本文へ移動本文へスキップ
Okukinu Onsen — 奥鬼怒温泉郷

奥鬼怒温泉 加仁湯

おくきぬおんせん かにゆ

栃木県日光市川俣、鬼怒川の源流部に建つ全48室の山小屋風の宿。女夫渕から先は一般車が入れないため、4.5キロの遊歩道を1時間20分歩くか、宿の送迎バスで25分の林道を上がる。泉質の異なる5本の源泉を持ち、加温も加水もしない。湧いたときは無色透明の湯が湯船にたまるうちに白や青白く濁り、その濁り方は湯量や気温でその日ごとに変わる。三つの大露天風呂、樹齢600年のシナノキをくりぬいたハラハラ風呂、五つの湯船が並ぶロマンの湯など浴槽は13。

楽天トラベルで空室と料金を見る 宿の公式サイト

※ 本ページにはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます

歩いてしか近づけない宿

加仁湯は栃木県日光市川俣871。鬼怒川の源流部、奥鬼怒温泉郷にある。

女夫渕から先の奥鬼怒スーパー林道は一般車両が進入禁止である。だから、この宿に泊まるには二つの方法しかない。女夫渕から遊歩道を4.5キロ、約1時間20分歩くか、宿の送迎バスに乗って25分の林道を上がるか。

送迎バスは女夫渕発12時、15時、17時30分。日光市営バスの到着を必ず待ってから出発すると宿は書く。チェックインが12時30分ごろと早いのは、この交通事情による。

五本の源泉、それぞれ違う

この宿が持つ源泉は5本ある。黄金の湯、奥鬼怒4号、岩の湯、崖の湯、たけの湯。

宿は平成21年7月27日の分析にもとづいて、5源泉の説明を公開している。いずれも炭酸水素イオン、塩素イオン、ナトリウムがほぼ3分の1ずつバランスよく含まれ、うち4本は硫化水素を含む「硫黄泉-ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)」が主流を占める。pHは弱酸性で、適度な遊離炭酸ガスを含むため血行が促進されよく温まる。

源泉ごとの違いも書かれている。黄金の湯は溶存物質が1リットルあたり1.313グラムで、湧出直後からコロイド硫黄成分によって濁り、殺菌作用も強いので皮膚病にも効く。岩の湯は5源泉のなかで最も溶存物質が多く、炭酸水素イオンの比率が低くて食塩が主成分。たけの湯だけは硫黄分を含まず、炭酸水素イオンが多くて刺激が少ない。

湯守の文章

公式サイトに「温泉に対するご質問・誤解につきまして」という一文がある。湯守の名で書かれたこの説明が、この宿を語るいちばんいい材料になる。

5本とも湧いたときは無色透明で、湯船にためると次第に白や青白くなる。濁り方はその日の湯量や気温、気圧で変わり、加温も加水もしないから季節でも変わる。結果として毎日違う濁り方になる。

湯の花についても、白く浮かぶ日、ひとつが大きい日、黒や灰色に見える日があると書く。年に数人「垢や汚れが浮いている」と言う客がいるが、手ですくって指先でつぶすと匂いがあって汚れとは違うと分かる、と説明を添える。年に数回は湯船が黒くなることもあり、詳しい原因はよく分かっていないと正直に書いている。

温度管理についても同じ調子だ。「源泉かけ流しなので、うまく出来ている日のほうが少ないかもしれません」。2013年2月25日の地震以来、2本の源泉温度が安定していないことも理由だという。五つの湯船が並ぶロマンの湯は、わざと熱い湯船とぬるい湯船を作ってあるとも書く。

硫黄の湯なので銀製品は黒く変色する。湯の花が付いた床と流し込みは大変すべりやすい。効き方は人によるから、体のことで気がかりがあれば入る前に医師に確かめておきたい。

十三の浴槽

三つの大きな露天風呂、男女別の内湯、樹齢600年のシナノキをくりぬいたハラハラ風呂、ロマンの湯、貸切露天の蒼弓の湯など、浴槽は全部で13。いずれからも鬼怒川の源流と対岸の岸壁が見えると楽天トラベルの施設紹介にある。

洗い場があるのは内湯だけ。貸切は50分間で無料である。水着を着られるのは温泉を混ぜたぬるめのプールが一か所だけで、ほかの風呂は単色のバスタオルのみ、湯あみ着と水着は使えないと宿は明記している。

鬼怒沼への拠点

この宿は鬼怒沼湿原へ登る起点でもある。日本でいちばん高い場所にある高層湿原とされ、下山後の入浴が格別だという客が多いと紹介されている。

林道は一般車が入れないので、登山も宿を基点に組むことになる。日帰りで往復できる場所ではない。

着くまで

公共交通なら東武鬼怒川温泉駅が起点になる。日光市営バスに105分ほど揺られて女夫渕で降り、そこから歩いて1時間20分、あるいは送迎バスで25分。

車なら今市ICから国道121号で鬼怒川温泉と川治ダムを経て女夫渕へ。女夫渕に駐車場がある。カーナビには女夫渕が登録できないので、手前の「こまゆみの里」を指定するよう宿は勧めている。金精峠と山王林道は12月上旬から4月末まで冬季閉鎖される。

FAQ

奥鬼怒温泉 加仁湯のよくある質問

Q温泉の泉質は?
A

宿は5源泉について、いずれも炭酸水素イオン、塩素イオン、ナトリウムがほぼ3分の1ずつバランスよく含まれ、うち4本は硫化水素を含む「硫黄泉-ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)」が主流を占めると公開しています。pHは弱酸性で適度な遊離炭酸ガスを含み、血行を促進するためよく温まるとしています。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてください。

Q五本の源泉はどう違うのですか?
A

黄金の湯は溶存物質が1リットルあたり1.313グラムで、湧出直後からコロイド硫黄成分により濁り湯になり殺菌作用も強いと宿は書いています。奥鬼怒4号はほぼ同じ成分で温度と湧出量が違い、岩の湯は5源泉でいちばん溶存物質が多く食塩が主成分、崖の湯は2番目に多く黄金の湯とほぼ同じ組成、たけの湯だけは硫黄分を含まず炭酸水素イオンが多い滑らかな湯だとしています。

Q源泉かけ流しですか?
A

宿は「加温も加水もしませんから、季節によって出す量はずいぶん変わってきます」と書き、温度管理についても「源泉かけ流しなので、うまく出来ている日のほうが少ないかもしれません」と正直に記しています。2013年2月25日の地震以来、2本の源泉温度が安定していないことも理由だとしています。

Qどうやって行くのですか?
A

女夫渕から先は一般車両が入れません。女夫渕から遊歩道を4.5キロ、約1時間20分歩くか、宿の送迎バスで約25分です。送迎バスは女夫渕発12時、15時、17時30分で、日光市営バスの到着を待ってから出発します。チェックインは12時30分ごろ、チェックアウトは10時。帰りの送迎は9時か11時20分以降で、10時台はありません。

Q日帰りで入れますか?
A

立ち寄り湯の営業は終了しました。宿は、日帰りで使う場合は予約制の送迎付き日帰りプランを利用してほしいと案内しています。混雑を避けるため日帰りの送迎は通常行っていないとも書いています。

Similar

似た条件の宿

この宿と共通する条件を持つ、別の温泉地の宿です。並びは共通する条件の数で、順位ではありません。

Compare

奥鬼怒温泉郷をほかと比べる

※ 料金・空室・設備・営業状況は変わります。当サイトが掲載しているのは創業年や建築など変わりにくい情報のみです。 最新の情報は予約サイト、または公式サイトでご確認ください。