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Shizuoka — Onsen Area
熱海温泉(静岡県)の風景

Photo: keysasa / CC BY-SA 3.0 via Wikimedia Commons

Atami Onsen

熱海温泉

あたみおんせん

東京から新幹線で40分。相模湾に面した斜面に宿が建ち並び、日本の温泉地でも屈指のアクセスの良さをもつ。

Quality
塩化物泉・硫酸塩泉
Access
JR東海道新幹線 熱海駅
From Tokyo
約40分
From Osaka
約2時間30分

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熱海温泉の宿を見る(2軒)

東京駅から新幹線で約40分。思い立った日に行ける温泉地は、そう多くない。熱海の性格は、まずこの距離が決めている。

一時期は団体旅行の衰退とともに客足が落ちたが、近年は個人客向けの宿や飲食店の入れ替わりが進み、街の雰囲気が変わってきている。

この温泉地の湯

ナトリウム・カルシウム塩化物泉が中心で、硫酸塩泉の性質も併せ持つ。塩分が肌に膜をつくるため、湯上がりに熱が逃げにくい。海沿いの土地で湧く湯らしい性質だ。

源泉が多く、宿によって引いている湯が異なる。海を望む高台の宿と、駅前の温泉街の宿では、湯も雰囲気もまったく違う。

熱海は古くから知られた湯で、徳川家康が入湯した記録が残る。江戸へ湯を樽で運ばせたという御汲湯の話も伝わっている。

日帰りで入る

日帰り入浴施設が多く、駅前から徒歩圏に湯と飲食店が集まっている。半日でも行程が成り立つ数少ない温泉地である。

JR熱海駅の駅前には商店街があり、干物や海鮮を扱う店が並ぶ。足湯も駅前にある。到着してすぐ、帰る直前にも湯に触れられる。

湯以外の見どころ

来宮神社の大楠は樹齢二千年を超えるとされる巨木で、境内の演出も近年整えられた。

MOA美術館は相模湾を見下ろす高台にあり、長いエスカレーターで上がっていく構造そのものが体験になっている。

熱海港から船で25分ほどの初島へ渡れば、同じ日のうちに離島まで足を延ばせる。

熱海が変わったということ

熱海は、日本の温泉地の歩みをそのまま体現している街である。

東京から新幹線で40分という近さが、昭和の団体旅行の時代に熱海を巨大な歓楽温泉地に育てた。海沿いに高層ホテルが並ぶ景観はその名残である。

その後、団体旅行の衰退とともに客足が落ちた。近年は個人客向けの宿や飲食店の入れ替わりが進み、街の雰囲気が変わってきている。

「昔の熱海」の印象で敬遠している人が行くと、思っていた街と違うということが起こる。今どうなっているかを見に行くだけでも面白い温泉地である。

半日で成立する

熱海は、行程を組まずに行ける数少ない温泉地である。

駅前に商店街があり、干物や海鮮を扱う店が並ぶ。足湯も駅前にある。日帰り入浴施設が多く、徒歩圏に湯と飲食店が集まっている。

朝に出て、湯に入って、食べて、夕方に帰る。これで一日が成立する。予定を詰める必要がない。

泊まるなら、初日に来宮神社と温泉、二日目にMOA美術館か初島という配分が組みやすい。来宮神社の大楠は樹齢二千年を超えるとされる巨木で、MOA美術館は相模湾を見下ろす高台にあり、長いエスカレーターで上がっていく構造そのものが体験になっている。

冬に行くという選択

熱海は温暖な土地なので、花の季節が早い。

熱海梅園の梅は例年1月から2月に咲き、日本でも早咲きの部類にあたる。同じ頃、糸川沿いのあたみ桜も咲く。冬に行くなら、この二つが重なる1月下旬から2月が濃い。

熱海海上花火大会は、夏に限らず年間を通じて複数回開かれる。三方を山に囲まれた湾が音を反響させるため、規模の数字以上に迫力がある。開催日は年ごとに決まるので、日程を見てから宿を取るとよい。

夏の週末は最も混む。同じ湯に静かに入るなら、冬から早春のほうが向いている。

坂を計算に入れる

熱海の市街地は坂が多い。

駅周辺と海沿いは歩けるが、MOA美術館や来宮神社へはバスを使うほうが楽である。宿も高台にあるものと駅前にあるものでは、着いてからの動きがまったく違う。

海を望む高台の宿と、駅前の温泉街の宿では、湯も雰囲気も変わる。源泉が多く、宿によって引いている湯が異なるためである。どちらを取るかで一泊の中身が決まる。

歩き方

市内は坂が多い。駅周辺と海沿いは歩けるが、MOA美術館や来宮神社へはバスを使うほうが楽だ。

半日なら、駅前商店街と日帰り入浴、サンビーチの散策。一泊するなら、初日に来宮神社と温泉、二日目にMOA美術館か初島、という配分が組みやすい。

Day Trip

熱海温泉の日帰り入浴

  • 駅前の日帰り入浴施設
  • 駅前足湯

受付時間・定休日・料金は施設ごとに異なり、変更されることもあります。 お出かけの前に各施設の案内をご確認ください。

Data

温泉地カルテ

Best Season

冬・春

春夏秋冬
Benefits
神経痛冷え性疲労回復
所在地Location
静岡県
泉質Spring Quality
塩化物泉・硫酸塩泉
最寄駅Nearest Station
JR東海道新幹線 熱海駅
東京からFrom Tokyo
約40分
大阪からFrom Osaka
約2時間30分

※ 泉質・泉温・pH は代表的な源泉の値です。施設ごとに異なる場合があります。 効能は泉質の一般的な適応症であり、効果を保証するものではありません。

FAQ

熱海温泉のよくある質問

Q熱海温泉は東京から日帰りで行けますか?
A

行けます。東京駅から東海道新幹線でおよそ40分、在来線でも一時間半ほどです。日帰り入浴施設が多く、駅前から徒歩圏に温泉と飲食店が集まっているため、半日の行程でも十分に成り立ちます。首都圏から最も気軽に行ける温泉地の一つです。

Q熱海温泉はどんな泉質ですか?
A

ナトリウム・カルシウム塩化物泉が中心です。塩分を含むため保温性が高く、湯上がりに体が冷めにくいのが特徴です。海に面した土地で湧く湯らしい性質で、冬に訪れるとその効きがはっきりします。

Q熱海の花火大会はいつありますか?
A

熱海海上花火大会は夏だけでなく年間を通じて複数回開催されるのが特徴です。三方を山に囲まれた湾が音を反響させるため、規模以上の迫力があります。開催日は年ごとに決まるため、熱海市観光協会の日程を確認してから宿を取ってください。

Q車がなくても回れますか?
A

回れます。JR熱海駅から温泉街とサンビーチまでは徒歩圏で、MOA美術館や来宮神社へはバスが出ています。市内は坂が多いので、歩く距離を考えるならバスを使うほうが楽です。

Q熱海のベストシーズンはいつですか?
A

冬から早春が一つの狙い目です。熱海梅園の梅は例年1月から2月に咲き、日本で最も早い部類に入ります。同じ頃に糸川沿いのあたみ桜も咲きます。夏は海水浴と花火、秋は気候が安定します。塩化物泉の温まりを体感するなら冬が向いています。

UPDATED 2026.08.27

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