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全室和室、十三室
新湯温泉旅館は鹿児島県日置市吹上町湯之浦1194。吹上温泉の宿である。
総部屋数は13室。日置市は「全室和室の落ち着いた雰囲気の中、ご休憩・ご宿泊にご利用ください」と紹介している。
休憩、という言葉が先に来るのが特徴的だ。宿泊だけでなく、日帰りで湯を使いに来る客を前提にしている。地元の人が通う温泉に、旅行者が混ざる形である。
源泉が四本
湯について、宿は具体的な数字を掲示している。
源泉名は吹上4号、25号、26号、28号。泉質は単純硫黄泉。源泉温度は55度。
四本の源泉に番号が振られているのは、吹上温泉全体で源泉が多く掘られているからだ。日置市も「豊富な湯量」と書いている。
楽天トラベルには「ほんわかと硫黄の匂いが漂う当館の温泉は、源泉かけ流しの天然温泉です」と登録している。加水や循環についての記載は見当たらない。
黒い湯の花
この宿がいちばん押しているのが、湯の見た目である。
「豊富な緑色の濁り湯に、珍しい【黒い湯の花】が浮かび、浸かると肌がツルツルし、じんわり身体に浸透していくようなかんじで、とてもリラックスできます」。
湯の花は、湯に溶けていた成分が空気に触れて固まったものだ。白いものが一般的で、黄色っぽいものもある。黒は少ない。
緑の濁り湯に黒い粒が浮かぶ。写真で見るより、実物のほうが妙な迫力がある種類の湯である。
温泉の熱でサウナを焚く
浴場には遠赤外線サウナがあると日置市は書いている。宿の説明はもう少し具体的だ。
「新湯温泉旅館では、温泉の熱と水蒸気を利用したサウナを設けています。旅先で流す汗は格別ですよ!サウナ好きの方はぜひご利用ください」。
電気ヒーターで加熱するのではなく、温泉の熱そのものを使う。55度の源泉が豊富に出ている土地だからできることだ。
水風呂もある。宿は「熱くなったら水風呂で身体を冷やし・・を繰り返していただくと、疲れなく温泉を存分にご堪能いただけますよ」とすすめている。
ひのきの家族湯
大浴場とは別に、貸切の家族湯がある。
宿の説明を引く。「新湯温泉『家族湯』は、小単位でのご利用を目的にした貸切温泉です。グループやご家族でのご利用におすすめです。ご利用の際は、事前にご予約をお願いいたします」。
利用時間は10時から22時、最終受付21時。日置市も「ひのきづくりの家族湯では、ゆったりと大きめの浴槽でおくつろぎいただけます」と紹介している。
予約制なので、使うつもりなら宿泊の予約と一緒に頼んでおきたい。
吹上浜の魚
料理について、日置市は「吹上浜で採れる新鮮な海の幸を中心とした料理が好評です」と書いている。
吹上浜は東シナ海に面した長い砂丘で、宿から車ですぐだ。
山の湯治宿なら山菜と川魚だが、ここは海が近い。硫黄泉に浸かって海の魚を食べるという組み合わせは、薩摩半島の西側ならではである。
大浴場は朝七時から
入浴時間は7時から22時。
朝7時から入れるので、泊まった翌朝に一風呂浴びてから動ける。鹿児島市内まで車で40分ほど、鹿児島空港までは1時間ほどの位置なので、帰る日の朝に使いやすい。
チェックインは15時から22時、チェックアウトは10時までと宿は案内している。チェックインが22時まで取れるのは、遅く着く旅程でも使えるということだ。
吹上温泉 新湯温泉旅館のよくある質問
Qお湯はかけ流しですか
宿は楽天トラベルに「ほんわかと硫黄の匂いが漂う当館の温泉は、源泉かけ流しの天然温泉です」と登録しています。加水や循環についての記載は見当たりません。公式サイトでは源泉名を吹上4号、25号、26号、28号、泉質を単純硫黄泉、源泉温度を55度と掲示しています。
Q黒い湯の花とは何ですか
宿は「豊富な緑色の濁り湯に、珍しい【黒い湯の花】が浮かび、浸かると肌がツルツルし、じんわり身体に浸透していくようなかんじで、とてもリラックスできます」と書いています。湯の花は湯に溶けていた成分が固まって浮いたもので、白いものが一般的です。黒いものは多くありません。
Q家族湯はありますか
あります。宿は「新湯温泉『家族湯』は、小単位でのご利用を目的にした貸切温泉です。グループやご家族でのご利用におすすめです」とし、利用の際は事前予約が必要としています。利用時間は10時から22時、最終受付21時。日置市もひのきづくりの家族湯と紹介しています。
Q日帰りで入れますか
入れます。大浴場の入浴時間は7時から22時です。宿は日帰り入浴の案内を公式サイトに掲げており、タオルやシャンプー、歯ブラシなどのアメニティも用意しています(石鹸は別売り)。
Qサウナはありますか
あります。宿は「新湯温泉旅館では、温泉の熱と水蒸気を利用したサウナを設けています」と書いています。電気で加熱するのではなく、温泉そのものの熱を使う方式です。楽天トラベルの設備情報にも大浴場とサウナの記載があります。
似た条件の宿
この宿と共通する条件を持つ、別の温泉地の宿です。並びは共通する条件の数で、順位ではありません。

岩井温泉 浪漫伝承の宿 明石家
鳥取県創業400年と宿は書いている創業400年と宿が書く岩井温泉の18室の宿。約48度の源泉を何も足さずに湯船へ入れる。総ヒノキの男女別浴室、佐治石を使った庭園露天風呂、貸切露天風呂「森の方舟」と貸切サウナがある。岩美駅から送迎あり。

奥飛騨百姓座敷の宿 藤屋
岐阜県岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根、新平湯温泉のほぼ中央に建つ宿。築二百年の百姓座敷は移築ではなく、実際に百姓座敷として使っていた建物をそのまま使っていると公式サイトは書く。日本源泉湯宿を守る会に提出した調査表では加水も加温も循環もなしと開示している。源泉は一重ケ根温泉1号泉、湧出地の泉温130度を低温泉と混ぜて調整している。貸切露天が二つ、24時間無料。

壁湯天然洞窟温泉旅館 福元屋
大分県大分県玖珠郡九重町大字町田62-1、壁湯温泉の一軒宿。町田川の岸の岩壁にできた洞窟が、そのまま浴槽になっている。宿は300年以上前から自噴していると書く。日本秘湯を守る会の会員で、登録情報では泉質は単純温泉、源泉温度39度、湧出量は毎分1370リットル、加温は貸切湯のみ一部。浴場は五つ。客室は8室から9室の小さな宿で、日帰り入浴も受ける。
※ 料金・空室・設備・営業状況は変わります。当サイトが掲載しているのは創業年や建築など変わりにくい情報のみです。 最新の情報は予約サイト、または公式サイトでご確認ください。
