入鹿温泉と湯の峰温泉の違い
熊野の山中にある二つの湯。片方は鉱山の跡に建つ一軒宿、もう片方は熊野古道の湯垢離場で、世界遺産に登録された浴場がある。

入鹿温泉
三重県
三重県熊野市紀和町、名勝・瀞峡の下流にある温泉。源泉名は新入鹿温泉、泉質はアルカリ性単純温泉で、北山川を見下ろす高台に一軒の宿が建つ。かつて東洋一とうたわれた紀州鉱山の跡地にあり、鉱山で使われていたトロッコが隣の湯ノ口温泉との約1キロをつないでいたが、施設の安全点検のため当面運休している。熊野市駅からバスで50分。

湯の峰温泉
和歌山県
熊野本宮大社に近い、日本最古級とされる湯。世界遺産に登録された入浴できる浴場「つぼ湯」があり、温泉街の湯筒で卵や野菜を茹でる。熊野古道の湯垢離場だった。
数字で比べる
| 項目 | 入鹿温泉 | 湯の峰温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 三重県 | 和歌山県 |
| 泉質 | 単純温泉 | 硫黄泉・炭酸水素塩泉 |
| 東京から | 約6時間 | 約6時間 |
| 大阪から | 約4時間30分 | 約4時間 |
| 最寄り | JR紀勢本線 熊野市駅(バス約50分)/JR新宮駅(車約40分) | JR紀勢本線 新宮駅(バス約1時間10分) |
| 日帰りで入れる湯 | 宿の日帰り入浴「やすらぎの湯」/湯元山荘 湯ノ口温泉/熊野市紀和鉱山資料館/丸山千枚田 | つぼ湯(世界遺産)/公衆浴場 |
| 掲載している宿 | 1軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
成り立ち
入鹿温泉東洋一とうたわれた紀州鉱山の町にある。鉱山のトロッコが二つの温泉をつないでいた
湯の峰温泉熊野本宮大社へ向かう参詣者が身を清めた湯垢離場。日本最古級とされる
湯
入鹿温泉源泉名は新入鹿温泉、アルカリ性単純温泉。湧出量は毎分300リットルと宿は案内する
湯の峰温泉硫黄泉と炭酸水素塩泉。湯筒で卵や野菜を茹でられるほど熱い
風呂
入鹿温泉北山川を見下ろす露天風呂とサウナのある大浴場
湯の峰温泉世界遺産の「つぼ湯」。番号札を受け取り30分交代で入る、二人で一杯の岩風呂
泊まるところ
入鹿温泉27室の宿が一軒。周りに食事処はない
湯の峰温泉小さな宿が数軒並ぶ温泉街。公衆浴場がある
交通
入鹿温泉JR熊野市駅からバスで約50分、新宮駅から車で約40分
湯の峰温泉JR新宮駅からバスで約1時間10分
どちらを選ぶか
両方行くならどちらも熊野の山の中で、公共交通の本数は多くありません。両方を回るなら車が要ります。入鹿から湯の峰までは車でおよそ1時間です。
それぞれの宿
よくある質問
Q両方を一度に回れますか?
車があれば回れます。入鹿温泉から熊野本宮大社まではおよそ1時間、湯の峰温泉はそこから10分ほどです。バスでつなぐのは本数の面で難しくなります。
Qどちらが静かですか?
入鹿温泉です。宿が一軒だけで、周りに店もありません。湯の峰温泉は小さいながら温泉街があり、つぼ湯を目当てに人が来ます。