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五頭温泉郷は新潟県阿賀野市、五つの峰を持つ五頭山の山懐にある。出湯、今板、村杉という三つの温泉地をまとめた呼び名である。
三つで一つ
旅館協同組合は、この一帯を美しい自然と豊富な名水の里と呼び、湯治場の趣を残した静かな温泉地として、そして美味しい味覚の里としても知られると書く。
個性溢れる10の宿があり、そのすべての温泉が効能高い天然ラジウム温泉である。単純放射能泉、単純放射能冷鉱泉、ラドン温泉。六つの外湯があり、湯めぐりも楽しめる。
新潟市から40分、シベリアからの白鳥の飛来で知られる瓢湖から10分という位置にある。
弘法大師の千二百年
出湯温泉は弘法大師の開湯と伝えられ、開湯1200年の歴史を持つ。
二つの共同浴場の泉質は弱アルカリ性単純温泉、旅館の温泉はラジウム温泉(単純弱放射能冷鉱泉、泉温38.8度、pH6.6)。アトピー性皮膚炎に効果があるといわれ、全国から多くの人が訪れていると組合は書く。ラドンの測定値は71.8×10のマイナス10乗キューリー毎キログラム。
宿は旅館珍生館、清廣館、大石屋旅館の三軒である。
杉木立の一軒宿
今板温泉は、弘法大師が刻んだと伝えられる薬師如来に守られた天然のラドン温泉である。
杉木立に囲まれた一軒宿の温泉場で、竹林や老杉古松などの自然に包まれた温泉スポットだと組合は書く。宿は湯本舘の一軒。泉質は単純弱放射能冷鉱泉(アルカリ性低張性低鉱泉)、泉温20.6度、湧出量は毎分103リットル、pH7.5。
開湯七百年のラジウム温泉
村杉温泉は開湯から700年を数える、全国有数のラジウム温泉である。
源泉名は薬師乃湯3号井。泉質は単純放射能温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)、泉温25.2度、湧出量は毎分510リットル、pH8.6。ラドンの測定値は136.6×10のマイナス10乗キューリー毎キログラム(37.67マッヘ)で、三つのなかで最も高い。
昔から婦人病に効くとして「子宝・安産の湯」としても知られてきた。共同浴場わきの薬師の清水や飲泉も人気だと組合は書く。宿は川上屋旅館、石原館、割烹旅館室町、角屋旅館、環翠楼、長生館の六軒である。
吸い込む湯
ラジウム温泉には独特の入り方がある。
組合はこう書く。放射能(ラドン)を含んだ温泉で、入浴・飲泉でも十分効果はあるが、吸入での効率が一番良いとされている。放射線によるラジウム治療として効能は高く、最近特に注目されている、と。
村杉温泉の長生館も、ラジウム温泉ならではの気化した温泉成分を吸い込む「吸入法」は内湯がおすすめだとしている。湯に浸かるだけでなく、湯気を吸うことも入浴のうちだという考え方である。適応症には高尿酸血症(痛風)、関節リウマチ、強直性脊椎炎が挙がる。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてから使いたい。
湯以外の見どころ
瓢湖は車で10分。シベリアから渡ってくる白鳥の越冬地で、10月から3月にかけて数千羽が集まる。夕方、餌場から一斉に戻ってくる時間帯が見どころである。ラムサール条約に登録されている。
五頭山は登山道が整備され、五つの峰を縦走できる。阿賀野市は安田瓦の産地でもあり、赤茶色の瓦屋根が並ぶ町並みが残る。
着くまで
新潟市から車で40分、磐越自動車道の安田ICから10分、JR羽越本線の水原駅から車で15分ほど。
村杉温泉の長生館は新潟駅への無料送迎を要予約で行っている。新潟市から近いので、新幹線で新潟まで来てそこから入る行程が組みやすい。
五頭温泉郷の日帰り入浴
- 瓢湖(白鳥の飛来地)
- 五頭山の登山道
- 安田瓦のまち
瓢湖の白鳥は10月から3月。夕方に一斉に戻ってくる時間帯が見どころです。
受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。
温泉地カルテ
25.2℃低温泉
2060100℃
8.6アルカリ性
0 酸性7アルカリ性 14
秋・冬
- 所在地Location
- 新潟県
- 泉質Spring Quality
- 放射能泉
- 最寄駅Nearest Station
- JR羽越本線 水原駅(車約15分)/磐越道 安田IC(車約10分)/新潟駅(車約40分)
- 東京からFrom Tokyo
- 約3時間
- 大阪からFrom Osaka
- 約6時間
※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。
五頭温泉郷のよくある質問
Q五頭温泉郷の泉質は?
旅館協同組合は、すべての宿の温泉が効能高い天然ラジウム温泉(単純放射能泉・単純放射能冷鉱泉・ラドン温泉)だとしています。村杉温泉の薬師乃湯3号井は単純放射能温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)、泉温25.2度、pH8.6、湧出量毎分510リットル、ラドン136.6×10のマイナス10乗キューリー毎キログラム。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてください。
Q三つの温泉地はどう違いますか?
出湯温泉は弘法大師の開湯と伝えられ1200年の歴史があり、共同浴場の泉質は弱アルカリ性単純温泉、旅館の湯はラジウム温泉(単純弱放射能冷鉱泉、泉温38.8度)でアトピー性皮膚炎に効果があるといわれます。今板温泉は杉木立に囲まれた一軒宿の温泉場で、単純弱放射能冷鉱泉、泉温20.6度、湧出量毎分103リットル。村杉温泉は開湯700年、全国有数のラジウム温泉で、昔から婦人病に効くとして子宝・安産の湯としても知られます。
Qラジウム温泉はどう入るとよいのですか?
組合は、放射能(ラドン)を含んだ温泉で、入浴や飲泉でも十分効果があるが吸入での効率が一番良いとされていると書いています。長生館も、ラジウム温泉ならではの気化した温泉成分を吸い込む「吸入法」は内湯がおすすめだとしています。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてください。
Q外湯はありますか?
あります。組合は六つの外湯があり、湯めぐりも楽しみだと書いています。村杉温泉には共同浴場の薬師の湯があり、そのわきの薬師の清水や飲泉も人気だとしています。
Q五頭温泉郷へのアクセスは?
新潟市から車で40分、白鳥の飛来で知られる瓢湖から10分です。磐越自動車道の安田ICから10分、JR羽越本線の水原駅から車で15分ほど。長生館は新潟駅への無料送迎を要予約で行っています。
ほかの温泉地と比べる
五頭温泉郷の宿

村杉温泉 風雅の宿 長生館
新潟県阿賀野市村杉、五頭温泉郷の村杉温泉にある全25室の宿。宿は男女合わせて千坪の広さを誇る新潟県随一の庭園大露天風呂を持ち、貸切露天風呂も「森の癒し湯」「木里の寝湯」「茜瓦の湯」の3棟ある。泉質は全国でも数が少ないラジウム温泉で、村杉の薬師乃湯3号井は単純放射能温泉、泉温25.2度、ラドン含有量は全国指折り。ラジウム温泉ならではの気化した成分を吸い込む「吸入法」は内湯がおすすめだと宿は書く。新潟駅への無料送迎がある(要予約)。

五頭温泉郷 出湯温泉 郷愁の宿 大石屋旅館
五頭温泉郷の出湯温泉にある7室の宿。出湯は809年に弘法大師が錫杖をついて湧出させたと伝わり、県内最古の歴史を誇ると宿は書く。水原駅からタクシー15分。
UPDATED 2026.09.24


