鈍川温泉と道後温泉、伊予の湯で泊まるならどっち
伊予の三湯の二つ。道後は日本三古湯の一つで明治の本館が現役の温泉街、鈍川は今治の山間の渓谷にある静かな美人の湯。どちらもアルカリ性のなめらかな単純温泉で、宿の一つは「道後まさりの湯が出る」と歌に詠まれたと書く。賑わいで選ぶか、静けさで選ぶか。

鈍川温泉
愛媛県
今治市の山間、奥道後玉川県立自然公園の鈍川渓谷にある湯。道後、本谷とともに伊予の三湯といわれ、今治藩の湯治場として賑わった。湧出は平安時代にさかのぼり、明治4年に旧今治藩が温泉場を整備、大正14年に温泉組合の温泉が発足、平成元年の掘削で地下300メートルから多量の湯が湧いた。ラドン含有量が高いアルカリ性単純泉でpH9.8、ぬめりのある「美人の湯」。愛媛で道後に次ぐ温泉地と組合は書き、冬はいのぶた鍋。今治ICから車で15分、しまなみ海道の入口。

道後温泉
愛媛県
日本三古湯のひとつ。『万葉集』にも登場する湯が、明治建築の道後温泉本館とともに現役で使われ続けている。
数字で比べる
| 項目 | 鈍川温泉 | 道後温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 愛媛県 | 愛媛県 |
| 泉質 | 単純温泉・放射能泉 | 単純温泉 |
| pH | 9.8 | 9.1 |
| 東京から | 約3時間30分(松山空港経由) | 約2時間 |
| 大阪から | 約4時間 | 約3時間30分 |
| 最寄り | JR予讃線 今治駅(タクシー約20分) | 伊予鉄道 道後温泉駅 |
| 日帰りで入れる湯 | 鈍川せせらぎ交流館(日帰り温泉)/鈍川渓谷の遊歩道/今治城とタオル美術館 | 道後温泉本館/飛鳥乃湯泉/椿の湯 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯
鈍川温泉ラドン含有量が高いアルカリ性単純泉、pH9.8。程よいぬめり
道後温泉アルカリ性単純温泉、pH9.1。加温も加水もせず自噴で足りる
温泉街
鈍川温泉渓谷沿いに宿が数軒。日帰りのせせらぎ交流館、遊歩道
道後温泉本館、飛鳥乃湯泉、椿の湯の三つの外湯と商店街。夜に泊まる価値
食
鈍川温泉特産のいのぶた鍋、春の山菜
道後温泉松山の街の食。子規堂や坂の上の雲ミュージアム
行き方
鈍川温泉今治ICから車15分、今治駅からタクシー20分。しまなみ海道の入口
道後温泉伊予鉄道の道後温泉駅。松山空港からバス
どちらを選ぶか
両方行くなら道後から鈍川まで国道317号で40分ほど。松山の賑わいと今治の山の湯を一泊ずつ組めば、伊予の三湯のうち二つに入れる。
それぞれの宿
- 皆楽荘鈍川渓谷の10室の宿。宿は鈍川を「道後まさりのお湯がでる」「美人をつくる不思議な湯」として賑わってきた湯だと書き、自館の泉質をラドンを含むアルカリ性単純泉とする。今治駅からタクシーで約20分。
- 美賀登木地川の鈍川渓流沿いに建つ7階建ての静かな和宿。伊予の三湯の一つ、美人湯で名高いpH9.8のアルカリ性単純泉を源泉100%で使い、渓谷沿いの地下4階の大浴場からガラス越しに渓流と草木の彩りを望む。洞窟風呂と「滝見の湯」があり、午前と午後で男女が入れ替わる。料理自慢の宿に選ばれた鈍川名物料理で、宿泊の会席には特産のいのぶた鍋の一人鍋が付く。貸切風呂あり。今治ICから車で約15分、今治駅からタクシー約20分、四国八十八か所の第58番仙遊寺まで車で10分。
よくある質問
Q鈍川温泉と道後温泉は近いですか?
道後温泉から国道317号を今治方面へ約40分と宿の一つは案内しています。
Qどちらが肌に優しいですか?
どちらもアルカリ性の単純温泉で刺激は少ない湯です。鈍川はpH9.8、道後はpH9.1と当サイトの記事にあり、鈍川の宿の一つはぬめりのある湯と書いています。