吹上温泉と指宿温泉、薩摩半島の西と南
同じ薩摩半島の温泉地だが、入り方からして違う。吹上は日置市の平地に湧く単純硫黄泉で、緑に濁った湯に浸かる。指宿は湯に入るのではなく、地熱で温まった砂浜に埋まる。どちらも鹿児島市から車で行ける距離にある。

吹上温泉
鹿児島県
鹿児島県日置市吹上町湯之浦、薩摩半島の西側にある温泉地。湯之浦温泉、伊作温泉とも呼ばれる。泉質は単純硫黄泉で、宿は源泉温度を55度と掲示する。日置市は「硫黄泉(アルカリ性)の豊富な湯量で、天候により湯の色が変化する見た目にも楽しめる温泉です」と書く。薩摩の藩主や西郷隆盛が湯治に訪れたと伝わる。日本三大砂丘のひとつ吹上浜が近い。

指宿温泉
鹿児島県
湯に浸かるのではなく、砂に埋まる温泉。海岸の砂浜が地熱で温められ、300年以上前から砂むし湯として使われてきた。
数字で比べる
| 項目 | 吹上温泉 | 指宿温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 鹿児島県 | 鹿児島県 |
| 泉質 | 硫黄泉 | 塩化物泉 |
| 泉温 | 55℃ | — |
| 東京から | 羽田から鹿児島空港へ飛び、空港から車で1時間ほど。鹿児島市内からは車で40分ほど。 | 約3時間30分 |
| 大阪から | — | 約3時間 |
| 最寄り | JR鹿児島本線 伊集院駅から車 | JR指宿枕崎線 指宿駅 |
| 日帰りで入れる湯 | 吹上浜/湯之元温泉/薩摩焼の里 美山 | 砂むし会館 砂楽 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
入り方
吹上温泉緑色に濁る硫黄泉の浴槽
指宿温泉砂に埋まる砂むし湯
湯
吹上温泉単純硫黄泉。宿は源泉温度55度と掲示
指宿温泉塩化物泉。海岸の砂が地熱で温まる
海
吹上温泉東シナ海側。吹上浜の夕日
指宿温泉錦江湾側。開聞岳が見える
歴史
吹上温泉島津氏が代々湯治に訪れたと宿は書く
指宿温泉300年以上前から砂むし湯として使われてきた
どちらを選ぶか
両方行くなら薩摩半島をぐるりと回るなら、西の吹上と南の指宿を両方通る。半島の外周をたどる旅程で自然につながる。
それぞれの宿
FAQ
よくある質問
Q吹上温泉は北海道にもありますか?
A
あります。北海道上富良野町の吹上温泉は十勝岳の中腹にある露天風呂で知られる別の温泉地です。予約のときは所在地を確かめてください。
Qどちらが鹿児島市から近いですか?
A
吹上です。鹿児島市内から車で40分ほど。指宿は1時間以上かかります。