新穂高温泉と平湯温泉、奥飛騨のいちばん奥と入口
同じ奥飛騨温泉郷の五つのうち、いちばん奥が新穂高、入口が平湯。バスの終点と結節点という違いが、そのまま過ごし方の違いになる。どちらも山は見えるが、見える山が違う。

新穂高温泉
岐阜県
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷、蒲田川に沿った奥飛騨温泉郷のいちばん奥にある温泉地。日本温泉協会は「奥飛騨温泉郷最奥の秘湯。登山客やスキーヤーで一年中賑わっている」とし、国民保養温泉地に指定されていると記す。北アルプスの槍ヶ岳や穂高連峰の登山口にあたり、新穂高ロープウェイで標高2156メートルまで上がれる。露天風呂を持つ宿が多い。

平湯温泉
岐阜県
標高1,250メートル、奥飛騨温泉郷の入口にあたる最古の温泉地。約40の源泉から毎分8,600リットルが湧き、最高で90度に達すると観光協会は案内する。武田軍の兵が白い猿に導かれて湯を見つけたという伝説を持ち、上高地・乗鞍・高山へのバスの結節点でもある。
数字で比べる
| 項目 | 新穂高温泉 | 平湯温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 岐阜県 | 岐阜県 |
| 泉質 | 硫黄泉・炭酸水素塩泉・塩化物泉 | 硫黄泉・塩化物泉・炭酸水素塩泉 |
| 東京から | 松本から上高地方面へ抜けるか、高山経由で入る。平湯温泉で乗り換えるバス路線もある。 | 約4時間30分(新宿から高速バス) |
| 大阪から | — | 約5時間 |
| 最寄り | JR高山駅から新穂高温泉行きのバスで約1時間30分 | JR高山本線 高山駅(濃飛バス約1時間)/松本駅からバス約1時間30分 |
| 日帰りで入れる湯 | 新穂高ロープウェイ/新穂高の湯/中尾高原の足湯/平湯温泉 | 平湯温泉バスターミナルに隣接する日帰り施設/日帰り入浴を受け付けている宿 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
位置
新穂高温泉蒲田川沿いの最奥。奥飛騨温泉郷の行き止まり
平湯温泉安房峠の麓、標高1,250メートルの入口
バス
新穂高温泉終点。ここから先は歩くか登るかになる
平湯温泉上高地・乗鞍・高山・松本への結節点
見える山
新穂高温泉槍ヶ岳、穂高連峰。ロープウェイで2,156メートルまで上がれる
平湯温泉乗鞍岳と安房峠の稜線
古さ
新穂高温泉奥飛騨のなかでは新しく開けた地区
平湯温泉五つのうち最も古いと観光協会は案内する
どちらを選ぶか
両方行くなら路線バスで30分ほど。奥飛騨温泉郷は平湯から新穂高へ一本道なので、二泊するなら両方に泊まる組み立てが素直にできる。湯量は温泉郷全体で毎分37,000リットルと観光協会は書いている。
それぞれの宿
よくある質問
Q新穂高と平湯、どちらが行きやすいですか?
平湯です。高山駅からも松本駅からもバスで1時間台で、バスターミナルが温泉地の中心にあります。新穂高は平湯からさらに30分ほど奥に入ります。
Q両方に日帰りで入れますか?
入れますが、移動が行程の大半になります。奥飛騨温泉郷は公共交通の本数が限られるので、時刻表を先に見てから組んでください。