大町温泉郷と白馬八方温泉、北アルプス東麓の二つ
どちらも北アルプスの東側、長野県の山麓にある温泉地。大町は黒部ダム観光の玄関口として昭和に作られ、白馬はスキーと登山の町に湧いた。目的地が違うので、選び方もはっきりしている。

大町温泉郷
長野県
長野県大町市、北アルプスの麓にある温泉地。大町市観光協会は昭和30年代に温泉街としての歩みを始め、昭和38年に葛温泉からの引湯が整備され、翌年に最初のホテルが開業したと書く。昭和46年の立山黒部アルペンルート全面開通とともに宿が建ち並び、黒部ダム観光の玄関口として賑わった。信濃大町駅からバスで15分。

白馬八方温泉
長野県
北アルプス白馬鑓ヶ岳の直下、八方尾根の麓に湧くpH11.2の高アルカリ性単純温泉。蛇紋岩と熱水が反応してできた湯で、東京工業大学の研究者が天然の水素を含むと分析し、日本唯一の天然水素温泉と源泉を持つ八方尾根開発は書く。1983年に掘削で湧き、四つの日帰り温泉と約65軒の宿に配湯される。ぬるっとした肌触りでスキーと登山の帰りに入る湯。白馬駅から車5分。
数字で比べる
| 項目 | 大町温泉郷 | 白馬八方温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 長野県 | 長野県 |
| 泉質 | 単純温泉・硫黄泉 | 単純温泉 |
| pH | — | 11.2 |
| 泉温 | — | 49.7℃ |
| 東京から | 約3時間30分 | 約3時間30分 |
| 大阪から | 約5時間 | 約5時間 |
| 最寄り | JR大糸線 信濃大町駅(バス約15分)/長野道 安曇野IC(車約40分) | JR大糸線 白馬駅(バス約10分、車約5分) |
| 日帰りで入れる湯 | 黒部ダムと立山黒部アルペンルート/仁科三湖(青木湖・中綱湖・木崎湖)/大町山岳博物館 | 八方尾根ゴンドラと八方池/白馬ジャンプ競技場/大出の吊橋・青木湖 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
できた経緯
大町温泉郷昭和38年に葛温泉から引湯、翌年に最初のホテルが開業と大町市観光協会は書く
白馬八方温泉1982年に掘削を始め、翌年に湧出。スキーと登山の町に引いた
山への向き
大町温泉郷扇沢から立山黒部アルペンルート、黒部ダムへ
白馬八方温泉八方尾根と白馬三山へ
町の形
大町温泉郷林のなかに宿が点在。歩いて外湯をめぐる形ではない
白馬八方温泉スキー場の麓に宿が集まる
湯
大町温泉郷葛温泉からの引湯
白馬八方温泉pH11.2の高アルカリ性単純温泉。1983年の掘削で湧いた
どちらを選ぶか
両方行くなら車で1時間ほど。大糸線が二つを結んでいる。北アルプスの東麓を南北に移動する旅程なら、どちらにも寄れる。
それぞれの宿
- ホテル五龍館長野県北安曇郡白馬村北城、八方尾根の麓に建つ全38室のホテル。白馬八方温泉を源泉とする石造りの大浴場と、檜の香りの露天風呂を持つ。pH11を超える強アルカリ性の湯で、宿は古い角質や肌の汚れをやさしく落とすと案内する。ドライサウナではセルフロウリュができ、水風呂には白馬の地下水を使う。全室から北アルプスや田園が見え、食事は郷土の味を取り入れたビュッフェ。白馬駅から車5分。
- 白馬 丸金旅館白馬が山間の農村だったころ、白馬岳の玄関口として登山客を迎えたことから始まった八方の老舗旅館。pH11を超える白馬八方温泉を男女各一の大浴場に掛け流しで使い、ジェットバスを備える。30室、和室と和洋室で1名から泊まれ、チェックアウト後の入浴は無料。創業1673年の山吹味噌を活かした和食と自家精米の「マルキン米」。八方バスターミナルから徒歩5分、ゴンドラまで徒歩7分、白馬駅から送迎あり。
よくある質問
Q大町温泉郷の湯はどこから来ているのですか?
葛温泉からの引湯です。大町市観光協会は昭和38年に引湯が整備され、翌年に最初のホテルが開業したと書いています。大町温泉郷そのものに源泉が湧いているわけではありません。
Q黒部ダムへはどちらから行きますか?
大町です。立山黒部アルペンルートの長野県側の入口である扇沢まで、大町温泉郷から車で30分ほど。ただし冬季は閉鎖されます。