栃尾温泉と新穂高温泉、奥飛騨の入口と最奥
同じ蒲田川沿いの二つ。富山側から入れば栃尾が最初で、そこから奥へ詰めた終点が新穂高になる。川はつながっているが、宿の性格も値段の付き方も違う。

栃尾温泉
岐阜県
奥飛騨温泉郷の五つのひとつ。蒲田川と平湯川が合わさるあたりにあり、神岡側から入るといちばん手前に来る。奥飛騨温泉郷観光協会は庶民的で気どらない宿が多いと案内し、山菜や川魚を使った料理と渓流釣りを挙げる。蒲田川の河原にある共同露天風呂「荒神の湯」は男女別の脱衣場と露天だけの無人施設で、料金は志を箱に入れる。むかしトチの木が多かったことが名前の由来と伝わる。

新穂高温泉
岐阜県
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷、蒲田川に沿った奥飛騨温泉郷のいちばん奥にある温泉地。日本温泉協会は「奥飛騨温泉郷最奥の秘湯。登山客やスキーヤーで一年中賑わっている」とし、国民保養温泉地に指定されていると記す。北アルプスの槍ヶ岳や穂高連峰の登山口にあたり、新穂高ロープウェイで標高2156メートルまで上がれる。露天風呂を持つ宿が多い。
数字で比べる
| 項目 | 栃尾温泉 | 新穂高温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 岐阜県 | 岐阜県 |
| 泉質 | 単純温泉 | 硫黄泉・炭酸水素塩泉・塩化物泉 |
| 東京から | 約4時間30分 | 松本から上高地方面へ抜けるか、高山経由で入る。平湯温泉で乗り換えるバス路線もある。 |
| 大阪から | 約5時間 | — |
| 最寄り | JR高山本線 高山駅(濃飛バス新穂高温泉行き約78分、栃尾診療所前下車)/中部縦貫道 高山IC(車約60分) | JR高山駅から新穂高温泉行きのバスで約1時間30分 |
| 日帰りで入れる湯 | 荒神の湯/蒲田川の渓流釣り/新穂高ロープウェイ | 新穂高ロープウェイ/新穂高の湯/中尾高原の足湯/平湯温泉 |
| 掲載している宿 | 1軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
位置
栃尾温泉蒲田川と平湯川の合流点。神岡側から入るといちばん手前
新穂高温泉奥飛騨温泉郷の行き止まり。バスの終点
宿
栃尾温泉庶民的で気どらない宿が多いと観光協会は書く
新穂高温泉山を見せる宿が並ぶ
共同浴場
栃尾温泉河原の無人露天「荒神の湯」。料金は志を箱へ
新穂高温泉公共野天風呂「新穂高の湯」。冬季は休業
目当て
栃尾温泉渓流釣りと山の食事
新穂高温泉槍ヶ岳・穂高連峰とロープウェイ
どちらを選ぶか
両方行くならバスで15分ほど。奥飛騨温泉郷の五つは一本の道で並ぶので、どちらに泊まってももう一方へ行ける。冬は雪が深い。
それぞれの宿
よくある質問
Q荒神の湯はいつ入れますか?
高山市の観光公式サイトによれば8時から22時、月・水・金曜日は12時から22時で年中無休、料金は300円程度です。男女別の脱衣場と露天風呂だけの無人施設です。
Q栃尾温泉と栃尾又温泉は同じですか?
別です。栃尾又温泉は新潟県魚沼市にあるぬる湯の湯治場で、読みも「とちおまた」と異なります。岐阜県高山市の栃尾温泉は「とちお」です。