよし、自然体で過ごせばいいと書く。株式会社さんべ開発公社が運営する。
16種類の露天
毎分3,044.8リットルが湧出する三瓶温泉を贅沢に活かした露天風呂は、男女合わせて16種類と宿は書く。内風呂のほかに岩風呂、箱、樽、陶器、羽釜、五右衛門、檜、船、酒樽、銀の釜と浴槽の形が違う。右奥の酒樽と釜の浴槽は非加熱の源泉かけ流しで加温しておらず、寒い時期は水のように冷たくなるが、温かい湯と交互に浸かると末梢血管が開いて疲労回復が期待できると宿は温冷交代浴を勧める。
泉質は含鉄(Ⅱ、Ⅲ)-ナトリウム-塩化物温泉。令和2年6月の温泉分析で鉄分が29.1ミリグラムと県内最大級の数値になり、泉質名に含鉄泉が追加された。空気に触れて酸化すると茶褐色になる。塩分が肌を包んでよく温まり湯冷めしにくい塩化物泉、天然の保湿成分メタケイ酸、肌の洗浄作用のメタホウ酸も含むと宿は書く。効き方は人によるので、医師に確かめてから使う。
部屋
本館は洋室シングル(ダブルベッド1台)、洋室ツイン、和洋室ツイン8畳と12畳、和室8畳の二間続き(8名まで)、バリアフリーの洋室ツイン。全室禁煙、エアコンと空気清浄機、洗面とトイレ、無料Wi-Fi。SDGsの観点からカミソリなどは部屋に置かず、客室フロアの備品コーナーから持っていく。
別館は本館から木々に囲まれた渡り廊下を進んだ先の、日本伝統の古民家風の離れ。翁草(和室10畳・岩風呂)、笹百合(和室10畳・石風呂)、松虫草(和室12畳+茶室4畳半・桧風呂)、寒椿(和室12畳・桧風呂)の4室にそれぞれ室内温泉が付き、冬は掘り炬燵、梁がむき出しの高い天井。過去に王将戦の対局で使われた部屋もあり、別館の客は色浴衣を選べる。エレベーターがある。
食事と過ごし方
レストランアイリスは11時30分から14時30分。宿は「天空の朝ごはん」「天空のサイクリング」「天空の星降るリフト」を掲げ、三瓶は環境省の平成24年度全国星空継続観測で夜空の暗さ日本一に認定されたと書く。E-BIKEのレンタルとガイドツアー、多根神楽団の練習見学ツアー、ワーケーションプランがある。
日帰り
日帰り温泉は10時30分から20時、21時閉館。連休や繁忙期は受付が2部制になる日がある。10回券がある。2026年8月に入浴料を改定した。
着くまで
JR山陰本線の大田市駅から石見交通バスの三瓶温泉行きで45〜50分、国民宿舎さんべ荘前で降りる。タクシーなら25分。大田市駅までは大阪から特急で5時間10分、岡山から3時間30分、博多から3時間40分、米子から1時間15分。出雲縁結び空港へは羽田から80分、伊丹から55分。広島市内からバスで3時間30分。駐車場は70台、無料。チェックインは15時、チェックアウトは10時。宿泊料はクレジットカードとPayPayが使える。
この宿を選ぶなら
形の違う露天を一つずつ回り、冷たい源泉と温かい湯を行き来したい人に向く。国民宿舎らしい手頃さで、部屋の温泉が欲しければ別館の4室を選ぶ。星と山を目的にする旅の拠点になる。
三瓶温泉 国民宿舎さんべ荘のよくある質問
Qさんべ荘の湯はかけ流しですか?
毎分3,044.8リットルが湧出する三瓶温泉を活かした露天風呂は男女合わせて16種類で、右奥の酒樽と釜の浴槽は非加熱の源泉かけ流しで加温していないと宿は書いています。三瓶エリア観光ナビも趣の異なる浴槽で源泉かけ流しの湯と載せています。ほかの浴槽は加温し、加水や循環の記載はありません。効き方は人によるので、医師に確かめてください。
Qさんべ荘の湯はなぜ茶色いのですか?
含鉄(Ⅱ、Ⅲ)-ナトリウム-塩化物温泉で、令和2年6月の温泉分析で鉄分が規定値20ミリグラムを大きく超える29.1ミリグラムと県内最大級の数値になり、泉質名に含鉄泉が追加されたと宿は書いています。空気に触れて酸化すると茶褐色になり、これまで以上に濃い湯色になる場合があります。
Qさんべ荘の別館の部屋は?
本館から木々に囲まれた渡り廊下を進んだ先の古民家風の離れで、翁草(和室10畳・岩風呂)、笹百合(和室10畳・石風呂)、松虫草(和室12畳+茶室・桧風呂)、寒椿(和室12畳・桧風呂)の4室にそれぞれ室内温泉が付き、冬は掘り炬燵、梁がむき出しの高い天井と宿は案内しています。過去に王将戦の対局で使われた部屋もあり、別館の客は色浴衣を選べます。
Qさんべ荘で日帰り入浴はできますか?
できます。日帰り温泉は10時30分から20時(21時閉館)で、連休や繁忙期は2部制になる日があると宿は案内しています。10回券もあります。レストランは11時30分から14時30分、売店は7時から21時です。
似た条件の宿
この宿と共通する条件を持つ、別の温泉地の宿です。並びは共通する条件の数で、順位ではありません。

二岐温泉 大丸あすなろ荘
福島県江戸時代から大丸屋として旅籠を営む二岐山の麓、二岐川沿いに建つ日本秘湯を守る会の会員宿。江戸時代から大丸屋として旅籠を営んできた老舗で、六つの源泉をすべてかけ流しで使う。名物は川床の岩盤の亀裂から湯が自噴し、水流で削られた三つの甌穴の底から湧く「自噴泉甌穴岩風呂」。川面に手が届きそうな渓流露天風呂と、露天風呂付きの客室6室を含む全24室。日帰り入浴は11時から14時30分。新白河駅から1日1便の予約制バスが出る。

武田尾温泉 紅葉舘 別庭 あざれ
兵庫県武田尾温泉の12室の宿。武庫川の渓谷沿いに全室一戸建ての離れが並び、どの部屋にも源泉かけ流しの半露天風呂が付く。大浴場「かわせみの湯」「やませみの湯」にも源泉かけ流しの露天風呂がある。泊食分離で、食事は茶寮「心」。武田尾駅から徒歩5分。

奥道後 壱湯の守
愛媛県本館は建築家・根津耕一郎の1967年の作品石手川の渓谷に沿って横長に建つ、奥道後温泉の一軒宿。pH9.4のアルカリ性単純硫黄泉を38度から42度に加温してかけ流し、男女各7種の浴槽、約千畳の大露天風呂「翠明の湯」から杉立山を見る。趣向の違う五つの貸切露天風呂、1階の川床露天風呂付き特別客室は源泉100%かけ流し。根津耕一郎設計の1967年の本館は2020年に耐震工事を終え、150メートルのガラス張りのロビーから渓谷を見る。会席とビュッフェ。日帰り入浴は15時から20時。道後温泉駅から宿泊者は無料送迎。
※ 料金・空室・設備・営業状況は変わります。当サイトが掲載しているのは創業年や建築など変わりにくい情報のみです。 最新の情報は予約サイト、または公式サイトでご確認ください。
