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Nanjo Yuinchi Onsen — 南城ゆいんち温泉

ウェルネスリゾート沖縄 ユインチホテル南城

うぇるねすりぞーとおきなわ ゆいんちほてるなんじょう

沖縄県南城市佐敷の丘に建つウェルネスリゾート。敷地内で掘削した坑井を源泉とする天然温泉「さしきの猿人の湯」を、ろ過・加温・加水を一切せずかけ流す。太平洋を望む展望風呂、打たせ湯、薬湯、三種のサウナ。貸切湯もある。温泉ソムリエが在籍。朝6時30分から夜23時まで日帰りでも入れて、宿泊者は滞在中何度でも無料。那覇空港から車40分。

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丘の上のウェルネスリゾート

ユインチホテル南城は、沖縄本島南部・南城市佐敷の丘の上に建っている。那覇空港から車で約40分。高台なので、昼は青い空と海、夜は南城市の夜景と星空が見える。

ホテルは自らを「ウェルネスリゾート」と名乗る。温泉、ヨガ、ウェルネスプログラム、プール、キャンプ、バギー、馬遊びと、館内外の活動が並ぶ。そのなかでも中心にあるのが温泉だ。

五千四百万年前の海水に浸かる

温泉の説明が、他ではまず読まない種類のものだ。

施設によれば、温泉水はホテル敷地内で掘削された坑井を源泉とし、地底2,119メートルから1,500メートルの、約500万年前(新生代新第三紀・鮮新世)と約5,400万年前(古第三紀始新世)の異なる時代の地層から湧出したものが、地上に上がるまでに自然にブレンドされたもの。最古の人類である猿人の一種アルディピテクス・ラミダスが生まれた頃の太古の化石海水が含まれている。

「猿人(えんじん)の湯」という名前は、ここから来ている。

塩分は現在の一般海水の8割ほど。ただし海水とはまったく異なる性質もあって、美肌効果に関連があるといわれるメタケイ酸やカルシウム、ヨウ素、鉄、栄養塩類を多く含む、と説明している。

ろ過・加温・加水を一切していない

温泉のページには、ろ過も加温も加水も一切していない、自然の恵みそのままの源泉かけ流しだと書かれている。三つの否定を並べて言い切っているのが印象的だ。

温泉施設がここまで明確に書く例は多くない。沖縄では珍しい天然温泉だと自ら書いているとおり、条件のそろった湯なのだろう。保温効果が強く、太古の植物油やメタケイ酸によってネットリした保湿に優れた美肌温泉が味わえる、とも書いている。

展望風呂、打たせ湯、薬湯

浴場は、高台から太平洋を望む展望風呂が中心。時間帯によって表情が変わる。

肩や背中に湯が落ちる打たせ湯、海を眺めながら手足を伸ばせる薬湯(季節に合わせた薬湯を入れる)もある。

サウナは三種類。男性ドライサウナは2基のストーブが左右で異なる熱の広がりを生み、室温約90度。ロウリュは毎日11時30分、19時30分、21時30分。女性はドライサウナ(約90度、テレビ付き)とミストサウナ(約50度)。水風呂は約18度。

別に貸切湯があり、ソファーとテレビ付きの個室が併設されている。家族で使うのに向く。

温泉ソムリエと入浴の科学

この施設で特徴的なのが、入浴についての説明の細かさだ。

41度10分の入浴で深部体温が約1度上昇すること。医学的には血管内で一酸化窒素が産生されて血管が拡張し、心臓からの血液の送り出しが1.5倍に増えて老廃物を洗い出し、全身の代謝を改善させること。浮力を利用すれば膝が痛い人も歩けること。水中での摩擦抵抗が筋力増強を助けること。

そして温泉ソムリエが在籍している。温泉の知識と正しい入浴方法を習得した人で、声をかければ教えてくれる。ウェルネスリゾートを名乗るだけの中身がある。

一日いられる

温泉館内には食堂「松竹梅」、リラックスルーム、リラクゼーション&スパがそろう。ホテル側にはレストラン「サンピア」、展望ラウンジ(1日1組限定で1.5時間貸切にもできる)がある。

宿泊者は滞在中何度でも無料で入れる。朝6時30分から開いているので、出かける前と帰ったあとの二回入れる。

南部を回る拠点として

南城市には世界遺産の斎場御嶽があり、知念岬公園、久高島へ渡る港、おきなわワールドと玉泉洞も近い。

那覇から40分。観光の合間に寄るというより、ここに泊まって沖縄本島南部を回る、という組み立てが合っている。

この宿を選ぶなら

沖縄で本物の温泉に入りたい人に向く。ろ過も加温も加水もしない源泉かけ流しで、しかも成分の由来まで公開している。

リゾートホテルなので静かな湯治宿の趣はないし、プールやバギーで賑やかな日もある。それでも、沖縄という土地でかけ流しの塩の湯に朝晩入れる場所は限られている。那覇の喧騒から40分離れて、太平洋を見下ろす丘で湯に浸かる。そのために選ぶ宿だ。

FAQ

ウェルネスリゾート沖縄 ユインチホテル南城のよくある質問

Q温泉の泉質は?
A

ホテル敷地内で掘削された南城ユインチ鉱山の坑井を源泉とし、地底2,119メートルから1,500メートルの、約500万年前と約5,400万年前の異なる時代の地層から湧出したものが自然にブレンドされたものだと施設は説明しています。太古の化石海水を含み、現在の一般海水の8割の塩分量、メタケイ酸やカルシウム、ヨウ素、鉄、栄養塩類を多く含むとしています。楽天トラベルの泉質表記はナトリウム・塩化物強塩泉です。効き方は人によるので、気になることは医師に確かめてください。

Qかけ流しですか?
A

施設は「ろ過・加温・加水を一切していない自然の恵みそのままの源泉かけ流し」と明記しています。

Qどんな風呂がありますか?
A

高台から太平洋を望む展望風呂、肩や背中に湯が落ちる打たせ湯、季節に合わせた薬湯があります。サウナは男性ドライサウナ(約90度、2基のストーブ、ロウリュを毎日11時30分・19時30分・21時30分に実施)、女性ドライサウナ(約90度、テレビ付き)、女性ミストサウナ(約50度)の三種。水風呂は約18度です。別に貸切湯があり、ソファーとテレビ付きの個室が併設されています。

Q日帰り入浴の料金と時間は?
A

毎日6時30分から23時(最終受付22時30分)。宿泊者は無料です。日帰りは通常プランが大人2,050円+入湯税150円、小学生1,200円、6歳未満の幼児は無料(大人1名につき2名まで、3名からは小学生料金)。バスタオル一式とリラックスウェアが付きます。タオル持込プランは大人1,850円+入湯税150円で、19時までの受付。ランチブッフェやディナーブッフェとのセット券もあります。

Q温泉ソムリエがいると聞きました。
A

います。施設は、温泉の知識と正しい入浴方法、効果的な利用方法などを習得した温泉ソムリエが在籍していると案内しています。遠慮なく声をかけてほしい、日々のボディーメンテナンスに温泉を活用してほしいと書いています。

Qアクセスは?
A

那覇空港から車で約40分、那覇空港自動車道の南風原北ICから約15分です。那覇空港から路線バス39番で約70分。駐車場は400台、無料で予約不要です。

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