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Housenji Onsen — 宝泉寺温泉

宝泉寺観光ホテル 湯本屋

ほうせんじかんこうホテル ゆもとや

大分県玖珠郡九重町町田、宝泉寺温泉の30室の宿。公式サイトは風呂をすべて100パーセント源泉かけ流しとしている。作家の檀一雄の小説に出てくることから名づけた「檀の湯」は宝泉寺温泉で最大の広さと湯量だと宿は書き、その露天は「ほたるの湯」という。ほかに古代檜を敷いた「かわせみの湯」、十人入れる貸切露天の「駒吉の湯」。九重ICから車で15分。

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すべて源泉かけ流しと書く

湯本屋の公式サイトは、温泉のページの見出しからして明確だ。

「100%源泉かけ流しの天然温泉」「お風呂は全て源泉かけ流しです」。

加水や循環についての記載は見当たらない。泉質は単純泉、弱アルカリ単純泉としている。

これは宿だけの話ではない。宝泉寺温泉郷が平成21年に温泉地として源泉かけ流し宣言を出しており、宿はその一員である。「湯本屋の温泉もすべて源泉かけ流しの天然温泉です」と書いている。

温泉地としての宣言と、宿としての記載が一致している。そういう場所は多くない。

檀一雄の名前が付いた湯

風呂の名前に、作家の名前が入っている。

「檀の湯」。宿の説明を引く。「私小説や歴史小説、料理の本などで知られ『最後の無頼派』作家・文士ともいわれた檀一雄。彼の小説内に登場することから名付けられた檀の湯」。

檀一雄は「火宅の人」や「檀流クッキング」で知られる。九州に縁の深い作家だ。

この湯が「宝泉寺温泉で最大の広さと湯量は湯本屋の1番の誇りです」と宿は書く。内湯からも宝泉寺の自然が一望でき、うたせ湯も付く。ガラス張りの内湯から見える景色は宝泉寺温泉で随一の雄大さで、中央にもみじの木が立っていて紅葉の季節がいちばん美しいという。

古代檜を敷いた湯船

もうひとつの大浴場が「かわせみの湯」である。

湯船の一面に古代ヒノキが敷かれた内湯だと宿は書く。「永い歴史を感じる水面にゆらゆらと映る太い木の板はその姿はどこか暖かくもあります」。

露天も付いていて、緑に囲まれた空間になっている。

檜の風呂は多いが、湯船の底に板を敷くという作りは珍しい。湯に浸かると足の裏が木に当たる。

大浴場は15時から24時と、早朝6時から9時まで。

ほたるの湯という露天

檀の湯にある露天風呂が「ほたるの湯」だ。

名前のとおりの理由がある。「宝泉寺温泉に流れる町田川には、5月下旬より6月の初旬にかけてゲンジボタルが姿を見せ、露天風呂より観賞することができます」。

九重町も、宝泉寺温泉について「3種類のホタルの舞うこの美しい温泉地」と書いている。

風呂に入りながらホタルを見る、という状況は成立する条件がかなり限られる。川が近く、水がきれいで、周りに強い照明がないこと。

時期は年によって前後する。狙って行くなら、直前に宿に聞いたほうがいい。

十人入れる貸切露天

貸切露天が二つある。大きいほうが「駒吉の湯」。

宿は「地域最大級の広さを誇るのは、大浴場だけでなく貸切露天風呂も同様です」「10人利用可能な露天風呂を少人数で貸切る贅沢」と書いている。

十人入れる風呂を二人で使う。そういう贅沢の作り方だ。天気がよければ星空が見える。

もう一つは小さいほうで、二、三人向き。深めに作ってあるので肩まで浸かれると宿は説明している。

本棚とソファのある休憩室も用意してある。

利用は15時から21時、最終受付20時。有料で、チェックイン時から受け付ける。

千年の湯と、三十室

宿は宝泉寺温泉についてもこう書いている。「1000年ほど前に空也上人が訪れ、上人が突き刺した場所から温泉が湧き出したと由来が残る温泉地。宝泉寺温泉郷。毎分2,000リットル以上もの豊富な湧出量を誇る無色透明の入りやすい湯」。

総部屋数は30室。客室露天風呂の付いた特別室もある。

宴会場を持つ規模の旅館だが、大浴場二つと貸切露天二つという構成は、人数のわりに風呂が多い。湯量に余裕があるからできる作りだろう。

着くまで

大分自動車道の九重ICから車で15分。駐車場は無料。

鉄道ならJR久大本線の豊後森駅から玖珠観光バスの小国行きで約30分、宝泉寺交通センター下車。

九重町には十一の温泉地がある。宝泉寺はいちばんICに近い側で、くじゅう連山や九重夢大吊橋へ向かう前後に泊まりやすい位置だ。

熊本の黒川温泉へも車で30分ほど。県境をまたいだ組み立てがしやすい。

FAQ

宝泉寺観光ホテル 湯本屋のよくある質問

Qお湯はかけ流しですか
A

公式サイトは「お風呂は全て源泉かけ流しです」「すべて100%源泉かけ流しの贅沢なお湯をお楽しみください」と書いています。宝泉寺温泉郷が平成21年に行った源泉かけ流し宣言についても、「湯本屋の温泉もすべて源泉かけ流しの天然温泉です」としています。泉質は単純泉、弱アルカリ単純泉。

Qお風呂の構成を教えてください
A

大浴場が二つと貸切露天風呂が二つです。「かわせみの湯」は湯船の一面に古代檜を敷いた内湯で、露天も付きます。「檀の湯」は内湯とうたせ湯、露天の「ほたるの湯」。「駒吉の湯」は十人入れる大きな貸切露天、もう一つ小さい貸切露天があります。大浴場は15時から24時と早朝6時から9時まで、貸切露天は15時から21時(最終受付20時)です。

Q檀の湯という名前の由来は何ですか
A

作家の檀一雄です。宿はこう書いています。「私小説や歴史小説、料理の本などで知られ『最後の無頼派』作家・文士ともいわれた檀一雄。彼の小説内に登場することから名付けられた檀の湯」。宝泉寺温泉で最大の広さと湯量が湯本屋の一番の誇りだとしています。

Qホタルは風呂から見られますか
A

見られる時期があります。宿は「宝泉寺温泉に流れる町田川には、5月下旬より6月の初旬にかけてゲンジボタルが姿を見せ、露天風呂より観賞することができます」と書いています。檀の湯の露天が「ほたるの湯」という名前なのもそのためです。時期は年によって前後します。

Q貸切露天風呂は予約が要りますか
A

チェックイン時から受け付けていると宿は書いています。利用は15時から21時、最終受付は20時。有料です。十人利用できる大きい露天と、二、三人向きの深めの小さい露天の二つがあります。

Qアクセスを教えてください
A

大分自動車道の九重ICから車で15分と宿は登録しています。鉄道ならJR久大本線の豊後森駅から玖珠観光バスの小国行きで約30分、宝泉寺交通センターで降りて徒歩3分ほどの一帯です。駐車場は無料。

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