熱海温泉と箱根湯本温泉の違い
東京から最も近い二つの温泉地は、海と山という立地の違いがそのまま過ごし方の違いになる。どちらも日帰りが成立するが、泊まったときに得られるものが分かれる。

熱海温泉
静岡県
東京から新幹線で40分。相模湾に面した斜面に宿が建ち並び、日本の温泉地でも屈指のアクセスの良さをもつ。

箱根湯本温泉
神奈川県
新宿から特急で約85分。箱根二十湯の玄関口にあたり、アルカリ性のやわらかな単純温泉が日帰りでも楽しめる。
数字で比べる
| 項目 | 熱海温泉 | 箱根湯本温泉 |
|---|---|---|
| 都道府県 | 静岡県 | 神奈川県 |
| 泉質 | 塩化物泉・硫酸塩泉 | 単純温泉・硫酸塩泉 |
| pH | — | 8.6 |
| 泉温 | — | 60℃ |
| 東京から | 約40分 | 約1時間30分 |
| 大阪から | 約2時間30分 | 約4時間 |
| 最寄り | JR東海道新幹線 熱海駅 | 箱根登山鉄道 箱根湯本駅 |
| 日帰りで入れる湯 | 駅前の日帰り入浴施設/駅前足湯 | 駅前の日帰り入浴施設 |
| 掲載している宿 | 2軒 | 2軒 |
所要時間は主要な経路の目安です。「—」は当サイトで確認できていない項目です。
性格の違い
立地
熱海温泉相模湾に面した斜面の街。駅前に商店街が集まり、海が見える
箱根湯本温泉箱根二十湯の玄関口。山へ上がる起点で、渓流沿いに宿が並ぶ
湯
熱海温泉塩化物泉と硫酸塩泉。保温性が高く、湯上がりに体が冷めにくい
箱根湯本温泉pH8.6のアルカリ性単純温泉。刺激が少なく肌あたりがやわらかい
東京から
熱海温泉新幹線で40分。金曜の夜に決めて出られる距離
箱根湯本温泉新宿から特急で85分。乗り換えなしで着く
周辺
熱海温泉街そのものが見どころ。昭和の温泉街の変化を歩いて見る
箱根湯本温泉強羅、仙石原、芦ノ湖へ上がる周遊の起点。美術館が多い
どちらを選ぶか
箱根湯本温泉
箱根を回る行程の一泊目にしたい方、やわらかい湯が好きな方。湯本は箱根の入口なので、翌日に山へ上がる起点として使うと無駄がありません。渓流沿いの静かさは熱海にはないものです。
箱根湯本温泉を詳しく両方行くなら熱海と湯本は小田原で乗り換えて電車で40分ほど。海の熱海に泊まって翌日に箱根へ、あるいはその逆という組み方ができます。湯の性格が正反対なので、続けて入ると違いがはっきり分かります。
それぞれの宿
よくある質問
Q熱海と箱根湯本、日帰りならどちらが向きますか?
熱海です。新幹線で40分と近く、駅前に日帰り入浴施設と足湯があります。箱根湯本も日帰りは成立しますが、湯本だけで終えるより山へ上がる周遊と組み合わせたほうが中身が増えるので、泊まりのほうが向きます。
Q熱海と箱根湯本は同じ日に回れますか?
回れます。小田原乗り換えで40分ほどなので、午前に片方で日帰り入浴、午後にもう片方という一日が組めます。ただし箱根側は湯本から先へ上がると時間がかかるので、湯本に絞るほうが確実です。