本文へ移動本文へスキップ
Tottori — Onsen Area
三朝温泉(鳥取県)の風景

Photo: Copyright © 2003 David Monniaux / CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons

Misasa Onsen

三朝温泉

みささおんせん

世界有数のラドン含有量を持つ放射能泉。三たび朝を迎えると病が癒えるという名のとおり、湯治場として使われてきた。

Quality
放射能泉・塩化物泉
Access
JR山陰本線 倉吉駅(バス約20分)
From Tokyo
約5時間
From Osaka
約3時間30分

※ 本ページにはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます

三朝温泉の宿を見る(2軒)

三たび朝を迎えると病が癒える——三朝という名は、そういう言い伝えに由来するとされる。

実際にこの湯は、湯治場として使われてきた。一泊で帰る温泉地ではなく、滞在して繰り返し入る場所として発達している。

放射能泉という泉質

三朝の湯はラドンを含む放射能泉である。含有量は世界有数とされる。

放射能泉は、国が定める療養泉の泉質の一つである。通常の入浴で問題となる量ではなく、古くから湯治に使われてきた。三朝には温泉を医学的に研究する施設が置かれ、温泉療法の研究が続けられてきた経緯もある。

湯そのものは無色透明で、入っても特別な感触はない。硫黄泉や酸性泉のような分かりやすさはないが、繰り返し入ることを前提とした湯である。

河原風呂

三徳川の河原に露天風呂がある。無料で開放されており、誰でも入れる。

ただし橋の上や対岸から見える位置にあり、脱衣所も簡素である。混浴で、運用は変わることがある。訪れる前に現地の掲示を確認したい。

川のすぐ横で湯が湧いているという事実を、最も直接に見られる場所ではある。

三徳山三佛寺

三朝温泉から車で20分ほどのところに三徳山三佛寺がある。

断崖の窪みに建てられた奥院、通称・投入堂は国宝である。どうやって建てたのか分かっていないことから、役行者が投げ入れたという伝説が生まれた。

参拝には険しい山道を登る必要がある。服装と履物の検査があり、単独での入山はできない。下から仰ぎ見る遥拝所もあるので、登らない場合はそちらから見られる。

湯治という使い方

三朝は一泊で「入った」ことになりにくい温泉地である。

放射能泉には、硫黄泉や酸性泉のような分かりやすい刺激がない。湯は無色透明で、入っても特別な感触はない。だからこそ、繰り返し入ることを前提に発達してきた。

連泊できるなら、一日に何度か短く入るという形が本来の使い方に近い。長く浸かるのではなく、間を置いて入り直す。宿によっては連泊の献立を変える対応があり、湯治の名残が残っている。

一泊しかできない場合でも、着いてすぐ、夕食前、寝る前、朝と分けて入れば、同じ回数に近づけられる。

山陰を回る

三朝は山陰の東側を回る行程に組み込みやすい位置にある。

倉吉には白壁土蔵群が残り、駅からバスで行ける。鳥取砂丘までは車で一時間ほど。西へ向かえば大山があり、さらに先には出雲がある。

公共交通で回るなら、拠点は倉吉駅になる。車があるなら三徳山や大山まで含めた行程が組める。

冬に行く

山陰の冬は雪が降る。ただし積雪量そのものより、天気が変わりやすいことのほうが行程に響く。

この時期はズワイガニの季節にあたる。鳥取では雄を松葉ガニと呼び、例年11月上旬に漁が解禁される。宿の献立が変わり、料金も上がる時期である。

湯治として使うなら、むしろ人の少ない時期のほうが向いている。

歩き方

JR山陰本線の倉吉駅からバスで20分ほど。大阪からおよそ3時間30分、東京からは5時間ほどかかる。

温泉街は三徳川の両岸に広がり、徒歩で回れる。

Day Trip

三朝温泉の日帰り入浴

  • 公共の浴場
  • 宿の日帰り入浴
  • 河原風呂(無料)

河原風呂は混浴で、川沿いの開けた場所にあります。運用は変わることがあります。

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

秋・冬

春夏秋冬
Benefits
神経痛筋肉痛疲労回復
所在地Location
鳥取県
泉質Spring Quality
放射能泉・塩化物泉
最寄駅Nearest Station
JR山陰本線 倉吉駅(バス約20分)
東京からFrom Tokyo
約5時間
大阪からFrom Osaka
約3時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

三朝温泉のよくある質問

Q三朝温泉は日帰りでも入れますか?
A

入れます。公共の浴場や日帰り入浴を受け入れている宿があり、三徳川の河原には露天風呂もあります。倉吉駅からバスで20分ほど、大阪からはおよそ3時間30分です。ただし湯治場としての性格が強い温泉地なので、滞在して繰り返し入るほうが本来の使い方に近くなります。

Q放射能泉とは何ですか?安全ですか?
A

ラドンを含む温泉のことで、療養泉として国が定める泉質の一つです。三朝は世界有数のラドン含有量を持つとされます。通常の入浴で問題となる量ではなく、古くから湯治に使われてきました。ただし体調に不安がある場合は医師に相談してください。

Q河原風呂には誰でも入れますか?
A

三徳川の河原にある露天風呂で、無料で開放されています。ただし橋の上や対岸から見える位置にあり、脱衣所も簡素です。混浴で、水着の可否など運用は変わることがあります。訪れる前に現地の掲示を確認してください。

Q三徳山三佛寺の投入堂とは何ですか?
A

断崖の窪みに建てられた国宝の建築で、どうやって建てたのか分かっていないことから投入堂と呼ばれます。参拝には険しい山道を登る必要があり、服装と履物の検査があります。単独での入山はできません。三朝温泉から車で20分ほどの距離です。

UPDATED 2026.08.27

Related

似た湯をもつ温泉地