城崎温泉と湯村温泉の違い
兵庫県北部の但馬にある二つ。片方は外湯に投資して町を作り、もう片方は熱すぎる湯に暮らしのほうが合わせた。

城崎温泉
兵庫県
大谿川沿いの柳並木に七つの外湯が点在する。浴衣で下駄を鳴らして外湯を巡ることが、そのまま町の過ごし方になっている。

湯村温泉
兵庫県
98度の源泉が町なかで噴き出す「荒湯」で知られる但馬の温泉地。卵や野菜を茹でる光景が日常になっている。
数字で比べる
| 項目 | 城崎温泉 | 湯村温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 兵庫県 | 兵庫県 |
| 泉質 | 塩化物泉・硫酸塩泉 | 塩化物泉・硫酸塩泉 |
| 泉温 | — | 98℃ |
| 東京から | 約4時間30分 | 約5時間30分 |
| 大阪から | 約2時間30分 | 約3時間30分 |
| 最寄り | JR山陰本線 城崎温泉駅 | JR山陰本線 浜坂駅(バス約25分) |
| 日帰りで入れる湯 | 外湯七湯(さとの湯・地蔵湯・柳湯・一の湯・御所の湯・まんだら湯・鴻の湯) | 公共の浴場/荒湯周辺の足湯/宿の日帰り入浴 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
町の作り方
城崎温泉宿の内湯を小さく作り、そのぶん外湯に投資した。客が街へ出るように仕向けている
湯村温泉98度の荒湯が町の中心にある。熱くて入れないので、そこで卵や野菜を茹でる
規模
城崎温泉七つの外湯が大谿川沿いに点在する。浴衣と下駄で歩く人が絶えない
湯村温泉荒湯を中心に宿が数軒。外湯めぐりという文化はなく、そのぶん静か
湯
城崎温泉塩化物泉と硫酸塩泉。同じ源泉を引きながら、外湯ごとに建物と浴室の造りが違う
湯村温泉塩化物泉と硫酸塩泉。源泉が98度と高温のため、浴槽に入るまでに温度を下げている
交通
城崎温泉JR山陰本線の城崎温泉駅が温泉街の入口。大阪から特急で約2時間40分
湯村温泉浜坂駅からバスで25分。大阪から約3時間30分で、鉄道の便は薄い
どちらを選ぶか
両方行くなら車でおよそ1時間。冬はどちらも蟹の季節で、兵庫県で水揚げされるズワイガニは津居山ガニ、柴山ガニなどと産地ごとに呼び分けられます。例年11月上旬に漁が解禁されます。
それぞれの宿
よくある質問
Q荒湯では何ができますか?
98度の湯が噴き出しており、周囲の湯壺で卵や野菜を茹でられます。生卵は近くの店で買えます。観光のために作られた設備ではなく、地元の方が日常的に使ってきた場所です。
Q山梨の湯村温泉とは違いますか?
違います。同じ名前の温泉地が山梨県甲府市にもあります。当サイトが掲載しているのは兵庫県新温泉町にある但馬の湯村温泉です。