咲花温泉と五頭温泉郷、阿賀野川のそばの二つ
新潟の同じ一帯にある温泉を二つ。咲花は阿賀野川の岸で、湯の色が透明から乳白色まで変わる硫黄泉。五頭温泉郷は五頭山の麓の三つの温泉地で、すべてラジウム温泉。車で20分の距離だが、湯がまるで違う。

咲花温泉
新潟県
新潟県五泉市、阿賀野川の岸にある温泉。旅館協同組合によれば、かつて「先花地」と呼ばれ湯花が噴出していたことが名の由来で、新潟県下でも有数の豊富な湯量を誇る。泉質は単純硫黄物泉、54度。硫黄泉でありながら硫黄が強すぎないので湯あたりの心配が少ない。湯の色は温度や外気温によって透明からエメラルドグリーン、グリーン、乳白色へと変わる。弱アルカリ性で硫黄泉・硫酸塩泉・塩化物泉の条件を満たし、美肌の四条件のうち三つを備えると組合は書く。JR咲花駅から歩いてすぐ。

五頭温泉郷
新潟県
新潟県阿賀野市、五つの峰を持つ五頭山の山懐にある三つの温泉地の総称。出湯、今板、村杉からなり、旅館協同組合によれば10軒の宿すべての湯が天然ラジウム温泉である。出湯温泉は弘法大師の開湯と伝えられ1200年の歴史を持ち、村杉温泉は開湯700年で全国有数のラジウム温泉。村杉の薬師乃湯3号井はラドン136.6×10のマイナス10乗キューリー毎キログラム。六つの外湯があり、湯めぐりができる。新潟市から40分、白鳥の飛来で知られる瓢湖から10分。
数字で比べる
| 項目 | 咲花温泉 | 五頭温泉郷 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 新潟県 | 新潟県 |
| 泉質 | 硫黄泉・硫酸塩泉 | 放射能泉 |
| pH | — | 8.6 |
| 泉温 | 54℃ | 25.2℃ |
| 東京から | 約3時間 | 約3時間 |
| 大阪から | 約6時間 | 約6時間 |
| 最寄り | JR磐越西線 咲花駅(徒歩1分)/磐越道 安田IC(車約10分) | JR羽越本線 水原駅(車約15分)/磐越道 安田IC(車約10分)/新潟駅(車約40分) |
| 日帰りで入れる湯 | 阿賀野川ライン下り/SLばんえつ物語/咲花温泉水芭蕉まつり | 瓢湖(白鳥の飛来地)/五頭山の登山道/安田瓦のまち |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
湯
咲花温泉単純硫黄物泉54度。色が透明→緑→乳白色と変わる
五頭温泉郷天然ラジウム温泉。ラドンを吸い込む入り方をする
立地
咲花温泉阿賀野川の岸。宿はどれも川に面する
五頭温泉郷五頭山の山懐。出湯・今板・村杉の三つ
行き方
咲花温泉JR咲花駅から徒歩すぐ
五頭温泉郷新潟市から車40分。安田ICから10分
楽しみ
咲花温泉SLばんえつ物語、阿賀野川ライン下り
五頭温泉郷外湯が六つ。瓢湖の白鳥
どちらを選ぶか
両方行くなら二つは車で20分ほど。新潟市を起点にすれば、二泊で性格の違う湯を味わえる。
それぞれの宿
- 村杉温泉 風雅の宿 長生館新潟県阿賀野市村杉、五頭温泉郷の村杉温泉にある全25室の宿。宿は男女合わせて千坪の広さを誇る新潟県随一の庭園大露天風呂を持ち、貸切露天風呂も「森の癒し湯」「木里の寝湯」「茜瓦の湯」の3棟ある。泉質は全国でも数が少ないラジウム温泉で、村杉の薬師乃湯3号井は単純放射能温泉、泉温25.2度、ラドン含有量は全国指折り。ラジウム温泉ならではの気化した成分を吸い込む「吸入法」は内湯がおすすめだと宿は書く。新潟駅への無料送迎がある(要予約)。
- 出湯温泉 郷愁の宿 大石屋旅館五頭温泉郷の出湯温泉にある7室の宿。出湯は809年に弘法大師が錫杖をついて湧出させたと伝わり、県内最古の歴史を誇ると宿は書く。水原駅からタクシー15分。
よくある質問
Q咲花温泉の湯はなぜ色が変わるのですか?
組合によると、温泉の温度や外気温によって透明からエメラルドグリーン、グリーン、乳白色へと変化します。熱いうちは透明で、冷めたり空気に触れたりすると白っぽくなります。
Q電車で行けますか?
咲花温泉はJR磐越西線の咲花駅から歩いてすぐです。五頭温泉郷は車かバスになります。