道後温泉と白浜温泉の違い
有馬とあわせて日本三古湯に数えられる二つ。どちらも記紀に記録が残るが、湯のある場所がまったく違う。

道後温泉
愛媛県
日本三古湯のひとつ。『万葉集』にも登場する湯が、明治建築の道後温泉本館とともに現役で使われ続けている。

白浜温泉
和歌山県
『日本書紀』に記録が残る日本三古湯のひとつ。白い砂浜と太平洋を望む露天風呂があり、海と湯が同じ場所にある。
数字で比べる
| 項目 | 道後温泉 | 白浜温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 愛媛県 | 和歌山県 |
| 泉質 | 単純温泉 | 塩化物泉・炭酸水素塩泉 |
| pH | 9.1 | — |
| 東京から | 約2時間 | 約4時間30分 |
| 大阪から | 約3時間30分 | 約2時間30分 |
| 最寄り | 伊予鉄道 道後温泉駅 | JR紀勢本線 白浜駅(バス約15分) |
| 日帰りで入れる湯 | 道後温泉本館/飛鳥乃湯泉/椿の湯 | 崎の湯/牟婁の湯/温泉街の足湯 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
立地
道後温泉松山市街のなか。路面電車で空港からも駅からも直通する
白浜温泉太平洋に面した岬。湯船のすぐ先が海という露天風呂がある
湯
道後温泉pH9前後のアルカリ性単純温泉。加温も加水もせず使う源泉が多い
白浜温泉塩化物泉と炭酸水素塩泉。海に近い立地を反映して塩分を含み、保温性が高い
象徴
道後温泉1894年築の道後温泉本館。重要文化財でありながら公衆浴場として営業を続ける
白浜温泉崎の湯。『日本書紀』に記録の残る湯脈を引く岩場の露天風呂
天候の影響
道後温泉屋内の外湯が三つある。天候で入れなくなることはない
白浜温泉崎の湯は屋根がなく、波が高い日や荒天時は閉鎖される
どちらを選ぶか
両方行くならどちらも刺激の少ない湯です。道後は湯めぐりをしても疲れが出にくく、白浜は塩分で湯上がりに体が冷めにくい。目的がはっきり分かれるので、迷う組み合わせではないかもしれません。
それぞれの宿
よくある質問
Q日本三古湯とは何ですか?
道後、白浜(牟婁の湯)、有馬の三つを指すことが多い呼び方です。いずれも『日本書紀』や『万葉集』に記録が残ります。ただし挙げる湯には諸説あり、統一された基準があるわけではありません。
Q崎の湯は必ず入れますか?
入れないことがあります。屋根がなく湯船のすぐ先が太平洋のため、波が高い日や荒天時は閉鎖されます。温泉街には牟婁の湯という屋内の外湯があるので、そちらが逃げ道になります。