本文へ移動本文へスキップ
Tottori — Onsen Area
岩井温泉(鳥取県)の風景

Photo: 㭍月例祭 / Public domain via Wikimedia Commons

Iwai Onsen

岩井温泉

いわいおんせん

蒲生川沿いに開かれた、1300年の歴史を持つ山陰最古級の温泉。平安初期に宇治長者藤原冬久が難病を癒したと伝わり、頭に手ぬぐいを載せて湯かむり唄を歌いながら柄杓で湯をかぶる奇習「湯かむり」が残る。源泉をそのまま湯船に引き、熱も水も加えないかけ流しの硫酸塩泉。3軒の宿と共同浴場があり、国民保養温泉地。

Quality
硫酸塩泉
Access
JR山陰本線 岩美駅(バス約10分)/鳥取駅からバス約60分
From Tokyo
約4時間30分(羽田から鳥取空港経由)
From Osaka
約3時間

※ 本ページにはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます

岩井温泉の宿を見る(2軒)

岩井温泉は鳥取県岩美町、中国山地から流れる蒲生川に沿った小さな温泉街である。宿は3軒、共同浴場が1つ。穏やかで素朴な情緒に包まれた温泉街で、国民保養温泉地に指定されていると岩美町観光協会は案内している。

宇治長者の湯

1300年の歴史を誇る山陰最古級の温泉だと観光協会は書く。平安初期に宇治長者(藤原冬久)が難病を癒されたという伝説があり、冬久はその後岩井に永住して、温泉で病に悩む人々を助けたと岩美町は伝えている。

湯かむり

岩井には奇習が残る。頭に手ぬぐいを載せ、湯かむり唄を歌いながら柄杓でぽかぽかと湯を叩き、汲んでは頭にかぶる。「湯かむり」と呼ばれるこの風習は江戸時代末期から始まったとされ、少しでも長く湯に浸かり、温泉の効能にあやかるためとも言われていると観光協会は書いている。

温泉の効能に多くあやかるために柄杓で頭から湯をかむることに由来した、岩井独自の入浴方法だと岩美町は説明する。唄の一節に「大阪京都や中国四国に響きわたりし岩井の温泉」とある。

熱も水も加えない

泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉。源泉そのものを湯船に引き、熱も水も加えていない、文字通り源泉かけ流しの湯だと岩美町は書く。一度温まった体は3時間は持続すると言われる。宿の一つは含芒硝石膏泉、50度の自然湧出と案内している。飲めば慢性胃腸病や痔にもよいとされる。

共同浴場「岩井ゆかむり温泉」は、昔から人々に親しまれてきた浴場である。源泉は駐車場の一角にあり、47.6度で湧き、湯船でちょうど適温になる。100%源泉かけ流しで、6時から22時。岩井周辺で「風呂」といえばこの共同浴場のことだと町は書いている。

三軒の宿

温泉街の宿は3軒。創業300年で島崎藤村が泊まった木造3階建ての宿、創業150年の木造3階建てで湯底の松板の真下から湯が湧く宿、そしてもう1軒。どの宿も小さく、湯治場の情緒を残している。

岩美町は浦富海岸の町でもある。日本海の透明な海と奇岩の海岸線で、遊覧船が出る。鳥取砂丘へは車で30分ほど。海と砂丘を見て、山あいの湯に泊まるという組み方ができる。

着くまで

JR山陰本線の岩美駅から岩井温泉行きのバスで約10分、「岩井温泉」で下りて徒歩1分。鳥取駅のバスターミナルからのバスなら約60分。京都から特急スーパーはくとで鳥取駅へ約3時間、鳥取駅から岩美駅へ約20分と宿の一つは案内している。

羽田から鳥取空港へ約1時間10分、空港から車で約30分。車なら大阪から中国道と鳥取道で鳥取ICへ、国道9号で30分。

歩き方

温泉街は蒲生川に沿って小さくまとまり、宿と共同浴場が歩いて回れる。共同浴場で地元の人と湯かむりを見て、宿の湯に戻る。

浦富海岸の遊覧船と鳥取砂丘を昼に回り、夕方に岩井へ。翌日は鳥取市街か、山陰本線で城崎へ抜ける。鳥取と但馬を結ぶ途中の一泊に向く温泉地である。

Day Trip

岩井温泉の日帰り入浴

  • 共同浴場 岩井ゆかむり温泉(6:00〜22:00)
  • 日帰り入浴を受け付けている宿

浦富海岸や鳥取砂丘の帰りに寄れます。共同浴場は6月と11月に休館する期間があるので確かめてから向かってください。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

冬・秋

春夏秋冬
Benefits
神経痛リウマチ婦人病冷え性
所在地Location
鳥取県
泉質Spring Quality
硫酸塩泉
最寄駅Nearest Station
JR山陰本線 岩美駅(バス約10分)/鳥取駅からバス約60分
東京からFrom Tokyo
約4時間30分(羽田から鳥取空港経由)
大阪からFrom Osaka
約3時間

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

岩井温泉のよくある質問

Q岩井温泉の歴史は?
A

1300年の歴史を誇る山陰最古級の温泉と岩美町観光協会は案内しています。平安初期に宇治長者(藤原冬久)が難病を癒されたという伝説があり、冬久はその後岩井に永住して温泉で病に悩む人々を助けたと岩美町は伝えています。中国山地から流れる清流蒲生川に沿った温泉街で、国民保養温泉地に指定されています。

Q湯かむりとは何ですか?
A

頭に手ぬぐいを載せ、湯かむり唄を歌いながら柄杓でぽかぽかと湯を叩き、汲んでは頭にかぶる珍しい風習と岩美町観光協会は案内しています。江戸時代末期から始まったとされ、少しでも長く湯に浸かり温泉の効能にあやかるためとも言われています。唄の一節に「大阪京都や中国四国に響きわたりし岩井の温泉」とあります。

Q岩井温泉の泉質は?
A

カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉で、源泉そのものを湯船に引き、熱も水も加えていない源泉かけ流しと岩美町は案内しています。一度温まった体は3時間は持続すると言われるとしています。宿の一つは含芒硝石膏泉、50度の自然湧出と書いています。飲めば慢性胃腸病や痔にもよいとされます。

Q岩井温泉に共同浴場はありますか?
A

あります。「岩井ゆかむり温泉」は昔から人々に親しまれてきた共同浴場で、源泉は駐車場の一角にあり47.6度で湧き、湯船でちょうど適温になる100%源泉かけ流しと岩美町観光協会は案内しています。6時から22時、6月と11月に休館があります。岩井周辺で風呂といえばこの共同浴場のことだと町は書いています。

Q岩井温泉へのアクセスは?
A

JR山陰本線の岩美駅から岩井温泉行きのバスで約10分、「岩井温泉」で下りて徒歩1分と宿の一つは案内しています。鳥取駅からのバスなら約60分。京都から特急スーパーはくとで鳥取駅へ約3時間、鳥取駅から岩美駅へ約20分。羽田から鳥取空港へ約1時間10分、空港から車で約30分です。車なら鳥取道の鳥取ICから国道9号で30分です。

UPDATED 2026.09.17

Related

似た湯をもつ温泉地